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QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

6年ぶりのスリランカ パート9(トリンコマリー)

2012年10月15日 15時52分30秒 | 旅行・アマチュア無線

9月19日、この日は、ピジョンアイランドへ行かず午後からツゥクツゥクと言う東南アジアではおなじみの三輪車に乗ってトリンコマリーの街へ行くことになりました。

 

目的は、私たちは、酒代として日本円で2万円の現金を渡されていましたがホテルは、日本円での支払いが出来ずこのままだとチェックアウトできない状態であることがわかり、トリンコマリーへ行ってルピーに両替を行わないといけないと言うことになり急遽街へ出ることになったのです。

ホテルで2台のツゥクツゥクを呼んでもらい、これもまた6人(ツゥクツゥクは、3人乗り)でトリンコマリーの街へ。

HBFさんは、サンダルを買いに。私は、両替と殺虫剤購入。その他のメンバーは、お付。(なぜ殺虫剤かと言うと、私の部屋はアンテナの関係から食堂のすぐ隣、ハエが部屋には数十匹います。ホテルに言ってもその時だけ、扉を開け閉めするだけでハエが入ってくる)
ついでにトリンコマリーの街も観光と言う事で出かけました。

ここへ来てからずっとホテルとピジョンアイランドばかりまぁ、気晴らしと言うのもあります。

ツゥクツゥクで観光と買い物で1台1500ルピー也。

ホテルから15分ほどでトリンコマリーの街へ到着。
この街地図では大きく書かれていますが、お店が並んでいるだけでちょっと大きな村のよう。鉄筋のビルがあっても3階くらい。

両替と買い物を終えて行く所と言ってもトリンコマリーの鉄道の駅くらい。
この駅、駅があるだけで他には何もない。日本だったら駅を中心に街が広がっているのですが、ここは、そのような街の作り方をしていない様子。

  

もう少し観光をと海の方へ行きたいと運転手に言うと「もっと金をくれと・・・」「いくらや」「2000ルピーではどか?」「いや、1800や」「よっしゃOK」と言う事で、フェリーターミナルと言われる場所へ。行ってみると、フェリーターミナルと名が付くような所で無く、漁船が数船繋留されているだけ、拍子抜け・・・。

まぁ、そんなこんなでトリンコマリーの街は、終わりました。

トリンコマリー出発前ホテル動画
トリンコマリー001動画
トリンコマリー002動画
トリンコマリー003動画
トリンコマリー004動画
フェリーターミナル動画



6年ぶりのスリランカ パート8(AS-171再びピジョンアイランド運用)

2012年10月13日 09時26分20秒 | 旅行・アマチュア無線


18日、予定通り2回目のAS-171の運用です。

今回は、交代で1回目居残り組みの2人が参加します。

居残り組み:4S7HBG 4S7LSG
移動組み:4S7ARG 4S7UJG 4S7TAG 4S7DOG 4S7QHG 4S7TEG

2回目ですので始めての時よりみんな余裕です。運用は、昨日許可を貰ったので問題ないとみんな思っていましたが、私のみ想定外が起こるスリランカ、安心は出来ないと思っていました。

ところが、島へ着くとすぐさま昨日とは違う管理人が私たちのところへ近づいてきて「無線の運用に来たのか、話は聞いている。我々は、お前たちを全面的にサポートする。何やらお前たちは、国からバックアップされているらしいな。思う存分無線をして良い」と告げました。「えっ、一体どうなっているの?」と思いながら、無線をしても良いならそれで良しとして2日目の運用を開始。

昨日は、多くの白人観光客がいたのに今日は、少ない、そのかわりスリランカ人が沢山遊んでいます。
今日は、スリランカの祭日?

