感想の続きです。俳優さんが良かったです。迫り来る悲しみと不安に立ち向かうように明るく振る舞う妻。不安を隠せない長女 命をかける長男 思い出す度涙が止まらないです。
侍は死ぬことと見つけたり 現代人には理解出来ない事もこの時代に生まれたら 自分もきっとわかると思います。
意地でも命令でも 愛する人を守ること またお家を守る為にも 簡単に命をかけます。何なんでしょうね。
映画はよく練れていると思いました。
椿三十郎ではなく 命短し恋せよ乙女の 生きるですね。
基本は焼きめしでもチャーハンでも具はハムです。チャーシューは豪華版でかなり高級です。
中華街のチャーシューなんて牛肉よりずっと高級品ですからね。
ハムのいいところは炒めやすく水がでないし 邪魔にならないです。
ハムだって等級があって中華街の中華ハム(かなり高級品) 日本製だって色々ありますが、あまりの安物は味に影響しますから、そこそこのものを選ぶと安心です。
安物を使うとかなり淋しい味になりますものね。
ぱらぱらもちもちの秘訣は 最初にご飯だけを炒め 具はあとから入れて玉ねぎなら半生で仕上げ しなっとさせる。
仕上げにこさじいっぱいの酒か水を振ってから火を止めるとしっとりと仕上がります。
ぱらぱらだけではなく もちもち感もあるものを目指します。
邦画 小笠原流の作法がみられるとあって、馬術や日々の作法がいかなものか見たかったのです。
役者さんが言うとおり未消化ではあるようですが、見応えがありました。導入部が上手で手短に武士の生き方の不合理を観るものに教え尚且つ物語の本質さえ示していました。
侍の本質を五分で表しています。
みていて感動したのは 必ず先にある死を受け入れる強さです。
今まで理解出来なかった切腹の意味を教えてくれました。
美しいとか現代人は表現しますが 失礼だと思うくらいです。
仁木英之氏著 僕僕先生シリーズでお馴染みの仁木先生の現代劇ファンタジー。
ふとしたことからあの世とこの世を結ぶタクシーを運転する羽目になった男の悲喜劇。
仁木先生の不思議な土地勘の詳しさや死生観の一端が分かる一冊です。
舞台に奈良や名古屋市の一部が出てきますが、やけに正確で詳しく驚きます。
反対に食べ物に関してはあっさりとした表現で 知ったかぶりをしない姿勢は好感が持てます。
話は諄いくらい説明的文章ですが 話にのめり込むと知らずに涙腺を刺激します。
仁木先生の作品はキャラクターを大事にしますが決して遊ばせること無くきちんと描く所が好きです。
無闇に沢山の登場人物を使わず しっかり物語は進みます。
