宮古市は、県が公表した最大クラスの津波浸水想定を踏まえ、一階が水没する恐れがある市役所本庁舎の改修に着手することになりました。
東日本大震災津波後に地盤を1.5mかさ上げして整備し2018年に利用開始しましたが、県の想定では一階天井に相当する最大2.92mの浸水が見込まれるため、一階にあるポンプなどの電気・機械設備を二階以上に設置することになりました。
県内では宮古市以外にも8市町村で庁舎の浸水が見込まれており、それぞれ検討中だそうですが関連するこちらの句もご覧ください。
宮古市は、県が公表した最大クラスの津波浸水想定を踏まえ、一階が水没する恐れがある市役所本庁舎の改修に着手することになりました。
東日本大震災津波後に地盤を1.5mかさ上げして整備し2018年に利用開始しましたが、県の想定では一階天井に相当する最大2.92mの浸水が見込まれるため、一階にあるポンプなどの電気・機械設備を二階以上に設置することになりました。
県内では宮古市以外にも8市町村で庁舎の浸水が見込まれており、それぞれ検討中だそうですが関連するこちらの句もご覧ください。
リンクを貼っていただき、感謝いたします。
11年前の大震災後の対応も、自治体によりかなりの差があると思いました。
今年、岩手県が公表した最大クラスの津波浸水想定の反応を伺うと、さらに温度差が広がったようですね。
そんな中、宮古市の市役所本庁舎では一階が水没する恐れが出て、電気・機械設備を二階以上に設置する対応を取るとのこと。
重量物を二階以上に設置するには、建物の耐荷重を高める必要があり、建築コストがかさみます。
そこで、マンションなどでのユーティリティー設備は、地下か一階に置くのが常識になっています。
市役所は住民の生命を守る上での最重要設備ですから、コストアップを承知の上で対応せざるを得ないのでしょう。
もっと早く知っていたならと、恨み節が出そうな津波浸水想定でしたね。
ところで、今月初めに三陸海岸を気仙沼市まで行ってきました。
私にとって、大震災前にも後にも初めての場所でしたが、とても大きな防波堤が続いていたのが印象的でした。
このような大きな防波堤を築いても、それを上回る津波の危険性があると言うことなのでしょうね。
自然の脅威の大きさを、あらためて感じさせていただきました。
県の公表が遅かったとへの恨み節も分かりますが、公表するまでの検討に時間がかかったの肯けます。
復旧は待ったなしもその通りで今回の公表まで復旧工事は手をこまねいている訳にはいかなかったということだと思いますし、どのような堅固な構造物を設けたとしても、先ずは逃げること大切だ、ということかと思います。
Shuさんは勤務の関係で仙台市に住んでおられたと聞いておりましたが、気仙沼市は今回初めて訪れられたのですね。
海が見えないほど高い防潮堤に驚かれたと思いますが、県内の市町村でも海が見えなくなることに賛否が渦巻き、苦肉の策として所々に海が見える窓を設けた所もあるようです。