太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

行くか帰るかの狭間で

2020-07-24 07:39:14 | 日記

昨日は東京都の感染が366、全国でも981人と過去最多になった。恐ろしいのはこれが潜伏期間である2週間程度前の様子を表していることである。当然東京除外のGOTOキャンペーンが始まる前だが地方でも感染者は増加している。GOTOに東京を除外したのは正解かも知れない。これまで大多数の国民は国や自治体の言う事を素直に聞いてきたと思う。もしそれでも感染拡大防止に効果が無かったとしたら専門家の力不足かそれを行政に反映できない政治の問題である。経済と両立などともう言ってられない。ロックダウンも視野に入れた強力な防止策を取らざるを得ないのではないだろうか。一度やれることは全てやってみるべきである。

去年も同じことを思ったような気がするが今年も梅雨が長い。あの分厚い雲の上には本当に明るい太陽があるのかと疑いたくもなる。子供の頃、1年のうちで最も楽しい時期は梅雨があけた夏休み7月いっぱいであった。8月に入ると夏休み終わりのカウントダウンが始まり、お盆が過ぎるころには新学期を思い憂鬱な日々の連続だった。その楽しい筈の7月が過ぎようとしている。4連休といっても普段と変わらない生活だが精々海で釣り糸を垂れて帰りにコンビニでちょっと高めのスパゲッティを食べるくらいの贅沢か。スパゲッティと言えば月並みだがイタリアで販売店の社長が連れて行ってくれた店はやたら美味しかった。彼らは昼間からワインもガバガバ飲む。2時間くらいは昼休みだっただろうか。日本より貧しいと思っていたイタリアの労働者の方が優雅で気楽ではないかと思った。モンゴルでは3時頃までぶっ通しで働いていた。貧しいが勤勉な国民だと思っていた。しかし聞いてみると昼食を用意することが出来なくて家に帰って食べるという。そのまま1日の仕事が終わる所も沢山あった。外人向けホテルでも前日の夕方に翌日の朝食の予約をしなければ朝食べ物にありつけなかった時代である。システムを知らなかった頃朝食のレストランで文句を言っても日本語も英語も通じない。どうもロシア語かドイツ語で話してくれと言っているようだ。向こうは私が学生時代ドイツ語で大変苦労したことなど知らない。ハラショーと返したがハラヘッタデショーの方が正しい。

さて4連休が無事終わっても連休明けのためにはどのような心構えをしておけばよいか。何処にも行かない何もしないが一番か。STAY HomeとGOTOの間で右往左往する庶民に明確なメッセージを送って欲しい。状況によって後に変わるかも知れないが今はこれがBESTの判断という政治でも構わない。