20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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香炉灰

2022年07月17日 | Weblog
            

昨日の土曜日は、お盆の送り火をしました。
香炉は、年中、お掃除をしないと、お線香の燃えかすが溜まってしまいます。

灰を捨てて、新しい「銀」の粒、「金」の粒を買って、ストックしておいています。
ところが、今回は、それも切れ、香炉の灰がなんとなく少なくなっています。

そこで雨の土曜日。
深川不動尊の門前にある、仏具屋さんに行きました。(写真は、成田山 東京別院・深川不動尊。家康が、成田まで行くのが大変と、深川に建立したのがこのお寺)

このお店は、旦那さんは日本人。奥さんが、なんと、きれいな白人の美人さん。
「こういう伝統的な仏具屋さんに、外人って、あこがれるのかもしれないわね」
なんて、夫と話していたら、いつの間にか、その旦那さんも、奥さんもお店の奥へ消え、お店を背負っているのは、ハーフのイケメンの息子さん。

それで「銀を2つかいましょうか」と、店頭で話していたら
「あ、香炉に入れる灰ですか?」と聞かれたので、
「はい」と答えたら、
「銀の粒や、金の粒は、それだけで使うので、日常なら、これがいいですよ」と、
初めて見た「特選純もみ御香炉灰」という袋を持ってきてくれました。

「香炉のお掃除はしていますよね?」
「はい」
「だったら、たまにこれを洗って、干してください。そしたら、また使えますから」

ええ!お父さんより、親切。それに詳しい。

びっくりしながら、その袋を二つ買って帰ってきました。

お盆中に、どうにか、香炉の灰も、ちゃんとできました。

この仏具屋さんで、牛込の母は、東西線に乗って、父のお位牌を作ってもらいにやってきて・・・。
14年前には、私たちが、母のお位牌を作っていただきました。
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