S2000奮闘記

スポーツカー偏愛録。
S2000のメンテナンスノート。

2019年 S2000ぶらり旅「岩手県遠野市&釜石市&一関市 編」

2019年05月04日 | 周遊紀行 / 北海道&東北地方
2019年 5月 4日(土)
北上市のホテルを出て遠野市を目指してドライブ。
信号機が見当たらない山道を抜けて行く。
見渡す限り山ばかり。
大自然の中の Long And Winding RoadをS2000で駆け抜ける喜びを久しぶりに噛みしめる。


途中、立派な桜並木と出会う。
もう少し早い時期に来ていたらもっと素敵な風景を楽しめたかな。





雲一つない青空で気持ち良かったが照りつける日差しは初夏を思わせるような暑い日差し。
帽子は必需品。
季節の移り変る早さがとても速く感じる今日この頃。。。



遠野市で用事のある同行人を下ろして、 「やっと自由になれた」と心の声は隠して 単独行動になったので、釜石市へ行ってみることに。
iPhoneの地図アプリに道案内を任せて山道をひた走る。
何処を走っているのか?どの道に出たのか?自宅に戻ってから思い返してみても分からないであろう、そんな感じで走っていたら
無事に到着(笑)。。。


初めての釜石市。
市街地に入ったときに「過去の津波浸水区間 ここまで」という標識が見えた。
釜石市も東日本大震災で1,000人以上が亡くなるなど大きな被害を受けたことを思い出す。
街のところどころには「津波がこの高さまで来た」という印が付いていて、見つける度に言葉に出来ない感情が心の中で渦巻く。
到着した魚市場は、あの震災があったことを感じさせないくらいに綺麗な建物が建っていた。



S2000 ODO 192,350km
出発から 479.4km


目の前には穏やかな海。
あの日、ニュースで見た凶暴な津波が想像できないほど静かで綺麗だった。




昼食を食べようと「釜石魚河岸テラス」へ移動。

釜石魚河岸テラス
岩手県釜石市魚河岸3-3
Tel.0193-27-5566
ホームページ https://uogashi-terrace.jp



どこのお店も沢山の人が並び、待ち時間は1時間以上でした。
大盛況の混雑ぶりを目の当たりにしても、気分はちょっと嬉しい。
復興が確実に進んでいる証拠だから。
並ぶのは大変だけど眺めの良いテラスがあるから順番待ちをしていても飽きは来ないかな。
それは次回の楽しみにして、釜石駅の方へと移動してみた。



駅周辺を散策してみても食事処はどこも人でいっぱい。
休日にランチ難民になりそう。。。
そんな一抹の不安を抱えながら、駅の隣にあるシープラザ釜石へ。
駅ビルの中にある「ポワッソン・ブラン」というお店に何とか入れてもらいました。
店内は混雑していたので迷惑はかけまいと「時間は気にしないので注文は最後で良いですから」と伝えて
しばし、ひとりでの時間を過ごす。


お店は洋食屋さんで、人気のメニューは「焼きチーズカレー」でしたが
海の街まで来たので海鮮丼を注文。海の幸を楽しみたいし。
しこの海鮮丼は、その日の仕入れによって載る具材が変わる新鮮な一品とのこと。
「気を使わせてごめんなさいネ」と親切なオバちゃんが運んできてくれた海鮮丼に舌鼓を打つ。
当たりでしたナ(自画自賛中)。




美味しかったです。御馳走様でした


洋食レストラン ポワッソン・ブラン
岩手県釜石市鈴子町22-1 (シープラザ釜石内)
Tel.0193-31-1195
食べログ https://tabelog.com/iwate/A0304/A030402/3001773/



食後はお土産を購入しながら館内を散策。




3階はラグビーカフェに。
2019年はラグビーのワールドカップの会場の一つに釜石市もなっている。



駅周辺を歩いて散策していたら、 恐怖の呼び出しが お迎えのお電話が
  けたたましく鳴り響いたので 鳴ったので(笑)、遠野市に戻ることに。。。



同行人を乗せて一路、一関市へ。
朝来た道を途中まで引き返し綺麗だった桜並木を抜けて、標識の一関市を追ってアクセルを踏み込む。




岩手の大自然の中を颯爽と走る。
信号もほとんどない県道をひたすらと一関市へ向かう。
普段は仕事でも使っているけど、最近は故障を気にして思いっきりアクセルを踏み込むのを躊躇っていたが、今日はご愛嬌!






日が暮れてもまだ到着せず。岩手県は広い!



19時を回る頃、滑り込むようにして一関市のホテルへチェックイン。

一ノ関駅まで出て、夕食を食べることに。
出掛けた先は、お餅料理の「ふじせい」。


一関地方は餅料理が伝統食。
仙台藩(伊達家)が統治していた影響の名残りらしい。
旅をしたらその土地の「地の物」を頂くのも楽しみの一つ。


料理が来る前に「地酒の飲み比べセット」を注文。
左から「花ぎんが」、「有壁(ありかべ)の隠し酒」、「地主町(じじゅうまち)」というお酒。
「花ぎんが」は一関市のお酒。ほのかな香りの辛口大吟醸とのこと。すっきりとした味わいで美味しかった。
「有壁の隠し酒」は宮城県栗原市のお酒。おだやかな香り、まろやかな味わい、純米吟醸の風格あるお酒。料理との相性もよく、食中酒としてもおすすめとのこと。食中酒としてお勧めで書かれてたこともあって、とても飲み口の良いお酒。
「地主町」は一関市のお酒。一関の旧繁華街の地名が付けられたお酒。アルコール度数17度。原酒に近い大吟醸酒とのこと。ザ日本酒という感じで存在感のある味。


空きっ腹に日本酒を流し込んだら名物の「元祖 ひと口もち膳」を頂くことに。

(写真、左上から)
上段「しょうがもち」、「あんこもち」、「納豆もち」
中段「ごまもち」、「大根おろし」(口直し?)、「くるみもち」
下段「えびもち」、「ずんだもち」、「じゅうねもち」
手前右「お雑煮椀」


色々な種類を少量でたべれたので飽きずに楽しめました。
美味しかったです。ご馳走様でした


三彩館ふじせい
岩手県一関市上大槻街3-53
Tel.0191-23-4536
食べログ https://tabelog.com/iwate/A0303/A030301/3000928/


食後は、ちょっと飲み足らなかったので近くの居酒屋の暖簾をくぐったら満員御礼でお断り。。。
諦め切れずチェーン店?の居酒屋でビールを頂いくことに。
東北地方では有名な大衆居酒屋らしい。

かに味噌甲羅焼き。

釧路風たれザンギ。

でっかいつくね串。


いろはにほへと 一関駅前店
岩手県一関市駅前40
Tel.0191-31-8772
食べログ https://tabelog.com/iwate/A0303/A030301/3001134/


隣の席のタバコの臭いに嫌気が差して早々に退散。。。
どうやら小学校の先生の集まりみたいだったが。。。
ホテルに戻り、早めの就寝。
明日に備えることに。


S2000ぶらり旅「 真助 2014.7.21編 」





















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