さて、電波を出すと、1日目と違いすぐにパイルが始まりました。たぶんみなさん、私たちを待ち構えていたのでしょう。ネットと言うのは、すごいものです。
ホテルでの運用時「今、どこに居る?AS-171か?」と良く聞かれました。明日、AS-171に行くと何度もアナウンスしたのがネットなどで流れたのでしょう。

JAからは、電波が弱いのでしきりに21.260で良いからCW運用をしてほしいとリクエストされました。
ところが、今回も忘れ物が・・・。パドルがありません。CW運用が出来ない・・・。

仕方なく、奥の手を使かってCW運用をしました。
それは、IC-706MK2Gのマイクをパドル代わりに使ってのCW運用です。
私は、移動運用のときパドルを持っていきません。いつもマイクでCWをしています。こんな時にこれが役にたつとは思いませんでした。

CW運用中動画その1
CW運用中動画その2

運用中、先ほど管理人がやってきて、自分のIDを見せ、何か喋って来ました、
「おれは、こういうものだ。お前の持っているのは、日本のタバコか?、1本くれ」すぐに1本タバコやると次に「明日も来るのか? もし、何かトラブルがあれば俺に電話して来い」と彼の携帯電話を教えてくれました。
その時は、このやり取りが役にたつとは思わなかったのですが、後でこの携帯電話番号と彼とのやり取りが大きく役にたつことになります。
何が起こるかわからない、スリランカです。

やはりこの日も、暑さに耐えきれず午前中で運用を終了し、島を後にしました。

4S7UJG運用、日本語が聞こえる

追記:この日多くのスリランカ人に混じってどこかで聞き覚えるのある言葉があちこちから聞こえてくる、それも女性と子供の声。
探して見ると、日本人女性と親子(女性)とが話をしている偶然このピジョンアイランドに遊びに来て出会ったらしい。
彼女らも驚きの様子。それもそのはず、こんなところに日本人なんていないと思っていたらしい。私たちも同じ。
ここにおっさんの日本人が6人もいるのを彼女らは知らない・・・。
その後、ちょっと声を掛けたのは、当たり前。

6年ぶりのスリランカ パート7(ホテルでの運用)

2012年10月12日 17時44分44秒 | 旅行・アマチュア無線
17日、ピジョンアイランドから帰ると、そく昼食です。
ホテルのレストランで8人全員がそろい昼食をとりますがこれが長い・・・。
英国風と言うのでしょうか、コース料理になっていてデザートが出てくるまで約2時間。
無線をするために来ているのに、毎日みんな2時間かけて昼食をとってました。
優雅です。

ピジョンアイランドで泳いでいたため、実はみんなずぶ濡れで昼食。
何故か?、昼食が終るとそのままホテルのプールにザブンと入って、潮を落とす為です。これでシャワーの必要なし。

その後、無線する人、昼寝をする人とおのおの好きな時間を過ごします。
これが、究極の贅沢!

         


1つ書き忘れたことが・・・
16日ですが、この日の日本時間の15時スケジュールQSOをしました。それは、ジュニアハムに海外の局と交信をしてもらい無線の楽しさを知ってもらおう言う企画で第1回目からその企画に私は参加していました。1回目は、日本から海外在住の日本人ハムと子供たちと交信するお手伝いをしたのですが、今回2回目は、私が海外局として子供たちと交信すると言う形で参加しました。

交信予定時刻は、スリランカ時間の午前11時30分。予定通り21MHzをワッチするとサポート局が良く入感しています。そのサポート局の支持に従い多くのジュニアハムと交信が出来ました。
ここでもう一つの目的が達成されました。

       



6年ぶりのスリランカ パート6(IOTA AS-171 Pigeon Island)

2012年10月11日 09時28分12秒 | 旅行・アマチュア無線






17日朝、いよいよピジョンアイランドに移動運用です。
16日は、それぞれ各バンドでパイルを浴びていました。と言ってもほとんどEUだったようですが・・・。
16日の午後から予想通り、夕立があり海が荒れていました。(ビンゴです。)

バッテリーは、新品を購入しましたがスリランカのバッテリー、信用がありません。
ホテルについてすぐに充電。
「このバッテリー、100Wでどれくらい持つのやろ。計算によると4時間?」何て会話がありました。

