「いのちのかたち、生き方のかたち―3・11後の子どもたちの未来
The Shapes of our Lives After 3.11
あれから3年。
「がんばれ東北」「絆」―― 鳴り渡っていた声はいつしか遠のき、
以前の日常を取り戻したよう見える東京。
その一方で被災地の試練は続いている。
日本ペンクラブ「子どもの本委員会」は、いま一度3.11に立ち返り、
あの震災が世界へ投げかけた問題、
そしてわたしたちに及ぼした影響を見つめ直す試みを始めたい。
「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表の山田真さんを迎え、
福島の子どもたちの状況を語ってもらう。いま、この国の放射能の実態はどうなっているのか。
まずはその現実と向き合うところから始めたい。
そして、この3年間、子どもの本の作り手として、わたしたちは何をしてきたのか。
これから何を伝えていくべきなのかを考えてみよう。
日時:2014年3月11日(火)午後5時30分~午後7時30分(予定)
会場:青山学院女子短期大学、教室L301
対象:一般(中学生以上)
参加費:500円
定員:150名 ※事前申込みが必要です(申し込み方法は裏面)
第一部 基調講演「3・11後の福島の子どもたちの現在」
講師 山田真さん(医師、「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表)
第二部 シンポジウム「いのちのかたち、生き方のかたち after 3.11」
パネリスト:山田真さん、広河隆一さん(フォトジャーナリスト)、アーサー・ビナードさん(詩人)、森絵都さん(作家)
進行役: さくまゆみこさん(翻訳家)
※出演者は2月7日現在の予定です。都合により変更になる可能性がありますのであらかじめご了承ください
主催: 一般社団法人 日本ペンクラブ 共催: 青山学院女子短期大学
後援: 一般社団法人日本国際児童図書評議会、一般財団法人出版文化産業振興財団
あれから3年がたちました。復興は遅々としてすすまず、事故を起こした原発は汚染を繰り返し、廃炉のめどは立たず、大地と海、人間や生き物への放射能汚染の実態はなかなか報道されません。いろんなことが不透明なままに、特定秘密保護法案が成立し、交付されました。脱原発は、すでに国民の大半の意思であるのに、実際にそれをすすめる道筋は遠い現状です。
いま、放射能の影響をもっとも強く受け、運命を左右されているのは<福島の>子どもたちです。子どもたちを守るために、「子どもの本」に関わる私たちにできることは何か。いま、そしてこれから「子どもの本」を通じて、子どもたちに何を伝えるべきなのか。「子どもの本」を通じて、より良い未来を造る方法はないのだろうか?
日本ペンクラブ「子どもの本委員会」は、いま一度3.11に立ち返り、あの震災が世界へ投げかけた問題、そしてわたしたちに及ぼした影響を見つめ直す試みを行います。3.11以後、福島の子どもたちの状況がどうなっているか、何が起きているかを、山田真さんに聞き、たしかな発言を行ってきた広河隆一さん、森絵都さん、アーサー・ビナードさんとともに、これらのことをじっくりと語り合ってもらいます。「福島の子どもたちの今」から、「すべての子どもの本の未来」について考える集まりです。ぜひ、ご参加ください。
お申込み方法(折り返し入場整理券をお送りします。締め切りは3月3日必着)
1,往復はがきの場合、「往信用裏面」に
一住所、氏名(ふりがな)、電話番号
二参加人数(1枚のはがきで2名まで。2名の場合はそれぞれの氏名を必ず明記してください。)、
「返信用表面」に、郵便番号・住所・氏名を、ご記入の上、下記へお送りください。
宛先:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町20-3 日本ペンクラブ「子どもの本」係
2,e-mailの場合、件名に「いのちのかたち」申し込みと記載し、
一住所・氏名(ふりがな)、電話番号
二参加人数(1メールで2名まで。2名の場合はそれぞれの氏名を必ず明記してください。)
送信先:secretariat03@japanpen.or.jp
お問い合わせ先: 日本ペンクラブ事務局 電話03-5614-5391
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます