先導犬、 無事に帰ったかな？

椿山に挑戦したら色んな方からエールを戴き、とても嬉しくなりました。ありがとうございます。
そこで調子に乗って、昨日は椿山を越えて日南廻りで走ってみることにしました。
（詳細はヌル旦のブログに載せています）

今回もエッチラ、オッチラ漕いで半分位登ったら、前方に放し飼いの犬がいます。
「ヤバッ！飛びついて噛まれる！！」
と思って、そろりそろりと近づき犬を迂回して猛ダッシュしました。
火事場の馬鹿力みたいに、100㍍ほど走りましたが、力つきて速度を緩めたら・・・・・

なんと、しっかり側を付いてきています。
猫なで声っていいますが、飛びつかれない様に「犬なで声」を出して話しかけました。


それからはまるで椿山頂上への先導犬みたいに、私の速度が遅くなると振り返り振り返りしながら側を走ってくれます。
こうなると「大丈夫かな？喉が渇かないかな？」とこのワンちゃんのことが気になって、早く頂上に登って水を遣りたいと頑張りました。


さぞかし喉が渇いているだろうと、水を遣ったら「花より団子」のワンちゃんらしく、おやつの方を先に欲しがります。


その後水をピチャピチャ飲んでくれました。


少し上の椿山公園で記念撮影です。
「ホラ、カメラはあっちよ。あっち向いて、あっち」
なかなか言うことを聞いてくれないワンちゃんでした（笑）

ワンちゃんは頂上まで見送ってそれから帰るのだろうと思っていました。
でも、まだついて来そうにしてたので「シッ、シッ。お家にお帰り！」と追い返しました。
「これからは下りだからついて来れないよ」とヌル旦。
頂上からの下りは狭いしおまけに工事用のトラックともすれ違うので、スピードはあまり出せません。
それでも40㌔位は出せます。
さすがのワンちゃんも30㌔以上のスピードは出せないので諦めるだろうと安心しました。

椿山は一度狭い道を下って又登ります。登りにさしかかってスピードが落ちたその時・・・
何と、ぜ～ぜ～、は～は～しながら懸命に追いついて来ていました　


「このまま日南まで追て来たら、あんたは　”みやざき犬”　ならぬ　”にちなん犬”　になるよ」
「困ったな～。ホントにず～っと追てくるの？そしたら、日南で交番に寄って預けるからね」


二つ目の山を登ったら、今度は広くて奇麗な道になりました。
ここからなら安心して、追いつかれない様にぐんぐんスピードを上げることが出来ます。
下りきって大戸野越えの道と合流するT字路に差し掛かり、左に曲がると日南方面。右に曲がると焼き肉のたれで有名な戸村のお店があります。
私たちは当然左に曲がりました。そのとき遥か後方で「クォ～ン、ワォ～ン」と犬の鳴き声が聞こえて来ました。
多分、私たちを見失ったための鳴き声ではないかと考えましたが、あるいは焼き肉のたれの匂いにつられての鳴き声だったか？
それ以来姿は見えませんでした。

その後どうなったでしょう？首輪をしていたから飼い犬だとは思います。
無事に家に帰り着けたらいいなぁ～。

椿山への挑戦は今回は前回より少し時間を短縮できました。
その短縮時間はワンちゃんに追いかけられた必死の走行や、早く着いてワンちゃんを休ませたいとの思いの効用かも知れません。（笑）