トライフォーリアルセン4[シルク]
(エンプレスティアラの17)
父リアルインパクト
母エンプレスティアラ (クロフネ)
美浦・萩原清厩舎
1口6万円/総額3000万円
週2回坂路コースで15-15、残りの日は軽めの調整
天栄担当者「こちらに戻ってきて状態を確認しましたが、
脚元に問題はありませんでした。
ただ、
背腰には結構疲れが見られたので、獣医師に治療を行ってもらい、現在は週2回坂路コースでハロン15秒ペースの運動をこなしています。
今後も背腰の状態を見つつ、徐々に負荷を強めていければと考えています。
馬体重は498kgです。」
週1回坂路コースで14-14、週2回15-15、残りの日は軽めの調整
天栄担当者「今週から登坂回数を週3回に増やしており、その内の1回はハロン14秒ペースで乗り込んでいます。
今のところ大きな問題はないものの、戻ってきた当初は結構背腰に疲れがあったことや、これから暑さが厳しくなっていくことを考えると、今回は
無理のない範囲でじっくりと立ち上げていく方針です。
馬体重は504kgです。」
週3回坂路コースで14-14、残りの日は軽めの調整
天栄担当者「今週は週3回とも坂路コースのペースをハロン14秒にして乗り込んでいます。
徐々に負荷を強めていますが、体調を崩したりせず順調に乗り込みを詰めています。
ただ、もうしばらくはこれくらいのところで乗り込んで、しっかりとした基礎強化に努めていきたいと考えています。
馬体重は503kgです。」
◇
20年1月、運動後に右前の歩様の乱れ、膝に腫れ・熱感 →橈骨遠位端の骨折
右前橈骨遠位骨折部分のクリーニング手術が終了
トモに弱さ 左前脚に骨瘤の症状(大したことない程度)
9/13の1勝クラス (中山・芝1600m) に出走したものの競走中止
9/26に去勢手術を行い、無事終了 →術後の経過は順調
21/1/7に帰厩 右前脚の歩様に硬さ 右前脚のレントゲン→橈骨に骨膜
2/6の1勝クラス (東京・芝1600m) に出走して8着
両前膝にやや疲れ
3/31に帰厩 右回りの方が走りやすいのかも
左回りだと内にもたれるような仕草→試しに左側だけブリンカー→追い出すと良い伸び脚→競馬でも同じ馬装で
4/25の1勝クラス (東京・芝1600m) に出走して2着
上がり3ハロンが33.9秒の鋭い決め手/左側だけのブリンカーが効果覿面
5/26の検疫で帰厩
トモの感触がもう一つかなと感じる部分があった
フットワークの素軽さという面では、正直なところ物足りなさを感じる/現時点では前走時の方が状態が良かったように感じる
6/12の1勝クラス (東京・芝1600m) に出走して3着
内容的には濃かったし、評価できる競馬だった/去勢の効果もあってか、無駄なものが取れて締まった体付き→ここ最近の安定感
脚元を含めて大きな問題はない/全体的に頑張って走った疲れが見られる
◇
「じっくりと立ち上げていく方針」ということで、しばらくは乗り込みながら力を付けたい。
◇◇◇
ポレンティア牝4[シルク]
(ポーレンの17)
父ハーツクライ
母ポーレン (Orpen)
美浦・田中博康厩舎
1口4万円/総額2000万円
週3回周回コースで5ハロン15-15、残りの日は軽めの調整
天栄担当者「周回コースで軽めのところをこなしていても、体調が崩れることはなかったですし、今週は少し負荷を強めました。
動きの方は悪くないので、このままペースアップを図っていけそうですが、調教後の息の感じからすると、
中身の方はもう少し整えていく必要がありそうです。
馬体重は529kgです。」
週2回周回コースで70-40、残りの日は軽めの調整
天栄担当者「今週は周回コースで速めのところを行う日は週2回だけですが、ペースは70-40まで上げています。
まだ運動後の息遣いはフーフー言っていますし、
しっかりとした下地を作っていく必要は感じますが、体調面はキープして進めていくことが出来ています。
馬体重は534kgです。」
週1回坂路コースで14-13、週1回15-15、残りの日は軽めの調整
天栄担当者「今週は降雨の影響で周回コースの馬場状態があまり良くないため、速めのところは坂路コースでこなすようにしています。
14-13ペースでも大きく戸惑うことなく動けていますし、出来れば夏開催の内に出走できるように状態を整えていきたいところですね。
馬体重は537kgです。」
◇
一昨年9月に左前脚の球節から繋ぎにかけての熱感+左前の挫跖
