S2000奮闘記

スポーツカー偏愛録。
S2000のメンテナンスノート。

シューマッハ、引退。

2012年10月04日 | 雑記
2012年10月 4日(木)
ミハエル・シューマッハ選手の二度目の引退が発表されて、驚きました。
ハミルトン選手のメルセデス移籍が発表になってから気になっていましたが、やはり噂になっていたザウバーへの移籍は無かった様です。

昨年の鈴鹿サーキットでLiveで観れたシューマッハ選手の走りに感動したのを覚えている。
今年のグランプリを観ていてもまだまだ走れそうだから惜しい気もする。
でも本人が決めた事だから、いちファンとして受け入れなければならない。
一度目の引退の鈴鹿も、今回の引退の鈴鹿もテレビ観戦になるのは残念。
たくさんの興奮と感動をありがとう。

現在に残る鈴鹿のコースレコード「1分28秒954」。
2006年フェラーリで記録された孤高のタイムは、いまだ破られてはいない。


「シューマッハ「今回は永遠の引退になるだろう」/引退発表コメント全文」
TopNews 10月4日(木)23時25分配信

今回の件について僕の考えを少しばかり説明をすることは大した驚きではないだと思う。今季限りで引退することを決めた。

僕は今でも現役のトップドライバーたちと競い合うことはできる。だけど、いつか(現役に)別れを告げてもいい時がやってくる。それを僕は今シーズンにやるんだ。そして今回は永遠の引退になるだろうね。

最近は現役を続行するためのエネルギーとモチベーションが自分にまだ残されているか分からなかった。100パーセント満たされた状態じゃないのに何かをやるってのは、僕のスタイルじゃないんだ。今日の決定で、それらの疑念から解放された。それに、勝利を目指して戦うための野心や、運転するよろこびは競争力が源になっているからね。

ワールドチャンピオンを賭けて戦えるようなクルマを造り上げるという僕たちのゴールを達成できなかったのは確かなことだ。でも、僕は自分のキャリア全体で成し遂げたことに、とても満足していることも確かなことだ。

過去6年の間に、僕自身のことをたくさん学んだよ。例えば、(物事の)肝心なことを見失わないままで、自分を解き放つことができるんだってこととかね。見失ってしまうことは、勝つことよりも困難であると同時に、たくさんのことを教えてくれることがある。F1にデビューして間もないころは、この考え方を見落とすこともあったよ。

でも、自分が愛してやまないことをやれるという事実に感謝をしなくちゃいけない。そうやって信念と共に生きるべきだし、僕はそれができたんだ。

ダイムラー、メルセデス・ベンツ、チーム、エンジニア、そしてメカニックの全員が、この数年間、僕を信頼してくれたことに感謝したい。同時に、すべての友人、パートナー、そしてモータースポーツで僕を長年支えてくれた関係者にもお礼を申し上げたい。

そして何よりも、(妻の)コリーナと家族がいつも僕を応援してくれていたことに感謝したい。僕に自分の信念とともに生きる自由を与えてくれたと同時に、僕とよろこびを分かち合ってくれた。本当に特別なことだよ。

これからは今シーズンが終わるまでの残りのレースに集中して、皆さんと一緒に楽しみたい。楽しもうじゃないか。ありがとう。

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