20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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『202人の子どもたち』(長田弘 選・中央公論社)

2010年11月09日 | Weblog
   
 ミーハーの私は、新しいお店がオープンすると、必ずチェックしたくなります。
 日曜日、夫とランチを兼ねて、日本橋にできた「コレド室町」へ。
 三越本店の、あのあたりはどこを見回しても三井村です。
 丸の内界隈は、三菱村で。

 さて「コレド室町」。レストランはそれほど魅力を感じませんでしたが、入っているお店が特有で、そこはおもしろかったです。
 たとえば、刃物の「木屋」。かつおぶしの「にんべん」。
 かつおぶしでとったお出汁の、試飲までしています。行列だったので私はしませんでしたが。
 それが、いかにもお江戸日本橋といった風情で、あのコンセプトだけは他と差別化されていて、興味を惹かれました。
 そこの地下に入っていた「タロー書房」という本屋さん。
 あまりお馴染みではありませんが、雰囲気のある本屋さんです。
 大人向けの場所柄か、児童書の少なさにはがっかりしましたが。

 そこで見つけた、この『202人の子どもたち』
 大好きな詩人、長田弘さんが子どもの詩を選んで集めた詩集です。
 立ち読みしていたら、子どもたちの感性にぐっときて、おもわず買ってしまいました。
 作品にいき詰まったとき、ここからやさしい風が吹いてきそうな気がする、そんな詩集です。
コメント
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