太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

トカゲの尻尾にもならなかった男

2018-03-28 09:20:59 | 社会観察

TVの朝のワイドショーでは昨日の証人喚問を微に入り細に入り解説している。想像を膨らませると次のようか。

喚問後野党共同声明

国民の皆さん、をTVでご覧になってそれぞれ想像を逞しくしたと思います。我々があれほど求めてきた証人喚問では真相カ究明に限界があることはおわかり頂けたと思います。我々野党一同は一旦ここで追及の手を休め、真相究明は司直に手に委ねたいと思います。勿論今後籠池氏が異常に長い拘留を終えて新しい事実が出てくるようなこととか内部告発などがあれば再び活動を始めたいと思います。国民の皆さんは消化不良の不満が溜まっていることは承知しています。実は新しい戦略としてガンジー的抵抗を試みたいと思います。要は皆さんの未消化の部分を次の選挙までは持ち越すことを期待しています。我々の積極的行動が成果を上げれれないため捨て身の戦略です。幸いと言っても良いかも知れませんが、南北対話が始まり、米朝会談も予定されており、昨日は北朝鮮の金委員長が習主席と会談しました。南北会談の後米朝会談まで予定されています。日本が置き去りにされていることは否めません。ロシアも英国での元スパイ暗殺に端を発し、多くの国がロシア外交官の国外退去を命じられる渦中にあり、ロシアとの平和条約締結に向けての交渉など持ち出せる雰囲気にはありません。このことは国内問題の度にトランプやプーチン大統領に会うといった外交消化剤で点数を稼いできた過去の手法が通じない状況と言えます。外交の最大課題である拉致問題解決の逆転ホームランでもない限り皆さまの消化を助ける手立てはありません。その時は皆さんも未消化を素直にに消化して頂ければと、鼎の軽重問題です。

喚問後政権(与党)声明

国民の皆さん、TVで証人喚問を見て頂いたと思いますが、我々が関与していなかったことは明らかになったと思います。言わば無実の証明ができた訳ですから野党がしつこく要求していた証人喚問を何故早く実現しなかったか、場合によっては自ら喚問要求を発議しなかったかの後悔まであります。今後のことは司直に委ね、国民生活に密着した憲法改正に全力で取り組んでまいりたいと思います。勿論憲法改正をしないと明日からの国民生活がたちどころに行き詰るというものではありませんが、長い目で見ると大いに関係します。何よりも憲法改正は森友のように一部の利権でもなく、減税のように選挙の票獲得にも大きくは貢献しないものであります。場合によっては政権にダメージが与えられるかも知れないリスクを覚悟したものであり目先ではなくより高尚な目的を持ったものであることを是非ご理解賜りたいと思います。勿論、今後森友で新しい事実が出てくれば対応を拒むものではありませんが、いつまでも野党に引きずられ付き合うことは責任ある与党のあるべき姿では無いと思います。

さてどちらが国民が納得する声明だろうか。それにしても刑事訴追の恐れがあるからと証言拒否するのは訴追されたら困るような事が何かあるのだろうか。それとも証言により訴追される可能性があるという事だろうか。佐川さんは喚問前はトカゲの尻尾切りとか揶揄されて同情票まであったが、これで完全に強靭な尻尾であることが分かってしまいました。喚問で何を得たのでしょう。今後天下りの道は閉ざされ、局内に責任を止めるというなら省内では犠牲者と評価されるかも知れないが局内では大罪人となるでしょう。ご近所の方とすれ違っても挨拶すら窮屈な今後です。唯一アドバイスできるとしたら籠池さんが出てきたらタッグを組んで再び小学校建設に取り組まれたらいかがでしょう。鈍いほどのクソ度胸と厚顔が緻密な官僚の頭脳を持てば最強のタッグです。政も官もきっと怖れると思います。