外交としてどうかな

　ロシア外務省が日本人63人に対して入国禁止措置を発表した。ウクライナ侵攻や経済制裁に関する発言内容が問題とされているようだが。こんな人までと驚くがスパイもどきの密告者がいるのか資料調査によるものなのか。人物特定についてネットの声はあれこれと喧しい。しかし特定されることによって私はウクライナ侵攻に対して反対していると公認された証として利用されるだけではないのだろうか。これでは制裁どころか誉である。私なら逆に63人に招待状を出す。
「最近の貴方の言動にロシア政府としては厳しい批判の表れと理解した上でご招待申し上げます。その上で貴重なご意見は政府関係者に対しても直接披瀝して頂きたいと存じます。たとえそれが少数意見だとしても我が政府は耳を傾ける度量は持ち合わせています。民主主義の根幹であります。来訪の上美味しいワインとボルシチ、ピロシキ、ビーフストロガノフなどを堪能いただければ幸いです。ーロシアより愛をこめてー」
　多分これを公表すると多くの日本国民は、あれっ裏で繋がっているのではないの。普段の言動も信用ならんなあとなる。気に入らないから出禁にするという子供じみた日本のTV局並では外交とは言えないだろう。ウクライナ終結後一体国際社会はロシアに対してどういう対応をとるのだろう。ノーサイドとは絶対にならない。国やロシア国民には茨の道しか残されていない。覚悟はできているのだろうか。