20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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春告草(はるつげぐさ)

2014年02月23日 | Weblog

    梅一輪 一輪ほどの 暖かさ (服部嵐雪)

 

「春告鳥」とは、ウグイスのことだそうです。

「春告魚」は、鰊の異名。

 また「春告草」は、梅の花・・・。

 梅は、春風を待ちながら咲くところから「風待ち草」とも呼ばれているそうです。

 豊かな日本語に身を寄せていると、野や、山や、海から、待ち焦がれた春の気配が運ばれてくるような・・、そんな気持ちになります。

  

 写真は、先日亀戸天神にいったとき撮した、梅の花です。

 梅といえども、「白梅」「紅梅」ではなく、ひとつひとつに名前があります。

 なるほどよく見ると、それぞれが違う表情をしています。

         

         

         

         

         

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2 コメント

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春な忘れそ (りょう)
2014-02-23 18:23:48
春告草、風待ち草・・・いいなぁ。
日本語の多様性、繊細さ、美しさを感じてしまいます。
ところで、我が家にあった豊後梅の古木が、
この雪でポキリ、根元から倒れてしまいました。
花芽をたくさんつけていて、あと少しで開花を待つばかりだったのに、残念でなりません。
で、小枝を幾本か挿木にしてみました。
さて、根付くでしょうか。
うまくゆけば、豊後梅二世の誕生です。
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Unknown (加藤純子)
2014-02-23 19:06:58
りょうさん、
ほんとうに、日本語はうつくしいですね。
梅の名前も、あまりにもステキで、横に立てかけてあった看板を見ながら、しばしもの思いにふけりました。

りょうさんのお庭の、豊後梅というのは、梅酒用の梅がなる梅の木ですか?
先日の大雪ではお隣の公園の桜の木も、何本も折れていました。重たい雪だったのですね。
それにしても、蕾が花ひらく前に折れてしまうなんて、ほんとうに残念です。
挿し木、成功するといいですね。
豊後梅の二世のお誕生をお祈りしています。

週の中頃からは春めいた陽気のようですが、また週末は寒さが戻ってくるようです。
いまからやっと三寒四温になっていくのですね。
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