ボートの出発は、午前8時。機材を用意していざ出発。

機材:IC-706MK2G バッテリー 10mのグラスファイバーポール 21と14のインバーテッドV 5D-2Vの同軸 水

ボートは、6人乗りですので2人は、居残り、サポートに回ります。
居残り組:4S7UJG 4S7TAG
移動組:4S7HBG 4S7ARG 4S7DOG 4S7TEG 4S7QHG 4S7LSG

この移動運用、ボートのチャーター代と入島税でお一人2100ルピー也。

    
このボートどこから出るのかと言うと、ホテルのビーチから、船外機付の小さな漁船。
みんなでボートを押して沖へ出て出発。

さてさて、本当にビクターの言うとおり免許を見せて運用の許可が貰えるのか?みんな半信半疑。スリランカでは、今までの経験上何が起こるか分からない。想定外が一杯ある。

   

ボートは、出発後島の方に向かわず全然違う方向へ。初めはやっぱりあそこはピジョンアイランドではなかったとみんな思ったのですが、ホテルの従業員に聞くとあの島は、ピジョンアイランドだと・・・実は、このボート、まず入島税を払いに別のビーチに寄り、許可を得て島に行くようになっていたのです。

およそ15分ほどでピジョンアイランドに到着。

いよいよ許可をもらう為の交渉が始まります。
島には、数人のスリランカ海軍の兵士と自然保護区になっているため島の管理人が常駐しています。
観光名所のため、白人の観光客が沢山います。それぞれビーチで泳いだり、シュノーケリングを楽しんでいます。のどかな島です。

管理人に入島許可書と無線のライセンスを見せ、アマチュア無線の運用をここで行いたいと告げると何やら渋った顔に・・・、ライセンスをじっくり見て、どこかへ電話を掛け始めた・・・、やっぱりムリか・・・と思ったと所「OKやっても良いよ、ただし、あまり他の人に迷惑にならないようにね、あまり話ししないでね、遠くへ行かないでこのあたりでしてね。」とあっさり許可が出ました。

      


さて、いよいよ運用開始です。
たまたまあった、支柱にポールを縛り、21MHzのIVが完成。
ここで大きなハプニング・・・第一声を上げようとマイクを探すもマイクが無い。パドルも無い。なんと忘れてきてしまった。あれだけ忘れ物は、無いなと念を押したのに・・・。(涙)
これでは、電波は出せない。
仕方ないので、ホテルにボートで取りに行く羽目に・・・ここでボート代追加、2000ルピー。
30分後、マイク到着。
やっとの想いで仕切りなおし、第一声を21.260MHz SSBで出しましたが、全然応答なし。誰も聞いていないのか、電波が飛んでいないのか・・・。
応答があったのは、電話で呼び出した居残り組の局のみ・・・。

これでは、来た甲斐がないと居残りサポート組に、クラスターにUPするように頼む。
クラスターにUPされたとたん、EUのパイルに・・・このパイルどんどん大きくなっていく・・・。
こんなアンテナでまぁすごいパイル。一同、驚きの声。

各自交代しながら交信開始。
EUの局に混じって時々JAも呼んで来る。まぁこんなIVで弱い電波をJAの局は良く聞こえるなぁ。よっぽどアンテナが良いのやなぁとみんなツブヤク。

 

さて、心配はバッテリー。テスターで電圧を測りながらの運用。この信用ないバッテリー結構長持ちする。日本のバッテリーより良いかもなんて・・・。



運用中は、スリランカ兵士が興味津々でいろいろ聞いてる。管理人も同じ。

 

運用していない局は、各自ピジョンアイランド楽しむ。ビーチで泳ぐ奴。カメラで白人女性を撮る奴。正直言って暇。

第1日目の運用は、SSBのみ。

結局、バッテリーより人間の方が暑さに参って現地時間の昼ごろ撤収。
弁当を持参していなっかのもある。

明日もここで運用する予定で、ホテルに帰った。管理人が私たちに「明日も来るのか」と聞いてきたので「明日も来る。その時はよろしくと」言って島を離れた。

AS-171動画(音声と映像がずれているSRI)





