10年ほど前、ユーミンのベストアルバムのCDを買ったことがあります。
勉強のために。
買ったときはしばらく聴いていましたが、ここ数年は彼女の感性が時代に対しビミョーに古くなったような気がして聴いていませんでした。
それをふと、思い出したのです。
道ばたに、遅咲きのタンポポを見つけた瞬間に。
夕焼けに小さくなる くせのある歩き方
ずっと手をふり 続けていたいひと
風に乗り飛んで来た はかない種のような
愛はやがて来る 冬を越えてゆく
きみはダンデライオン
傷ついた日々は 彼に出逢うための
そうよ 運命が用意してくれた
大切なレッスン
今 素敵なレディになる・・・・
春ではなく、冬に向かう遅咲きのタンポポを見つけると、ユーミンではありませんが、ついあれこれと感情移入したくなります。