ミーハーの私は、新しいお店がオープンすると、必ずチェックしたくなります。
日曜日、夫とランチを兼ねて、日本橋にできた「コレド室町」へ。
三越本店の、あのあたりはどこを見回しても三井村です。
丸の内界隈は、三菱村で。
さて「コレド室町」。レストランはそれほど魅力を感じませんでしたが、入っているお店が特有で、そこはおもしろかったです。
たとえば、刃物の「木屋」。かつおぶしの「にんべん」。
かつおぶしでとったお出汁の、試飲までしています。行列だったので私はしませんでしたが。
それが、いかにもお江戸日本橋といった風情で、あのコンセプトだけは他と差別化されていて、興味を惹かれました。
そこの地下に入っていた「タロー書房」という本屋さん。
あまりお馴染みではありませんが、雰囲気のある本屋さんです。
大人向けの場所柄か、児童書の少なさにはがっかりしましたが。
そこで見つけた、この『202人の子どもたち』
大好きな詩人、長田弘さんが子どもの詩を選んで集めた詩集です。
立ち読みしていたら、子どもたちの感性にぐっときて、おもわず買ってしまいました。
作品にいき詰まったとき、ここからやさしい風が吹いてきそうな気がする、そんな詩集です。