6年ぶりのスリランカ パート5(運用編)

2012年10月10日 15時51分47秒 | 旅行・アマチュア無線


16日早朝、食事もそこそこにアンテナの組み立てです。

許可を貰ったところは、全面芝生でビーチがすぐそこ、運用する部屋は1階で何とか同軸は届きそう・・・。現地がどんなところか全くわからなかったので同軸だけは多く持ってきました。アンテナの位置と部屋の場所が離れていて同軸が届かないは、最悪です。それを避けるために3D-2Vなど数100メーター持って行きました。でもほとんど使いました。

沖には、あのピジョンアイランドが見えます。(初めは、あれでは無いと思っていた。予想より近かった為)

まず、10/18/24の日本仕様スパイダービームの組み立てです。何と頑張った甲斐があって簡単に短時間で完成。次に5BANDのスパイダー、これも簡単に上がり残すは、ローバンドのアンテナのみ。
午前中には、すべてのアンテナが上がりいよいよ運用開始。



別口で、ホテルの屋根へ10MHzのDPを張り、そちらの運用も開始。

予定では、JA中心にパイルを浴びる事になっていましたが結局あまりコンディションが良くなくEUのパイル中心。このEUのパイルは、言う事を聞かないので辛いものがありました。


とりあえず、順調に運用を開始できた為、いよいよAS-171の運用。
ホテルにボートのチャーターをお願いしたところ「ボートのチャーターはできるが今日は辞めといた方が良いと・・・午後から海が荒れるから・・・」という事でそのアドバイスを聞き今日はキャンセル。明日早朝なら海も静かなので明日行けると言うことで、予約を入れる事に。

アンテナ説明動画
4S7HBG DOG運用動画

IOTA AS-171は、17日運用で決定。

6年ぶりのスリランカ パート4(IOTA AS-171)

2012年10月10日 14時54分53秒 | 旅行・アマチュア無線


スリランカ運用のため、「運用するホテルはどのようなところでアンテナを立てる場所ってあるのかなぁ」とグーグルで調べていたら、ホテルの沖に島があるのを発見。
えっと思い、「ピジョンアイランドリゾート」をネットで調べると何とその島が「ピジョンアイランド」である事を知り長年考えていたスリランカでのIOTA運用の夢が蘇って来ました。
まぁ、ホテルの名前を見れば誰でもわかる事ですが、それが解らないのが、私。

色々ネット調べると、この島は、観光地になっていて誰でも税金(入島料)を払えば行く事が出来る、ホテルに言えばボートをチャーターしてくれる、メインランドから数キロ離れていてIOTA AS-171の条件に合います。
うまく行けば運用できるかと・・・。

ただ、IOTAのHPで見てもAS-171の中にこの島の名前がありません。
とりあずJAのIOTAサポートのJA9IFF中嶋さんに島の条件を知らせ、ここがAS-171にカウントできるか調べていただく事にしてメールを出しました。

中嶋さんは、イギリスのIOTAデスクにその内容をメールし結果を私に知らせてくれましたその内容は「IOTAデスクは、運用出来ればこの島は、AS-171にカウントできる」と言うもでした。
ただし、以前ごたごたがあったAS-171なので運用後、証拠書類の提出が必要と。

まぁあのごたごたは、私も承知しています。その原因になったスリランカ人が私たちのサポートしてくれていますので彼がOKを出せば問題ないと考えました。

さて、島での運用ですが機材はあります、でも電源がありません。どうしよ?
大きなIOTAぺディションでは無いので現地でバッテリーを手に入れちょっとだけ運用できればそれ良しとしようとバッテリーで小さな設備で運用することにしました。
(この時点で運用できる保証は、全くありません。これも現地に行き免許が貰え、ビクターから情報を得て出来るかどうかが決まります。)

