10月になって、通信制高校の後期の授業が始まりました。
学校へ行くということが、息子にとってはものすごくハードルが高くて、後期の授業が始まる随分前から緊張状態になり、すでにぐったり疲れてしまっていました。
何をそんなに緊張するのか、息子に聞くと、
「何かが起こりそうな気がする。」
と、言うのです。
「高校は、自分なんかが行くところじゃない。」
「みんなの目が怖い。」
と・・・。
不安そうな息子を見ると、「今はまだ高校に通う時期じゃないのかな?」と思うこともあるのですが、せっかくここまで頑張ってきたのだから、なんとか卒業して、成功体験を積んでほしいです。
私も付き添っての登校。
初日の1時間はなんとか受講できましたが、その後2週間程調子が悪くなり、授業もサッカー部の練習さえも行くことが出来ませんでした。
もちろん、レポートをやろうという気力もありません。
とにかく疲れてしんどくて、頭が動かないのだそうです。
昨日、
「頑張ってみる。」
と、息子が言うので、再び登校。
高校に着くまでの最後の信号を渡る直前、
「やっぱり無理!」
と、息子の足が動かなくなりました。
「だいじょうぶやで!
せっかくここまで来たんやから・・・。
座ってるだけでいいし、本当に無理やと思ったら、すぐ出といで。」
そう言って、信号を渡ろうと息子を促しました。
授業は、世界史の1時間だけ。
息子は、最後まで授業を受けて、疲れ切ってはいましたが、一言、
「世界史は面白いからまだいいねん。」
と・・・。
面白かったんや!
そう思えただけ良かった!!
またもや前途多難な予感はしますが、一歩また一歩、二人三脚で進んでいくしかありません。
目標は卒業です!