右トモの弱さ (左の股関節の痛みを庇うことで)
右の背腰に疲れが溜まりやすい 右の背腰からトモにかけての張り
トモには緩さ トモの連動性が課題
ダートの適性が無かった
バランスに左右差が依然としてある/右にモタれるところがある
1/17の中山の1勝クラス (芝1600m) に出走して5着
展開が向かなかった/思ったよりも走りのバランスは悪くなかった
2/6の東京の1勝クラス (芝1600m) に出走して13着
競馬に参加することが出来ずに終わってしまった/柴田善臣騎手「気持ちの問題なのかな」
脚元には特に問題なかった/背腰には疲れが見られた
気管が少し荒れている様子→吸入を行ってケア
4/21に帰厩 調教後に僅かながら鼻出血が確認された
馬体の張りや艶がガクンと落ちて、精神的にもイライラするようになってきた→一旦仕切り直すことに
体調があまり良くないように見える/全体的に皮膚病も出てしまっている
皮膚病は徐々に治まってきているが、まだ馬の活気は物足りない/体調がもう一息なのだと思う
徐々に体調面は上向いてきている印象
鼻出血のこともあるし、無理のない程度に乗り進めていきたい
少し全体的に疲れが見られた/今後も慎重に進めた方が良さそう
◇
鼻出血があったことで慎重になるけれど、順調に進められれば。
夏開催で出走できるかなぁ。
◇◇◇
ラウダシオン牡4[シルク]
(アンティフォナの17)
父リアルインパクト
母アンティフォナ (Songandaprayer)
栗東・斉藤崇史厩舎
1口5万円/総額2500万円
◇6/25付◇
滋賀県・ノーザンファームしがらき在厩
調教主任「坂路で乗り出した後も問題なく進められています。
夏場はこちらでゆっくりさせて秋に備える方針ですが、これから蒸し暑くなってくるので、体調管理には気を付けながら進めていきたいと思います。
馬体重は536kgです。」
◇7/2付◇
滋賀県・ノーザンファームしがらき在厩
調教主任「この中間も坂路でハロン17秒の調教を続けており、終いだけサッと伸ばすようにしています。
気持ちが入り過ぎることもなく、良いフットワークで駆け上がっていますし、運動後もシャキシャキと歩いて良いコンディションを保っています。
具体的な番組が決まるまで
適度にリフレッシュを挟みながら、体調を整えておきたいと思います。
馬体重は533kgです。」
◇7/9付◇
滋賀県・ノーザンファームしがらき在厩
調教主任「その後も順調に進められていたことから、この中間から坂路でハロン15秒の調教を開始しています。
ペースアップには問題なく対応しており、ムキになることもなく落ち着いて調教に取り組めていますよ。
蒸し暑さの影響は今のところなさそうですが、体調管理には気を配りながら進めて参ります。
馬体重は550kgです。」
◇
1/31のシルクロードS(中京・芝1200m) に出走して3着
次に繋がるレースをしてくれたと思う/暖かくなればもっと動けるようになると思うし、スプリント戦にも十分対応してくれることが分かった
3/28の高松宮記念 (中京・芝1200m) に出走して14着
デムーロ騎手「道中はずっとプレッシャーを掛けられて馬もその気になって力んでしまい、それに緩い馬場に脚を取られて最後の直線では疲れてしまった」
4/27に帰厩/落ち着きがあって良い雰囲気/体は緩んでいない
東京コースは3戦2勝2着1回とこれまでにない絶好の舞台→好勝負が期待できる
5/15の京王杯SC(東京・芝1400m) に出走して優勝
テンションが相変わらず高かった/状態に問題なければ安田記念に向かいたい/短期でも放牧を挟んだ方がフレッシュな状態で臨めると思う
5/19に滋賀県・NFしがらきへ放牧
5/26に帰厩/フレッシュな状態で戻ってきた
東京コースは願ってもない舞台/メンバーはかなり揃ってしまった
6/6の安田記念 (東京・芝1600m) に出走して14着
良い状態で出走させることが出来た/好位で流れに乗ってくれた/デムーロ騎手「緩い馬場を気にして・・・」/緩い馬場が合わなかった/GI級のメンバーが揃うとなかなか自分の競馬をさせてもらえない
目立ったダメージはなく体調も問題ない/夏場は英気を養い、秋競馬を目標に進めていく予定
◇
リフレッシュをはさみながら夏場はゆっくりと。
体調を崩さなければ。
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