太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

笑ってはいけないけど

2022-05-26 07:05:04 | 日記
 プロボクシングWBCライトフライ級世界王者寺地拳四郎が電車で痴漢被害に会ったとのこと。恐くて席を立って逃げたという。世界チャンピオンですぞ。痴漢は命拾いをしたようなものだ。頭に来てオッサン何すんねんと一発くらわしたら頭蓋骨がズレるくらいの衝撃だろう。勿論プロボクサーの拳は凶器と同じに見なされるから過剰防衛にはなるだろうが。それにしても寺地くん、怖いというより気味が悪かったのでしょう。ちょっと可愛い顔をしているのが仇となったか。次の世界戦を見る目が変わってしまうではないか。
 相手がどんな奴か分からないのに仕掛けて来る輩。煽り運転がその典型だろう。煽られた車にコワモテの人が乗っていない保証は何処にも無い。ただ煽った側が返り討ちに逢ってもニュースにはならない。恥ずかしくて被害届が出せない。きっと煽り側被害者は五万と居る。人は見た目が9割と言われるが残りの1割が問題なのだ。
 中学生の頃転校生がやってきた。色白でキリリとした男前だった。当時学校には10名くらいの不良グループがいて校内をわが物顔、中にはチェーンやナイフを見せびらかす者もいた。ところがその色白転校生が不良グループを一人づつ呼び出してボコボコにしているという噂が立った。不良グループはアイツにはきっと恐いバックがついているという噂が広まった。真偽は知らないが転校生は無口で真面目に学校生活を送っているように見えたのだが。暫くは不良グループは大人しくなってしまった。その転校生は事情があったのだろう数か月でまた転校していなくなった。彼は正義のヒーローとして語り継がれた。
 大学の頃キャンパスで学生運動の一派に小柄なリーダーが居た。下手すると小学高学年に見えなくもない。ところが早朝からメガホンでアジテーションをが鳴り、内容は超過激、デモの先導でも気性が荒くやることなすこと暴力的、他のセクトも一目置く存在だった。最後まで学生運動を続けたことでも知られている。卒業後の噂では中堅どころの会社社長の息子だったので後を継いだとのこと。社長の姿がどうも想像できない。見た目で判断してはいけないことか。大の大人、いや行き過ぎた大人の自分は今でも犬が怖い。たとえ仔犬でも決して油断はしない。意外と強いかも知れない。歯が生える前は別だが。

連鎖事故

2022-05-25 08:27:25 | 日記
 知床の遊覧船事故で沈没した船を引き上げる作業で連鎖事故が起こった。請け負ったサルベージ会社が海底120mから見事に引き上げ、港に曳航中ロープが切れて今度はより深い182mの海底に落としてしまった。たとえは悪いがこれではクレーンゲームである。これで大丈夫という油断はなかったのか。ロープが切れた瞬間を乗組員は誰も気づかなかったという。引き上げは沈没事故の検証には大切な作業である。再沈没の損傷と当初の事故原因の傷の判別は複雑になるだろう。
 知床の事故は他人事とは思えない。5年ほど前同じコースを家内と二人で旅行したことがある(2015/8/5弊ブログ「意外だった北海道旅行」参照)。パック旅行だったので乗る船は選べなかったが大型船で沖合を走るものだった。遠くに知床半島の岸壁を眺めながら何と言う事はない船旅だった。小型遊覧船が岸壁の直ぐ近くを岩礁を縫いながら走る姿が見える。あっちの方がスリルがあってしかも絶景が間近に見えると羨ましく思ったものだ。今回の事故もあの時走っていた船かも知れない。亡くなられた方々の事情を見ると代わってあげたいくらい気の毒な人も居る。あの時命を落としていてもおかしくないという冒険旅行のような海外出張を何度も経験してきた。それが今ではのんべんだらりと生きている。今に罰が当たるのではと思っている。
 年と共に何かに夢中になることが無くなってきた。多分残された時間では全う出来ない(極められない)とか、ひとつのことにやたら時間を割くのもどうかなという気持ちがあるからだろう。しかし何もしない日々は勿体ないことは分かっている。惑える初老とでも言うか。

