東日本大震災から一年と一ヶ月

２０１２年　４月１１日（水）
震災から一年と一ヶ月が経ちました。

ニュースを見ていてもまだ心が痛む報道が続く。
今日は石巻市の漁師の話が出ていた。
震災で船を流された漁師の失業が続き、名物の海宝漬けの材料の漁獲高が減っているとのこと。
漁に出たくても船を買う資金が無いのでどうすることも出来ないと苦悩する漁師のお父さん。
涙を浮かべながら海を見つめる横顔を映し出すカメラ。
テレビの電波を通して痛いほどその悲痛な気持ちが伝わってくる。

「本当にこの国には裏切られた」
震災から一年が経った先月の11日に報道番組でキャスターの古館伊知郎氏とゲスト出演していた長渕剛氏が言った言葉が脳裏に浮かぶ。
取り付かれたかの如く消費税増税法案を国会に通すことだけに心血を注ぐ野田総理。
確かに大切なことかも知れないけれど、一年経っても被災地は何も変わらない。
被災地救済、東電の補償問題と放射能の風評被害・・・増税の前に問題は山積み。
放射能の風評被害も思っていた以上に甚大で根深い問題。
国会を岩手、宮城、福島、茨城、栃木と開催地を移動しながら開いてみれば議論の内容も変わるかもネ。つまらない野次も減るかな。
自民党から民主党になればこの国の政治も少しは変わるだろうと期待していた国民の淡い願いも消えて亡くなったみたいだ。
この国の政治家は冷たい。


S2000とは関係のない話ですね。
乱筆乱文ですが、自分への戒めと思って綴っておきました。
自分の非才浅学が嫌になる。
明るい未来が訪れます様に・・・。

東日本大震災から一年