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QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

3月11日からの動き

2011年03月22日 09時02分54秒 | アマチュア無線
東北関東大震災により、多くの犠牲者、被害が発生しましたことに心から哀悼の意を表します。

3月11日からの動き
3月11日午後2時46分マグニチュード9.0の地震発生。
ここ池田市にもその数分後、長い周期の横揺れを感じる。
テレビの報道に釘付け・・・。あの阪神淡路大震災の時の事が心をよぎる。

夜、ツイッターで「JA3RLの運用は、行わないの」と連絡が入る。
「今すぐは、難しいので明日以降考える」と伝える。
予定では、3月13日が定期運用日、この日は、当然被災地との交信が中心になるだろうと考える。
偶然にも3月12日は、関西地方本部会議、ここでどうするか決定することになる。
3月13日は、クラブ代表者会議。

3月12日
午前中、個人的に7メガをワッチ。もし何かあればここからだと7メガしかない。
7.043で知っている局が、被災地を呼びかけているのを受信。この局がローカルのサポートを要請しているのでサポートに応じ、この周波数で通信を開始。
被災地から多くの情報が入る。これをメモ。でも、この情報をどこへ伝えたらよいのかわからない。とりあず、メモだけする。
午前11時2分弱い電波でJA7の局が呼んでいるのを確認。コールまでは、取れない、他の局に受信を呼びかけワッチ。被災地で多くの人と非難し孤立状態であると言ってくる。
救援を要請するかの問いかけに要請すると言うことなので、詳しい状況を聞き、110番通報。
この時点で、コントロールは、私しかいなかった。(当初コントロールしていた局は、仕事の為QRT、その後私が引き継いだ)私も、午後から地方本部会議のため、離れる必要がある。被災地から続々と情報が入ってくるのでここでやめる訳にはいかない。
支部役員でそこそこの設備があり、コントロールできる局に電話、残念ながらこの日は仕事でムリとの回答。そこでARISSで知り合いの京都の局にコントロールを引き継ぎ、地方本部会議へ。
昼、1エリアの局から電話が入り被災地からの多くの情報をツイッターで配信すればどうかとアドバイスを貰う。情報の行き先を思案していた私は、そのアドバイスに飛びつく。(この時点で、公的機関で情報を受けるところは、無かったと考える-阪神淡路大震災の経験から)

午後、地方本部会議へ、ここで午前中の事柄を報告。明日のJA3RLの運用は、被災地からの情報収集中心に運用決定。同時にツイッターで配信することを決定。
すぐに、ツイッター配信の準備にとりかかる。これは、伊丹のローカル局にお願いし、二つ返事でOKを貰う。

会議で、JARL本部の情報を聞く、本来なら土曜日で事務局は休み。ところが、東京の交通機関麻痺し職員の何名かは、事務局いることがわかり、すぐに事務局へ連絡、HPの提示とJA1RLの運用を要請。
事務局は、すぐに対応。こちらでは、JA3RLがあす運用し情報をツイッターで流す事を連絡。

3月13日(日)
この日は、午前中少し、7.043で運用(昨日のローカル局が、コントロール。彼とは電話で情報交換していた)ここでJA3RLの運用の件をPR。また、JA1RLの運用とツイッター配信もPR。
午前9時すぎ、JA3RLの運用開始。多くのスタッフが集まる。同時にツイッター配信開始。
JA1RLは、規程にしたがい7.030で運用を開始。
この時点で7.043と7.030の2つの周波数での運用になる。
その後、これでは混乱が生じると7.043は、安否確認、7.030は、被災地からの情報収集と目的を決める。(100%周知させる事は、出来なかった)
この時点で、多くの局がサポートしていた。(局数は、不明)
情報は、続々と入る。必要な情報と必要でない情報を精査する事は、出来なかった。
また、ボランティアでJA3の局が、安否情報・被災地アマチュア無線局運用MAPを立ち上げた事を知る。

私は、JA3RLが問題なく運用できる事を確認し、役員会へ。
午後から、クラブ代表者会議に出席。

頭の中では、偶然出来てしまった2つの周波数をどのように混乱無く1つにするか考えていた。

続く。





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