20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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アゲハチョウのやってくる木

2012年07月10日 | Weblog
             
 
 毎年春から夏にかけて、この星のような小さな花に、アゲハチョウがやってきます。
 その昔、まだ幼稚園児で昆虫博士だった息子が虫取り網を持っては、庭のその木のあたりをうろうろしていました。
「ここに狙いを定めていれば、きっと、アゲハチョウがやってくるから」と。
 もっと小さいころは電車の名前をすべて諳んじ、その後は恐竜そして昆虫とさまざまに興味が変わっていったものです。

 娘夫婦の3歳の息子も、いまは恐竜から「おさるのジョージ」「仮面ライダーフォーゼ」まで、幅広い好奇心で人生を見つめています。
 先日も恐竜のジグソーパズルを見て、「これは恐竜の時代が、ごちゃごちゃだよ」などと鋭い指摘をしていました。

 子どもたちや孫たちが興味を持ち始めると、いつの間にか私たち大人までそのことに鵜の目鷹の目になるからおかしいです。
 これを世間では、「○バカ」というのでしょうか。
コメント (4)
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