太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

何でも噛みつきゃいいと言うものでも

2020-05-18 08:05:14 | 社会観察

小池知事の「東京アラート」にまた横文字かと噛みついていたMCをやっている大御所?歌手が居た。しかし日本語でない方が真意を伝える場合がある。Alertを訳すると(注意を要する)通知とかの意味だが警告、警報、警戒とも訳せる。単なる注意では弱い、かと言って警をつけるのは戦時中かお上からのお達し、最近では台風、洪水、高潮、大雨、地震などの自然災害だ。つまり予断を生むような言い回しは避けてなるべく実体に近い表現を用いたかったのだろう。かつ商標登録されている名称は使えない。横文字はお年寄りに分からないというが空襲警報並みと捉えられても困る。貴女より知的で常識的なお年寄りを沢山知っている。自分に馴染みが無いからと言ってお年寄りを持ち出すのはお年寄りに失礼である。もし分からなければ調べればよいではないか。頭上から爆弾が降り注いではいない。調べる時間的余裕はある。また一つ賢くなる。注意報と警報の間くらいのニュアンスと思えば良い。クールビズも今では日常語になっている。

ここまで書くと如何にも大御所MCが問題であるかのように映るが果たしてどうか。MCは番組を回して行くという責任がある。当然ある程度台本や脚本があり、プロデュ―サーなりがセリフを決めて進行させているだろう。度々発言が炎上する彼女なら言っても構わないという思惑があるかも知れない。問題はどれが個人的意見か台本かである。視るほうは映画や舞台あるいはTVドラマなどではアイツがこんな事を言ったと非難することはない。役名が言っているのである。ところがワイドショーやトーク番組では本名(芸名)で喋るからシナリオがあっても本人の意見と思ってしまう。また思わせる所がプロデュ―サーの手腕でもある。演じる方も本名(芸名)の自分の口から出ると責任が生じる覚悟が必要である。政治の世界はどうか。

総理としてとか総裁としてとか器用に使い分ける人も居るが基本政治家は個人と役職は一体である。敢えて個人の場合は個人的にはと前置きして発言する。官房長官が記者会見で個人的意見と役職としての意見をごちゃ混ぜにしたら大混乱になる。公人というからには私人は極力抑制する義務がある。隠れ蓑とか逃げ場は無いのだ。ブログ名は完全に逃げ場である。本名なら私のブログは内容を大幅変更する。A.Wさん流石です。貴女が言わないで誰が言う。ホリエモンより世間を代表していると思うよ、と。



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