はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

西陣あたりを歴史散歩しました(3)

2018-12-26 18:05:05 | 京都をぶらり
西陣を散策しています。千本通の釘抜地蔵から少し南にやって来ました。

京漬物の近為があります。千本通を挟んで向かい側には五辻の昆布屋さんもあります。どちらも明治時代から続く老舗です。



渋い街並みを眺めながら五辻(いつつじ)通を西に進みます。



千本釈迦堂に到着しました。報恩寺というお寺ですが、千本釈迦の名で親しまれています。



千本釈迦堂の大根だきは有名で12月7・8日は大変な賑わいだそうです。



おかめ桜も有名ですが、この時期はこんな感じです。



千本釈迦堂は応仁の乱の際、西軍の本陣になったところです。応仁の乱で他の堂は失われましたが、本堂だけが奇跡的に残りました。1227年に建てられた京都で最も古い木道建造物です。道内の柱には、応仁の乱の時の刀傷が残っています。



さらに西に進んで上七軒にやって来ました。ここは京都五花街の一つです。



室町時代に北野天満宮の再建の際に残った資材を使って7軒の茶屋を建てたのが「上七軒」の由来だそうです。



毎年春になると上七軒歌舞練場で「北野をどり」が上演されます。一度見て見たいものです。



「五つ団子」の紋章を下げた花街らしい格子戸の街並みがつづきます。



花街には縁のない人間ですが(ランチを食べられるお店もあります)、街並みを見て歩くのは楽しいです。



何年か前に電柱を撤去し、石畳を敷いてこんな景観になったようです。北野天満宮の東門が見えて来ました。西陣の散策もここまでとします。



※訪問日 2018.12.21


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4 コメント

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Unknown (takayan)
2018-12-26 19:23:58
こんばんは。
上七軒の石畳、日陰が作り出す落ち着いた町家の風景が素晴らしいです。
五辻の昆布屋さん、千本釈迦堂にも行ったことがあります。
takayanが行ったのも、おかめ桜は咲いていない時期でした。
あの枝垂れ桜が咲く時に、訪ねてみたいものです。
大工の棟梁の妻だった、おかめの物語が有名ですね。
上棟式には、大黒柱にお多福の面と扇の飾り物をする風習がありますが、
この物語から出来た風習なのかも知れませんね。
50年以上を過ぎた自宅の屋根裏にも、
上棟式での飾り物が、今も残っていると思います。
京都では大根焚のことをダイコダキと言いますが、
takayanの地域でも昔から同じ言い方をします。
今日は1.5.7.9.12番がお気に入りです。
特に9番が良いと思いました。
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Unknown (よっちん)
2018-12-26 20:06:00
上七軒に「ふた葉」という
美味しいうどん屋さんがあるんです。

「けいらんうどん」「のっぺいうどん」
「衣笠丼」といった
京都ならではの料理が
美味しいんですよ。

応援ぽち
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Unknown (はりさん)
2018-12-26 21:22:25
takayanさん
こんばんは。
この日は午前中は素晴らしい天気で
光と影がはっきりし過ぎて撮影に苦労しました。
いつも晴れて欲しいと願っているのですが(笑)
上棟式にはそんな風習があるのですか。
知らなかったです。
takayanさんのお家の屋根裏にも
そんな風習が生きているのかもしれませんね。
ダイコダキは一度行ってみたい行事です。
今日もたくさんのお気に入りありがとうございます。
9番は慌ててシャッターを切ったんですよ(笑)
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Unknown (はりさん)
2018-12-26 21:26:46
よっちんさん
こんばんは。
「ふた葉」ですか。
それは、気がつきませんでした。
ちょうどお腹が減っていて
何軒かのメニューを見たのですが
ちとお高かったのでやめました。
京都ならではの「うどん」が食べたかったな。
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