これも全くPR無しです。

まぁ、行き当たりばったり・・・。

現地で4S7VKに会い、この件を話すると彼は「ノープロブレム・問題ない。」と言う返事。「じゃーどうしたら良いの」と聞くと「島へ行って、管理人にスリランカの免許を見せれば運用を許可してくれる。心配ない」と、「で、IOTA委員会から私たちが島で運用した証明書をRSSLから貰うように言われているのだがどう?」と聞くと「島で運用した写真を見せてくれ、それを見て正式にRSSLとして証明を出す」と、まぁこんな感じでいよいよAS-171の運用が現実味を帯びてきました。

 

コロンボからトリンコマリーに行く途中のダンブッラと言う街でバッテリーを購入してホテルへ・・・(バッテリー新品14000ルピー予想より高い。店の店主にちょっと使うだけなので帰りに寄るからこのバッテリー引き取ってくれと頼むと、半額で買うと言う返事。実際に帰り7500ルピーで引き取ってくれた。感謝)

さて、いよいよ運用。

6年ぶりのスリランカ パート3(移動編)

2012年10月10日 14時14分35秒 | 旅行・アマチュア無線
14日の朝、ニゴンボから約1時間掛けてコロンボにあるテレコムへ免許貰いに出頭しました。
このテレコム以前と全く変わっていません。
変わったのは、無線の免許証です。以前は、A4のらくだ色免許証でしたが今回貰ったのは、日本のパスポートと同じ色の立派な免許証になっていました。日本のパスポートより少し大き目ですが間違えそうです。
ただし、コールサインは、手書き・・・。以前のは、タイプ打ちでした。
手書きなので、良く見ないと「4S7」の「7」が「J」に見えます。「4SJQHG?」
全員免許を貰いホット・・・。

テレコムで免許受け取り中の動画

 



そこへ4S7VKが機材を持って来てくれました。
必要な機材を受け取り、久しぶりのアイボールQSO。
あまり時間が無いのでIOTA AS-171の運用についていろいろ教えて頂その他必要な事のみ伝え一路、トリンコマリーへ・・・。

 

 


コロンボからトリンコマリーへは、ほとんどまっすぐな道で約260Km。
日本なら4時間程度の距離ですが、ここはスリランカ、8時間を見越して夕方には現地に着き夜には、電波が出せると予定していましたがとんでもない・・、途中大規模な道路工事に合い道なき道を永遠約50Km右へ左へとバスに揺られながらホテルに着いたのは、午後9時過ぎ。あたりも真っ暗12時間も掛かってしまいました。

ホテルについていつも大変なのは、アンテナの立てる場所選びに無線をする部屋割。
マネージャーにホテルを案内してもらい私たちの泊まる部屋を確認し、アンテナを立てる場所を選び許可を得る。

何とか要望も聞いていただきその日は、遅い夕食を食べて就寝。
この日の運用は、出来ませんでした。



6年ぶりのスリランカ パート2(機材編)

2012年10月10日 09時56分43秒 | 旅行・アマチュア無線
今回のスリランカの目的の一つに、現地にある機材を日本へもって帰ろうと言うものがありました。ただし、すでにだいぶ年数が経っているのでどのようになっているか心配でした。
預かってくれている4S7VKにメールしても免許に関しての返事は来るものの機材に対してのメールは全く来ません。「やっぱり何かあるなぁ」と本らいなら手ぶらで現地に行っても問題なく運用できるだけの機材は長年スリランカへ行っている間に現地に置いて来ているので問題ないはずですが、何かあると判断してすべて日本から持っていくことにしました。(実際は、それが正解でした)

以前なら、何の許可が無くても機材をスリランカに持ち込めたのですが、今回はやっぱり厳しく無線機に関してはすべてシリアルナンバーの登録が必要となり、すべての無線機のシリアルナンバーを提出しました。

アンテナに関しては、厳しくなったオーバーウエイトを避けるため今流行のスパイダービームアンテナを2本持っていくこととして購入。

このスパイダービームがくせ者で、今までメンバー誰も使ったことがなく未知のアンテナ。ネットで調べると簡単に立てられ軽くてそこそこの性能と・・・。さらに検索するとキットになっているらしいと・・・。

