やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

頑張りすぎないで・・・2

2015年06月26日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

息子は、最近、「音」がすごく気になるらしく、自分の声の感じが普通かどうか、よく聞いてきます。

 

また、3DSの音量も気になるらしく、完全に消しているにもかかわらず、

「本当に消えてる?だいじょうぶやんな!」

と、私に聞きながら、何度も何度も音量を下げる動作をします。

 

また、何かにつけて、

「これでいい?本当にこれでいいの~?」と、何度も確認してくるのです。

 

例えば、サッカーのゲームで、2対1で勝った時は、

「1点入れられたけど、いいやんな。この勝ちって悪くないやんな」と、言うので、

「勝ったんやろ。勝てばいいやん!」と、私が言っても、

「ほんまに? ほんまに悪くない? 勝ちは勝ちと思ったらいい?」と、聞いてきます。

 

また、6時から宿題しようと自分で思っていたのを、これまた自分で7時に延ばした時には、

「別にいいよ」と、私が言ってるのに、

「ほんまに? ほんまにいいの?」と気になる様子なので、

「そんなに気になるんやったら、先に宿題してしまったら!」と言うと、

「そういうこと、聞いてるんやない。ほんまのほんまにいいやんな~!」と、しつこく聞いてきます。

 

「いいって言ってるやろ!!」

と、思わず怒鳴りたくなる時もありますが、聞いているだけの私がこんなにイライラ・うんざりするなら、不安で確認せずにはいられない本人は、本当にしんどいだろうなと思います。

 

薬が効かないのでしょうか?

いや、薬だけではダメなのでしょう。

息子が不安になる根本の原因が分かれば、対処の方法もあるのに・・・。

 

学校の担任の先生や通級の先生に息子の様子をたずねても、どうしてもゆっくりペースで人より時間はかかるものの、彼なりに本当に頑張っているらしく、問題があるようには見えないそうです。

 

また、確認を求めるのは私にだけで、主人にもありません。

息子がしんどそうに見えているのは、私だけなのでしょうか。

 

24日に子育て相談がありました。

毎月1回子育て総合センターに親子で通っていて、私が相談にのってもらっている間、息子は、セラピストさんに遊んでもらったり、話を聞いてもらったりしています。

 

相談室の先生は、息子は、表面的には問題なく頑張れているけど、自分でも気づかないうちに、自分の限度を超えるぐらい頑張り過ぎていて、息子の心が悲鳴をあげているのかもしれないと言われました。

 

サッカースクールの体験の話をすると、幼児ならともかく、9歳の男の子が突然電池切れになって動けなくなるのは、自分で自分のことが把握出来ずに、自分の限界を超えて無理しているからじゃないかと言われました。

息子が、喜々としてサッカーをトレーニングする様子と息子の体からのサインには乖離がありすぎるので、自分で自分のことが分からないからこそ、親はもちろん、先生方にも気を付けて見ていただく必要があるとも言われました。

 

息子のように広汎性発達障害やアスペルガー症候群と診断されている人の中には、強迫性障害などの二次障害に苦しむ人も多いそうです。

親が深く関われるこの時期だからこそ、良かったのだと思います。

 

だいじょうぶ! 絶対に治るからね!!