QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

野口さん報告会に行って来ました。

2005年10月21日 18時22分33秒 | Weblog
予定通り、野口さん技術報告会に出席しました。

地元の歓迎セレモニーには間に合いませんでしたが多くの人がラーメン記念館の前に駆けつけたようです。
野口さんの服装は、いつもの紺色のフライトスーツ姿で子供たちの大きな拍手に答えていたようです。

私はそれが終わって間もないころにラーメン記念館に着き、知り合いにその様子を聞きました。
写真も見せてもらったのですが、報道陣が一杯でまともな写真は取れなかったようです。

さて、野口さんの報告会ですが・・・

会場は300人くらい入る会議室で私たち一般参加者は、後ろから4つ目までの机に座りその前は日清の社員又は技術者の皆さんが座られました。

野口さんの姿は、やはり小さかったです。
それより報道陣の多さにビックリし、野口さんより報道人の写真を撮ったりしていました。

報告の内容は、出発から帰還までのビデオを見ながら野口さんが喋ると言うスタイルで進められ、そのままスペース・ラム 宇宙ラーメンの話になりました。
トータル的な野口さんの感想は、宇宙で美味しいラーメンが食べられてとても良かったと言うものでした。
また、初めて食べる時の心配は、お湯を入れて5分待つのですのでが、パッケージをはさみで切って開ける時に飛び散らないか心配したと言っておられました。
実際には、そんな事はなく全く問題なかったと言うものです。
食事をしている映像を見ましたが、ホークで食べておられました。

質疑応答では、技術開発の皆さんが中心で行われ、たとえば「3種類の味のラーメンを持って行ったが他のクルーはどのラーメンが気にっていたか」とか、「野口さんは、どの味が良かったか」とかの質問や、パッケージ開発担当の技術者の方からは、「食べ終わったラーメンのパッケージはどのようにして処分するのか」とかの質問がありました。
他には、スープ開発担当の技術者からは、「スープのやわらかさはあれで良かったか」とかの質問もありました。

3種類のラーメンは、カレー味と味噌味に豚骨味です。

さて質問の答えですが、宇宙に行くとどうも辛いもが欲しくなるらしく他のクルーは、カレー味が気にいっていたようです、野口さんは、前回の若田さんの言葉にあやかって豚骨味を食べていたと言う事です。前回、若田さんは、「宇宙で豚骨ラーメンが食べれたらなぁ」と言っておられたようです。

食べ終わったパッケージですが、このパッケージの問題と言うのではなく、ゴミ処理にまだまだ多くの改良点があると言っておられました。
やわらかいもののゴミについては、テープで中の水分や食べかすが外に出ないようにぐるぐマキにして捨てるだけで専用の部屋に保管するそうです。これに失敗するとステーション内に食べ物の匂いが漂って大変居心地が悪くなると言っておられました。
缶詰なんかは大変だそうです。
そういえば、ARISSスクールコンタクトで「宇宙ステーションの中の匂いはどんな匂い」と聞いた子供はいませんでしたね。面白そうです。
スープについては、もう少しやわらかくても良いと言っておられました。

報道陣は、報告会の途中で退席をされましたが、この後の話が面白かったです。
ここで書くわけには行きませんが・・・・

野口さんの講演会を聞くと面白い話が聞けそうですよ・・・

今日は、昨日から緊張していましたが有意義な1日でした。

会社へ帰って少しすると、池田市から大きなお土産が来ました。
野口さんのサイン入りの8N3HのQSLカードです。
8N3ISSと8N3HのQSLカード2枚づつ渡したのですがそのうちの1枚です。
これは、関西ARISSプロジェクトチームのメンバーに見せてから細河中学校に持っていくつもりにしています。
細河中学校で保管していただくのが一番良いでしょう。

日曜日は、高槻市の日吉台小学校のARISSスクールコンタクトのアンテナ建設です。

写真は、野口さんとチキンラーメン創設者安藤百福さんです。