これは、現地に行くまでに一度みんなで立てる必要があると、購入した2本のスパイダーを立てることになりました。



ダンボールを空けると何やら変わったものが沢山入っているどの部品がどこのものか見当もつかず説明書に添ってとりあえず組み立てていく、何となく写真で全容は見ているものの中々頭の中にすべてが入ってこない・・・。



組み立てて行く内にそれぞれがこのアンテナを理解して様子が伺えるようになってきた。私もその内の一人。組み立ててやっと未知のアンテナが自分のものなった。

そうなるといろいろ不具合が見つかって、改善を重ねて2本のスパイダービームが出来上がった。ここまで来るのに4日間も掛かってしまった。
その代わり、日本仕様の美しいスパイダービーム。



現地ではじめてこれを空けて組み立てていたら運用は出来なかった・・・。

現地での機材、ビクターに預けていた機材は、やはり何かありました。
すべての機材が故障していて使い物になりません。
PW1は、パワーが出ない。IC-7400も50Wしかパワーが出ない。IC-756は、ディスプレイが、真っ暗・・・。
とりあえず、すべての機材を受け取り運用地であるトリンコマリーへ・・・。



PW1は、一時復活:現地でそれぞれの機材を確認したところやはり言われたとおりの症状であきらめかけていましたが、IC-PW1は、叩くと何と復活!1KWフルパワーが出るようになりました。面白いものです。ただ使っていくうちに頻繁にプロテクターが掛かるようになり往生しました。

機材一式
リグ:IC-7000×2台 IC-706MK2G×2台 TS-480HX 200W機
リニア:IC-PW1 HL-1KFX
アンテナ:14-28+WARC 5BANDスパイダービーム 10/18/24のスパイダービーム
それぞれ10mH 7MHz IV 3.5MHz IV 1.8 宮スペシャルGP

目的の1つ、機材を持って帰ることは出来ず。帰りは、お土産分オーバーウエイトを取られ私は、リニアHL-1KFXを機内持ち込みとなってしまいました。
     
このリニアの機内持ち込み、ハイジャック検査でことごとく引っかかり大変な目に合いました。運用中は、ピジョンアイランド以外現地の免許証を見せたことは無かったのですが、ここではそのたびにこの免許証を見せました。これが無ければどうなっていたやら・・・。

6年ぶりのスリランカ パート1

2012年10月10日 08時57分02秒 | 旅行・アマチュア無線


2006年にモルジブ・スリランカで運用してすでに6年が経ちました。去年、最後にもう一度スリランカに行って無線をしようと話が出始め日にちを調整して今年2012年9月13日から22日までスリランカで無線を楽しみました。

さてスリランカの状況はどうでしょう?内戦が終結し平和になったスリランカ、ところが状況は変わっていました。

まず今まで必要で無かったビザが必要になっています。無線の免許も状況が変わっていたらしく平和になったにも関わらず軍隊(ディフェンス)の許可が取りずらい状況になっていて中々ディフェンスの許可が下りません。(もともとスリランカでは免許の条件としてディフェンス許可が必要)
いつもお世話になっている現地の旅行会社やスリランカの無線団体RSSLの力を借りて何とか運用希望者全員の免許が現地へ行って免許されました。

今回あまりPRしなかったのは、本当に免許が下りるのか現地へ行かないと全く判らなかったからです。
参加者は、いつもと同じく無線組と観光組に分かれ総勢19名でした。

参加者無線運用組のみ:JA3ARJ JA3HBF JA3TAJ JA3UJR JH3LSS JR3QHQ JG3DOR 7M3FMR
観光・無線組:JA3DBD JA3OMA JH3KCW

