9日は、息子のメンタルクリニックの日でした。
この日のカウンセリングは、息子が50分、私は久々に10分程。
「最近の様子はどうでしょうか?」
「調子の悪い日が多いです。
先週は、一日だけ登校しました。
波があって、ほとんど起きられない日もあれば、朝から5科目の実力テストを受験する日もあったりです。
頑張りたいという気持ちはすごく見られるのですが、体というか心が付いていかない感じで・・・。
12月中に進路を決めないといけないので、それもあって、不安が強いのかもしれません。
『高校に行けば、環境も変わって良くなる』って、よく言われますが、本当にみなさん、良くなられているのでしょうか?』」
「そうですね。
確かに、環境が変わって、そこが自分に合っていれば、良くなられる方は多いです。」
「合わなかったら、良くはならないってことですよね。
私は、通信制の方が無理なく通えていいのかなと思っているのですが、本人はそう思ってない感じがします。
毎日通えるのか?、1時間以上かけて電車通学が出来るのか?、とも思うし、どこを選べば通えるのだろうと?と不安で、私の不安が伝わっているのかもしれません。」
「そうですね。
『環境が変わってしまうのが不安。』
だと言っていました。
それに、本人も迷っているのだと思います。
『お母さんがよく考えてくれてる。』
と言って、ここの高校はこうだけど、こうなんだとか、いくつかの高校のメリットとデメリットを話してくれました。」
「私が高校の話をすると、すぐ『うわ~っ!』となって、『今は話さんといて!』って言うし、パンフレットも全然見ようとしないので、調子が悪くなるから、高校の話はしない方がいいのかな?、でもタイムリミットが迫ってるいるし、どうしたものかと思っていたのですが、私の話したことは頭に入っているのですね。」
「しっかり言語化できていますので、よく分かっていると思います。」
「あとは、本人に任せるしかないのでしょうか?
どこを選ぶかによって、良くなるか悪くなるかって思うと、不安で仕方がないのですが・・・。」
「様子を見つつ、話し合ってください。」
そりゃそうですよね。。。
診察では、息子は、
「調子が悪いです。」
と。
「どんな感じですか?」
と、聞かれ、
「普通のことをするのがしんどい。」
と。
「新しい薬(ランドセン錠)は飲まれましたか?」
「一回しか飲んでないけど、飲んだときは楽になりました。」
「そう、じゃあ、今回は出さなくていいね。
次のカウンセリングは3週間後ですね。
お待ちしています。」
エチゾラム錠も余ってきているので、今回は「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠」のみ処方されました。
進路を考えるストレスは私も相当感じていますが、初めてのことが不安で仕方がない息子のストレスはその比じゃないのでしょう。
少しでも不安を取り除いて、息子が通えそうな学校を探すためには、息子と一緒に学校見学やオープンスクールに参加するしかないのかな。