キマグレ競馬・備忘録

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寒がり度調査 これ本当なのか?

2010年01月07日 | Science/Technology
「寒がり度」調査結果が公表されました。
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寒がりが多いのは、どこに住んでいる人なのだろうか。民間気象会社のウェザーニューズは、着ている服の枚数とその日の朝の気温との関係を調査したところ、「秋田県民」が最も寒がりであることが分かった。秋田県民は全国平均よりも1.16個ものアイテムを身につけていることが明らかに。次いで「山梨県民」(+1.09個)、「山形県民」(+1.06個)、「北海道民」(+0.56個)、「宮城県民」(+0.50個)と、「寒さに慣れていると思われる北国で寒がりな人が多い」(ウェザーニューズ)一方、下位を見てみると、45位は「沖縄県民」(-0.67個)、46位「和歌山県民」(-0.74個)、47位「岩手県民」(-0.94個)だった。「寒がり度が最も高かった秋田県の隣の岩手県が、最も寒さに強い県民という興味深い結果となった」(後略)
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「寒がり度」を服の枚数で測定したところ、面白い結果が出たそうです。寒い地域の人が寒がりで、沖縄県民が寒がりでない、秋田と岩手では極端に結果が違うという結果になりました。
これ、本当なんでしょうか?「寒がりかどうか」を服の枚数で測定したそうですが、ダウンジャケットとTシャツを同じ1枚と数えるのでしょうか。室内と屋外での着ている服の枚数も考慮したのでしょうか。秋田の人が寒がりで、沖縄の人が寒がりでないというのも実感と違います。また、隣県の秋田と岩手で極端に結果が違うのも、どうも納得できない感じです。
この調査は本当に信頼できるのでしょうか。
素直に見ると、この結果から判る事は、地域によって重ね着の習慣に違いがあることくらいでしょう。そうすると寒がり度とは、あまり関係が無くなってしまいます。調査の前提条件がよく判らないけれど、実感と異なる結果が出た場合は、誰もが納得できる説明が無い限り、公表するのは止めたほうが良いかもしれません。そうしないと気象予報の信頼度まで落ちてしまいますよ。

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