旅行日程
9月13日、関空発台北経由香港行きキャセイパシフィック、香港4時間トランジット、香港発バンコック経由コロンボ行きキャセイ。
9月14日、コロンボ深夜午前1時30分着。ニゴンボのホテル宿泊。
14日午前、スリランカテレコムに免許を取りに行く。そこで4S7VKと再開。ビクターに預けてある機材受け取り。
14日午後、無線組、スリランカ東海岸のトリンコマリーに向け出発。
9月15日から20日までトリンコマリーから北へ約10キロのピジョンアイランドリゾートで無線運用。
9月21日、朝、トリンコマリーからコロンボへ移動。夜RSSLメンバーと会合(夕食)
21日夜、コロンボ出発、シンガポール経由香港行きキャセイ、香港4時間トランジット、香港発関空行きキャセイ。
9月22日深夜、関空着。

各自の現地コールサイン
JA3ARJ-4S7ARG
JA3HBF-4S7HBG
JA3TAJ-4S7TAG
JA3UJR-4S7UJG
JH3LSS-4S7LSG
JR3QHQ-4S7QHG
JG3DOR-4S7DOG
7M3FMR-4S7TEG
JA3DBD-4S7DBG
JA3OMA-4S7OMG
JH3KCW-4S7KCG
JA3HXJ-4S7YHG(運用せず)

淡路島ドライブと無線運用 4

2008年04月21日 18時53分16秒 | 旅行・アマチュア無線
さて、港の駐車場に車を止めて無線運用開始です。

集合時間の午後6時までには、2時間あります。

今回の運用スタイルは、モービルホイップでどれだけ出来るかと言う事に決めていましたので、7MHz専用のポイップアンテナ付けてCWで運用開始ししました。
受信に移ると、結構なパイルになりビックリ仰天、こんな短いアンテナでも結構できるのだ楽しく交信をしました。

キーイングはIC-706のマイクのアップダウンだったので結構辛いものがありました。
途中休憩を入れ、1時間で50局ほど交信できました。

ほんとなら午後6時くらいまで運用できるはずだったのですが、1時間早く他のメンバーが到着した為、午後5時でQRTとなりました。

このメンバー、まったく無線とは関係ない連中です。ハイ
彼らからは、無線って面白いの?と聞かれ説明に苦労しました。
アマチュア無線を良く知らない人から見れば、やっぱり異様に見られるようです。

交信して頂いた方、TNXでした。
後からハムログに入力したら、結構知っている局から呼ばれていたのに気づきました。

淡路島ドライブと無線運用 3

2008年04月21日 18時36分49秒 | 旅行・アマチュア無線
峠を越えると、海沿いのまっすぐな道で道は狭いですが結構楽しくドライブができました。
左手には沼島が見えます。
TVで有名な、モンキーセンターもこのあたりにありました。

福良の手前で、だんじり祭りをやっていてだんじりが通るその間、車を止められました。

私の行く場所は、南あわじ市の伊昆港と言う港です。
福良港から鳴門大橋をくぐってすぐの場所です。

そこに着いたのが午後4時前でした。

午前10時に家を出て午後4時到着、6時間のドライブが終わりました。

淡路島ドライブと無線運用 2

2008年04月21日 18時27分47秒 | 旅行・アマチュア無線
淡路島の岩屋港に着いて、今度は国道28号線を洲本市方面へ車を走らせます。

天気は、そんなに良くなく時々太陽が顔を出す程度です。

国道28号線は、洲本から島の内陸部に入りほぼ直線で南あわじ市の福良と言う場所で言ってます。

この28号線は、いつも通っているのでこの道を走るのやめ、洲本から淡路島の南東側をはしる県道?を使って行くことにしました。
由良港までは、この道走ったことがあるのですがそこから先は、初めて走る道です。

まぁ、走ってみて道が狭い事、おまけに由良からは、峠越へまたこの道、バスが走っています。
くねくねと上ったり下りたり、怪しいカンバンもありました。
そのカンバンには「なぞのパラダイス」と書いてありました。
後から友人にこの話をすると、TVで有名なとこころで、彼はそこで泊まったことがあると言う事です。一泊500円なり、牢獄のような所だったと言う事です。