ニュース浅読み斜め読み

2022-05-24 07:39:38 | 日記
 林外相の北朝鮮へのコロナ支援について噛みついている人が居る。早とちりではないだろうか。外相の発言内容を読んで見ると、人道問題として北朝鮮のコロナ禍のために支援するとは言っていない。「コロナ感染を放置すると新たな変異株が世界に広がる恐れが生じる、世界全体で立ち向かわないといけない、北朝鮮の状況をよく把握する努力をしなければならない」と言っている。これはコンゴ民主共和国、スーダン、ウガンダ、ガボンやアフリカ西部のギニア、リベリア、シエラレオネ、マリなどで発生したエボラ出血熱に対し支援していることと同じではないだろうか。感染拡大が世界に広がるリスクを抑えることが目的だ。政治的状況とバーターする問題ではない。「要請もないのに大臣がこういうことを言うのはどうなのか。弾道ミサイルを発射して日本の水域に落ちている。そういう相手国に何を言うてるねん。」とコメントする関西の方。排他的経済水域内に撃っていいるのだろうか。「放っておけないというなら、自国民の拉致されている方は放っておくのか。まずそこでしょ。あなた、国民の選ばれたかどうかは知りませんが、国民の総意とまったくかけ離れた意見と思う。」「人道的に何をされているのかを考えたら、拉致の人の奪還をまず言わんかい。何を考えているのかまったくわからん」とも。読む限りバリバリ日本人の私は総意に含まれていない。拉致問題よりコロナ対策の人道支援を優先するとはどう読めば言えるのだろう。マスコミは珍しく冷静で、米韓共同声明と歩調を合わせて対応する可能性に言及したと見ている。
 自身もニュース深読みにはあまり自信がなく斜め前読みを癖とするがさすがにあれっと思う時はなるべく多くの報道を見ることにしている。浅読み、早合点は思わぬ失笑をかうことになりかねないからだ。さらに言えば外交にはアメとムチも必要である。人道支援をアメとしてそれを受け入れる国なら最大の人道問題である拉致も何とかしなければと思うかも知れない。可能性は低いが。韓国やアメリカ国民の総意は、核、ミサイル開発を進めている北朝鮮にコロナ支援などもってのほかと言っているのだろうか。何人かは言っているだろうが・・・。
 レベルは違うが昔ISO14000認証取得の時、本社に担当取締役が居て各地の事業所にスタッフを派遣し指導をしていた。我が事業者にも何人かやって来たが指導のやり方が納得いかない。異論を挟んでいた時、取締役からもうお前のところは知らん。勝手に自分達でやればよいと人を引き上げてしまった。こちらは事業所内に総動員を掛けて作業に励んだ。時々本社から様子を見に来る。本音は全社取得を目指していたので一事業所でも脱落したら問題なのだ。コロナの問題も政治とは別に放ってはおけない、お前のところは知らんとは言えないのだ。認証取得後は取締役から、ようやったな心配はしていたんだと。こちらこそ生意気言ってすみませんでしたと一件落着。

評論家気取にて

2022-05-23 08:37:39 | 日記
 朝早くて完全に観ていなかった。大谷選手日米通算150号のメモリアルアーチ。ここ何試合か待ち遠しくてTVを観ていたが今日に限って、である。観ない時は打つというジンクスが出来上がりつつある。最近TVで見なくなったもの。(男性編)橋下徹、宮根誠司、八代英輝、田崎史郎、ほんこん、関根勤、カンニング竹山、舞の海秀平、田村淳、バカリズム。あっチャンネルを変えるからか。(女性編)(政治家編)(MC編)などまだまだあるが先のためにとっておこう。
 最近コロナに関するニュースが減った。マスクが要る要らないといったことが話題になるくらいだから感染拡大は収まったかのように見える。しかし都道府県ごとの感染者数をみると明らかに今まで感染者が少なかった県で増えているように見える。これは少なかったから油断があるのではないだろうか。それとも水が高きから低きに流れるように感染は自然に広がるのだろうか。マスクについても国が指針を出すより都府県ごとに任せるべきはないだろうか。いやそうすべきである。
 スウェーデンとフィンランドがNATOに加盟するようだがりロシアは脅威だという。未だに陸続きの国境というのはICBMがある時代に問題なのだろうか。ロシアのウクライナ侵攻を見ていると古典的地上戦に見えるのだが。飛び道具より人の命の方が安上がりと言うのか。東西冷戦後イデオロギーや宗教の対立が紛争を生み出しているとは思えない。戦国時代のように単に領土的野心が動機なら2500年くらい人間は変わっていないことになる。古典戦では日本は天然の堀で囲まれているだけでも相当防衛費が安くつくと考えてもよいのか。台湾しかり。
 前回の市民講座は堀に囲まれた日本の移民政策についてであった。内容は積極的政策というより留学してそのまま日本に居ついたとか仕事で残留したとか国際結婚とか自然の流れで日本に住むようになった人が意外と多い事を知った。人口減による労働力不足を補うためとか安価な労働力を求めてなどという積極的移民政策は必ず歪を生じる。自然の流れの中で住みたい国日本になるための環境整備をどうやるか、そうなれば共生は必ず生まれる。

乱筆悪文ご容赦を

2022-05-22 08:18:00 | 日記
 字を書かなくなって久しい。パソコンやスマホのメールで事足りることが殆どで必要性が限られているからだろう。たまに封書の宛先や役所の申請用紙に字を書かなければならないことがあるが我ながら驚く。小学3年生の頃と変わらない金釘流、忘れてしまった漢字、退化が甚だしい。このまま行くと最後はいろはのいの字をおさらいすることになるかも知れない。
 昨日は市民講座の日で委員として班の連絡網を作る必要があった。メールアドレスを記帳して貰ったが用紙を回収して困った。まるで暗号か判じ物である。1とl、0とo、nとmの識別は殆ど不可能。確実なのは@マークくらいだ。空メールを送って貰う方法もあったのだが手間を取らせるのも悪い、メールを待つ時間もあり一気に作成しようと思ったのが間違いだった。平均年齢が70を超えている班だからこれ位の事は予想しておくべきだったのかも知れない。
 退化するといえば辞書を引くことも減った。三浦しをんさんの「舟を編む」という面白い作品があるがああいう仕事をする人達の苦労が報われない時代になったのだろう。学生時代に必携本だった赤尾の豆単(英単語辞書)はどうなったのだろう。英語なんて喋れなくても同時通訳並みの翻訳機が出来てマスクのように装着すると誰でも喋れる時代が来ると言っていた友達がいたがこれは残念ながら50年経っても実用化されていない。今は喋らないようにするマスクの普及である。それでも音声認識の機能はスマホでも驚くほど進化している。あと50年待てば翻訳マスクは実現するだろう。だからと言って勉強しないで50年待つ事は無理だが。