上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

「なす」

2012-08-31 20:23:30 | 上州お国言葉
「なす」といっても焼いたり漬けたりするとおいしい野菜ではなく。
お隣野州の山の名前でもなく。
「成すべきことをかんがえる」でも無く。

上州の一部ではこの「なす」と言う言葉が、「返す」「返却する」をあらわします。

「早くなして来い」(早く返して来い)
「はぁ、借金なし終いた」(もう借金を返し終わった)

なんて具合に使います。

・・・で、何で「返す」が「なす」なんでしょうね?
「なす」は漢字で書けば「成す」とか「為す」辺りが一般的ですよね?
後は子を生す
「返す」になる要素が見当たらない・・・

ここからは個人的な思いつき。
「なす」本来の意味は何かをすること、成し遂げること。

上州では人に借りたものを出来るだけ早くすべきことだったのでは?
お金ならば利子がつくし・・・

と、まあ、何の傍証もない妄想ですね。
もちろん、この言葉が通じる年代も高齢化し、実際に使う人は減る一方です。

あ、終えるの「え」が「い」になっているのは間違えではありません。
E母音がI母音に置き換わるのは上州の言葉では結構あることです。


今朝の空。



このどんより雲で、少しは雨が降らないかなあ、と思ったのに・・・
土がさらさらに乾いてんだよなぁ・・



シオカラトンボ。
一時期よりも随分減った。
秋に近づいているはず、何ですけど・・・
涼しくなりません・・・

77週間

2012-08-31 20:07:26 | その他
東北地方太平洋沖地震から77週間。
八月が今日で終わり、明日から九月。
九月一日は防災の日ということで、ラジオやテレビで防災に関する備えの大切さをよく見聞きした。

今年は九州の方で豪雨に見舞われ、関東地方は少雨に見舞われている。
利根川水系のダムの貯水量もそろそろ気になりだす数値。
実家の畑はまるで冬のそれのようにさらさらとして水分をまったく含まない。
母が毎日散水しているようだが、秋野菜の芽がなかなかでない。
この調子では秋野菜はちょっと心配。

各国で異常気象が起きているようで、アメリカではとうもろこしが不作のようだ。
なだらかな世の中にならないかなぁ・・・

群馬県 伊勢崎市 旧赤堀町のマンホール

2012-08-30 20:04:12 | マンホール コレクション
今日は気温以上に蒸し暑さにやられた一日でした。
あさってはもう9月なんですけどねぇ・・・

今日は久々にマンホールを。
先日、渋川の実家から深谷の自宅へと戻る途中。



伊勢崎市の旧赤堀町で撮影したマンホール。
画像が歪なのは信号待ちの車の中から撮影したから。


これは農集排のマンホール。
下の花はサルビア、かな?
町の花だったのかもしれない。
サルビアって、桐生市や埼玉の上里町あたりも市町の花がサルビアで、マンホールに描いてあったように思う。
サルビアと言うと、蜜を吸った思い出が・・・

上の木はこれまたよく見られるケヤキ。
これも市町村の木に多い。
埼玉は県の木だったか?

真ん中の家のようなものは多分、家型の埴輪。
旧町内の古墳から家型の埴輪が出土していたように記憶している。

それにしても・・・
マンホールを見ていると、「旧○○町」がとても多いのは、なんとも・・・・

今日の早朝散歩から。



蜂。
ウエストが細い・・・
固形物は通らないね。


サギ二種。



ダイサギ。



アオサギ。

休耕田に水が張ってあるので鏡のようによく映っていた。



今宵の月。
次の満月が仲秋の名月かなあ・・・
それまでには涼しくなるでしょう。
多分・・・・

朝焼けと夕焼け。

2012-08-29 19:54:22 | 武州の道
もうすぐ8月もお終いになります。
今年も3分の2が過ぎますか・・・・
まだまだ夏、ですけど・・・ね・・・

それでも秋分に向かい、徐々に日の出は遅くなってきた。



本日の朝焼け。
朝焼けというほど赤くないけど。
これで5:15くらい。

立秋を過ぎているから、秋分までの暑さが「残暑」ということになる。
秋分の後の暑さはなんと呼んだらいいのだろう・・・と、どうでもいいことを考える・・・



今日の夕焼け。
こっちはよく焼けた。
雲の感じは飽きっぽくなってきたけれど、まだまだ暑い一日でした。

柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺 
この句が似合う季節に早くならないかなあ・・・

トノサマバッタの仲間。





日曜に撮った写真だけれど、そろそろ載せてしまおう。
使わないと、季節がずれてしまう。


あ、あ、ムスメさん、デジカメは触らないで・・・・
取り上げたら大泣きするんだよね・・・

出穂

2012-08-28 19:43:52 | 武州の道
今日も暑い一日となりましたが、随分と蝉の声が減ったように感じます。
帰り道の車の中から聞こえるのは秋の虫の音のほうがずっと大きくなりました。

朝の散歩道の田んぼでも、



稲穂が出た。
これを出穂(しゅっすい)という。
早場米なんかはもう出回り始めると思うけれど、このあたりは田植えが遅い。
裏作の麦が終わってからになるから。
これから、だんだんと稲穂が頭を垂れるようになる。

この夏は暑かったから、米の品質がちょっと心配。
灌漑がしっかりしていると水の心配はない。
ただ、水はあっても気温が高すぎると米の品質は下がる。

農家は極論を言えば念に一度しか収入がない。
きちんと収入が確保できますように。

散歩道。



一匹の虫。



翅がまだ伸び切っていない。
もう一回脱皮して成虫になるのかな。

良い声を聞かせてね。