山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

鞍掛山(今年の山初め)

2020-06-03 17:15:39 | 旅行

 新型コロナウイルスの影響で自粛していた山歩き、今年の山初めにと登った鞍掛山は標高897.1m、歩行距離6.5㎞、累積標高差+380m-380mであり、初心者でも楽に登られます。

 見出しの山は目の前にそびえる岩手山(2038.2m)で、鞍掛山は岩手山の格好の展望台なのです。

登山口にはキャンプ場の利用についての掲示、県外からの方にご遠慮願っています。

松林の中を進みます。

マイヅルソウ、エンレイソウ、ナルコユリ、チゴユリなどを見ながら、緩やかな登山道を進みます。

マイヅルソウ

エンレイソウ

ナルコユリ

チゴユリ

歩きにくいところも整備が行き届いています。

ここを辛抱すればすぐに平坦になります。

展望が得られる場所で小休止、レンゲツツジが咲いています。

薄っすらと早池峰山が見えます。 

少し歩くと急降下して沢を渡り急登しますが、距離が短いので苦になりません。

登り切れば、カタくリひロバ、このカタカナとひらがなの混合は何でしょう?

勿論早春の花なので見られません。

少し歩いたら大きな木が立っており、『くらかけ大ブなばあば』のプレート、今度は漢字も混じりました。

やや勾配がきつくなりましたが良く整備されています。

ヤマツツジのつぼみが目立つようになり、開花している花もありました。

レンゲツツジとは葉の様子が違います。

 

数は少ないですがシラネアオイも咲いています。

ツクバネソウも目立たないですが咲いています。

山頂直下の階段、この山最大の難所、といっても短いので疲れる前に登りきります。

少し歩いて視界が開けたと思ったら山頂、こんなに近かったかなと思うほど楽でした。

10時15分では昼食には早すぎるのですが、小腹が減ったのでおやつにとパンを食べました。

 深田久弥氏が好きだったという『あんぱん』昔ながらの『あんぱん』は見つけかねて、このようなものを持参しましたが、ドーナツ粒あんは持ち帰りました。

10時44分、別のルートを下山開始。

直ぐに急降下が始まりますが、滑ることもなく歩き易かったです。

急降下を振り返ります。

10分ほど我慢すれば、驚くような、ほぼ平坦な場所を歩くようになります。

こんなに緩やかで、登山口にたどり着けるのかと不安になります。

花も少なく、展望も得られず、つまらないですが日差しが遮られるので暑い時は良いと思います。

そんな中で見つけたのがキタマムシグサ。

登るときのコースに合流です、右のほうに登って、左の方から下りてきました。

 11時57分、無事に登山口に到着しましたが、バッテリーが切れたため写真はありません。

 話しかけられたり、話しかける時着けようとマスクを持参しましたが、その機会はありませんでした。

 広くない山頂は込み合う時は三密に近い状態となりますが、30分ほどの滞在時間で最大10名ほどの方々と一緒でしたし、登山道ですれ違う時でも適度な距離を保ちつつ『こんにちは』を交わしあいました。

 何回か登った鞍掛山をトレーニングのつもりで覚悟して歩きましたが、これまでで一番楽に歩くことが出来たのは、冬の間断捨離のために行った階段の昇り降りや、物置までの反復歩行がトレーニングになったと思います。

 これで次への思いが強くなりましたので、健康を維持しつつ楽しみたいと思います。

 

 

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ソユーズの狭い座席と決別し

2020-06-03 06:41:26 | 時事川柳

 アメリカの民間企業スペースXがNASAの飛行士2人を乗せた新型の宇宙船「クルードラゴン」を打ち上げ、国際宇宙ステーションに到達させました。 

 新型コロナウィルスで大変な時に『新型宇宙船でもないだろう』と思いましたが、大統領選挙を控えているトランプ氏が、米国の有人宇宙開発の実力を誇示するため、力を入れているのだと想像しています。

 意外だったのが、スペースシャトルが退役した2011年以降、米国は飛行士を国際宇宙ステーションに送るため、ロシアのソユーズ宇宙船の座席を購入して賄っていたことです。

 このことで、米国は肩身の狭い思いをしていたのだろうと、ソユーズ宇宙船の座席を狭いと断定してしまいましたが、ロシアからの抗議が心配です。

 もっと意外なのが、1969年7月20日米国のアポロ11号が月面に着陸し、アームストロング船長らが人類史上初の月面に着陸したその後です。

 アポロ計画が順調に進んでいれば、いまごろ沢山の地球人が月で暮らしており『お地球見』を楽しんでいるのではないでしょうか。

 

さて、平成27年の秀逸です。

・復興は国と被災地てんでんこ

 記録には「震災から四年経ち、復興の実感遠い被災地と、補助金を打ち切ると言う国」とありました。

 酷い話ですね、掲載日3月13日当時の復興大臣がどなただったのか、調べてみたら3代目の竹下亘さんでしたが殆ど覚えておらず、現在は10代目の田中和徳さんでした。

 復興大臣が変わるたびに視察に来るので、その対応のため地元自治体の首長さん以下職員各位は大変迷惑していたことを思い出しました。

 繰り返し大きな津波被害を受けてきた三陸地方には、「大きな地震が発生したら肉親のこともかまわず、てんでんばらばらに高台に逃げて自分の命を守れ」という意味の『津波てんでんこ』が言い伝えられております。

 

・液晶より手書き懐かし停車場に

 記録には「盛岡駅に新入生、新社会人を励ます手書きのメッセージを、掲示しました」

 新年度早々の4月8日の掲載ですから、通勤・通学で盛岡駅を利用するようになった若人に対して、液晶の文字があふれている駅構内で、駅員さんの手書きによる粋なことを行いました。

 岩手県渋民村出身の石川啄木の歌『ふるさとの 訛りなつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく』を意識しながら詠んだもので、啄木の歌の舞台は上野駅です。

 

次は、平成27年の代表句(自薦)です。

・山笑い早苗も笑う概算金

 記録には「米の買い取り価格が増え、米農家が喜んでます」とありました。

 その年のコメの買い取り価格は田植をしたころに決まることをこの時知りましたが、例年にない高価格だったことが記事になったのだと思います。

 俳句だとすれば『山笑う』は春の季語で『早苗』は夏の季語なので、夏井いつき先生の評価は『才能なし』なのかもしれませんね (笑)

   ~続く~

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