キマグレ競馬・備忘録

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時代小説~歴女の役割

2010年01月10日 | Book
最近、書店に行くと時代小説が山積みになっているのを見かけます。歴女の影響なんでしょうか?
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歴女(れきじょ)は、歴史好きの女性を指す造語。女性の多趣味の体現のひとつとして、使用され始めた。歴史なら日本・海外を問わない主旨ではあるが、通常日本の歴史好きを指すことが多い。2008年後半あたりに生まれた言葉とされ、2009年NHK大河ドラマ『天地人』の影響等で、2009年からしばしば各メディアで取り上げられるようになった。 『三国志』の赤壁の戦いを題材にした映画『レッドクリフ』公開がきっかけで生まれたという説もあるが、元々真田昌幸・真田幸村親子等の歴史上人物のコアな女性ファンも多く、以前より歴史好きの女性の動きは注目され様々な形容がなされていた。戦国時代を舞台にしたアクションゲームの人気や前述のNHK大河ドラマ『天地人』の主人公直江兼続や石田三成の各登場人物の影響を以って、一般的に使用され始めたアクションゲームは主にKOEI社戦国・三国無双シリーズから武将などを美化してよりアクションをあたえている。(Wikipedia)
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昔から歴史が好きで、世界史の本や海音寺潮五郎や司馬遼太郎の時代小説を読んだものです。学生時代はその手の本を読んでいると、女の子から「暗い」と言われるのではないかと気にしていたのですが、今は堂々と読める良い時代になりました。
NHKの大河ドラマに出てくる俳優やアクションゲームに出てくるイケメン武将の影響で、女性の認識が変わり、本屋には女性にも読みやすい時代小説が増えているように思います。「歴女」という言葉が昨年の流行語になりましたが、その歴女達が熱中しているゲームの中の戦国武将はちょっと美化され過ぎている気もします。だいたい戦国武将がイケメンの若者というイメージは、かなり違和感があります。
昔、「草燃ゆる」という北条政子の生涯と源氏の栄華と衰退を描いたNHK大河ドラマがありました。若き日のアイドル・郷ひろみが出演していて「異彩」を放っていたのを思い出します。当時は視聴率アップのためのイケメン抜擢だったと思いますが、今はそれが当たり前なんでしょう。歴史ブームを支える歴女達が、イケメン武将に飽きないことを祈りたい。

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