キマグレ競馬・備忘録

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テレビ視聴で寿命短縮?

2010年01月12日 | Science/Technology
昔はテレビを見過ぎると眼が悪くなると言われたものですが、今では寿命まで縮むそうです。
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毎日の長時間TV視聴で寿命縮まる可能性=豪研究(ロイター)
毎日長時間テレビの前に座り続けると、寿命が短くなる可能性があるという研究結果を、オーストラリアの研究機関が明らかにした。この研究は、ビクトリア州のBaker IDI Heart and Diabetes Instituteが、1999年から2006年にかけて25歳以上の8800人を対象に調査を実施しまとめたもの。1日にテレビを4時間以上見る人は、2時間以下しか見ない人と比べて死亡リスクが46%高く、循環器疾患で死亡するリスクだけでみると80%高いことが分かったという。 研究に参加したデビッド・ダンスタン氏は、同研究では特にテレビの視聴習慣に焦点を置いたが、コンピューターの前に長時間座ったままでいるなどといった習慣も健康に害を及ぼす可能性があることを、研究結果は示唆していると指摘した。
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テレビやパソコンの画面をじっと見る習慣が寿命に影響を与えるそうです。でも、これ本当なんでしょうかね?
おそらくテレビの前で「座り続けて動かない」ことが影響しているのであって、「テレビを長時間見る」ことが原因ではないように思います。この調査の真の要因を調べたかったら、4時間座ってテレビを見ている人と、4時間運動しながら見ている人も比較すべきでしょう。或いは、4時間座ってテレビを見る人と4時間座って本を読む人ではどうなのか。テレビが原因なのか、それとも体を動かさないことが原因なのかが判ると思います。これは、テレビの長時間視聴を止めさせるための調査なのかもしれません。より正確な調査にするために、このような事例を調べてみることも必要だと思いますが、高齢者にテレビを見ながら運動させると、別の要因で寿命が縮まるかも。でも死亡リスクが46%高いというのは、何だか実感できない数字です。
生きるか死ぬかしかない個人にとって、このリスクの数字はどう考えればいいのだろう?

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