太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

今日からいわば1年生

2022-05-15 08:07:02 | 日記
 今日は市民講座の開講日である。オリエンテーションと班別編成、クラス委員と編集委員の選出なのあと第一回目の講義がある。今年で4回目だがコロナ禍での開講は3年目である。コロナ禍でも開催の経験があり対策が功を奏し何とか無事に乗り切れた。事務局も大変である。毎年開講日は1年生になったつもりである。聴講生は平均年齢70歳くらいだから結構くたびれた1年生ではあるが。それでも講義テーマが毎回変わり政治、経済、文化とバラエティに富んでおり少しでも教養を身に着けよと思う人、家に居てもブラブラするだけで無駄に時間を過ごすよりはマシ、参加することで生活にメリハリをつけようとする者、新しい知り合いを求めてなど結構目的は多彩である。それでも大して大きくもない市で毎年100名くらいが参加するのはちょっと驚きである。年々の変化といえば女性の方が増えつつある。多分この方たちは家庭の切り盛りもやって忙しい最中の参加だから目的は純粋に教養のためだろう。こちらは毎年参加証の押印を見て今年も講座を休むほどの大事はなかったという意味で無事を天に感謝する。
 参加できることが健康のバロメーターではあるが年とともに活動範囲が狭まり動きも鈍くなってきてせめて精神世界だけでも広げたいという気持ちもある。勤めていた頃は広げる方向が一方向であったが今は全方位であり到達点も無辺である。何かを極めるということなど無理ではあるが偶に素晴らしい講義に出会うこともあり得した気分になれる。今までこんなことも知らないで大きな顔して何十年も生きて来られたものだと無知がバレなかったことにホットする瞬間でもある。