大阪ではこのように こんぶそばとかこんぶうどんと言います。
京都や昔の大阪は「おぼろ」うどんといいました。
ニシンを使ったたねものは京都でしかなく 特別扱いで蕎麦しかなく うどんではけして食べません。
それはニシンの甘露煮は癖が強くうどんでは生臭さが強いからです。
大阪のニシンうどんは単なる物まね料理といわれかねません。
やっていけないというルールはありませんが余りにもモノを知らない無粋ものといわれかねません。
食い倒れの大阪は 今は昔のお話になってしまいました。
うどん屋さんのお品書きを見るとがっかりする事が多くなりました。
月見うどんも卵うどんと書いてあるとどこの田舎かと思います。
粋じゃないのです。
人の視線や表現に遊びや柔かさがなく 文化の衰退を感じて悲しくなります。