ゆっくりかえろう

散歩と料理

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喫茶店の焼きめし

2015-06-04 | ランチ

 昔の喫茶店はチャーハンとはいいませんでした。

関西では喫茶店のものは ピラフか焼きめしです。

この店は焼きめしでした。

チャーハンと同じものだと言う人もいますが、違いはあります。

喫茶店での焼きめしは 中華のチャーハンのような 脂っこいものではありません。またネギは使わず玉ねぎ 肉は主にハムを使います。卵でご飯をコーティングしません。

卵は無し或いは具になります。パラパラではなくしっとり系です。

料理の完成度は中華のチャーハンの方が上ですが、焼きめしのさっぱりした味も捨てがたいです。

でも最近区別がつかなくなっています。

先に玉ねぎ エビや 人参の細切れなどを炒めて 水分が飛んだら ご飯を炒めて塩 胡椒 醤油かウスターソースで仕上げます。

最近は技術の伝承が行われず、老いたマスターのところしか作りません。

伝統のあるお店でも 若いマスターのところは中華式チャーハンが出てきます。

喫茶店式焼きめしは 亜流なのですが 懐かしい昭和の味なのです。

私は忘れていました。

 



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