太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

夏至の勘繰り

2021-06-22 07:51:54 | 社会観察
 昨日は夏至で1年で昼が一番長い日。確かに7時頃までは外は明るかった。高緯度地域に行くとさらに昼は長くなってくる。モンゴルで10時ごろ外が騒がしいので窓から覗くと子供が遊んでいる。太陽は丁度地平線に隠れる頃で結構明るい。良い子の寝る時間は一体何時なんだろうと思った。ドイツに子会社があり時々出掛けることがあった。当時ドイツは太陽電池の生産量は世界一で設置量も断トツだった。勿論技術的にも世界で最先端の製品を作っていた。ドイツ人の同僚に、ドイツは日照時間もあまり長くなく太陽電池の設置にはあまり適していないと思うが何故熱心なのだろうと聞いたことがある。確かに日照と言う点では不利だが逆にその分有効に使いたいと思っているとのこと。言われてみれば高緯度地域の人達は短い夏を楽しむために結構早くから日光浴などしている。太陽を大切にしているのだ。逆に赤道近辺の日射量の多い地域では住民からはその発想は出てこない。日射量の多い砂漠地帯などに太陽電池が積極的に導入され始めたのは経済性を考慮し始めてからである。その頃から太陽電池はだんだん生々しくなってきた。
 夏至だからではなく下衆の勘繰りではあるが。オリンピックの観客数の上限が示された。驚いたことは開会式だけは上限が1万人ではなく特別枠として上乗せするとのこと。一般の観客1万人+特別枠とのこと。関係者は観客に含まれないという詭弁だ。誰のためのオリンピックなのかと思う。いっそ入り口に「関係者以外立入禁止」の看板を掲げたらどうか。釣り場に向かう漁港の入り口に「漁業関係者立入禁止」の看板が長い間掛かっていた。釣りに来た自分はサーファーと異なり関係者に入るのではないかと解釈していた。一体誰が関係者の範囲を決めているのか。スポンサー企業には入場券が割り当てられるという契約だそうだがその家族や親せきも関係者なのか。何親等の親戚までが関係者なのか。納税者すべてが関係者ではないのか。一つお願いがある。観客席を一般と関係者席を明確に分離して貰いたい。貴族とその関係者のご尊顔を拝してみたい。妬みからだが。記録は期待できなくともパンデミックの中での開催という記憶には残る。100%悪いとは思わない。今後パンデミックなどの世界的危機の中で開催するノウハウは蓄えられるだろう。無事終わった、万歳!万歳だけで済まさなければ。


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