「スパイダーマン」に問題発生です。
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T・マグワイアが「スパイダーマン」から降板=ライミ監督も(時事通信)
米映画の人気シリーズ「スパイダーマン」の第4作目に主役のトビー・マグワイアが出演しないことが11日、明らかになった。ソニー・ピクチャーズは同日、2012年に完成予定の「スパイダーマン」の4作目に、これまでの3作を監督したサム・ライミ氏は関与せず、主役のピーター・パーカーことスパイダーマンを演じたマグワイアも出演しないと発表した。ハリウッドでは最近、用意された「スパイダーマン4」の脚本をめぐってライミ監督と制作スタジオのスタッフの間に対立が生じているとのうわさが流れていた。4作目の「スパイダーマン」は、ジェームズ・バンダービルト氏の脚本で制作され、パーカーはシリーズ1作目と同じ高校生の設定に戻るといい、事実上、シリーズが「再起動」されることになる。公開予定は当初の11年から12年にずれ込む。
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製作者のトラブルで「スパイダーマン」がやり直しになるそうです。「世界を救う」という大袈裟で現実味の無い使命を背負ったスーパーマンよりも、「ニューヨーク」の狭い地域で、哀愁漂うヒーローのイメージが好きだったスパイダーマンですが、時間を掛けてやっと大人になったのに、また高校生に逆戻りというのも納得がいかない感じです。観客もスパイダーマンが登場した経緯も知っているわけし、老け顔のキルスティン・ダンストがまた高校生のメリー・ジェーンを演じるのも無理があるでしょう。たとえキャストを入れ替えたとしても、同じストーリーを見せられるのも辛いものがあります。果たして「やり直しスパイダーマン」が上手く行くのでしょうか?
日本には、ウルトラマンシリーズという良いお手本があります。ここは円谷プロの助けを借りて、続編シリーズの「スパイダーマン・弟」にしたほうが良いと思います。そうすれば、トビー・マグワイアも心置きなく引退できるでしょう。