上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

出張報告書①

2012-06-30 18:26:44 | 番外編
梅雨時だというのに今日も雨は降らず、暑い一日となりました。
今週は火曜日より金曜日まで出張に出ていましたが、そちらでも降られずにすみました。
台風以外で東日本はあまり降っていないようなので、今後の水不足に注意が必要になるのでしょうか?

さて、今回の出張は西の方へ行ってきました。
どこへ行ったかと言うと、結構あちこち回ってきました。

たとえば、こちら。



綺麗にライトアップされた大きな橋。
夜が明けるとこんな感じ。


こちら、パールブリッジとも呼ばれる、明石海峡大橋です。
神戸のホテルから撮影。

奥に見える陸地は


淡路島。
案外近いのでびっくり。
そして島の大きさにもう一度びっくり。
徳島に渡るのにそれは時間がかかりました。

徳島と言えば、


吉野川。
四国の清流と言えば四万十川があまりに有名ですが、吉野川も悠々たる大河にして、清流でした。

そしてもう一箇所。



太陽の塔。
時間の都合で後ろしか見られず。

・・・それにしても、何の脈絡もなくまわってますねぇ・・・

68週間

2012-06-29 21:32:23 | その他
東北地方太平洋沖地震から68週間。

三泊四日の出張からようやく戻った。

四日ぶりのムスメさんは少し重くなり、僕の腕の中で眠っている。
子どもの成長に驚くとともに感謝。

仕事が出来ることにも感謝。

ジデンシャ、フンゴクル

2012-06-28 19:46:47 | 上州お国言葉
出張三日目。
本人は今日も西の大地を踏みしめている、はずです。
ですので、今日も予約投稿でお伝えします。

今日のタイトルは「じでんしゃふんごくる」。
漢字で書くと、「自転車踏んごくる」でしょうか。



簡単なのは「じでんしゃ」。
上州人は「じてんしゃ」と発音しているつもりですが、「じでんしゃ」になってしまいがちです。
「じ」の発音に引っ張られて「て」の発音が濁るという現象です。

問題は「ふんごくる」。
自転車のペダルは「踏む」と言います。
「踏み」の「み」からI音が取れて「HUM」≒「ふむ」。
「む」は「ん」に変化しやすいので「ふん」はわかりやすいでしょう。

上州弁で手を使って継続的に、あるいは強く押すことを「押しこくる」と言います。
この「継続的に、あるいは強く」を意味する「こくる」がペダルを踏むと結びついて「踏みこくる」になった。
これが更に変化して「ふんこくる」。
「こ」が連濁して「ふんごくる」になったと考えられます。

まあ、この「ふんごくる」、なくなった祖母が使っていて、父は使っていなかった。
かなり年配の方が使っていた言葉なので、今も使っている人は大分限られてきている、言葉の絶滅危惧種といえそうです。

・・・そういえば・・・今年はぜんぜん「ジデンシャ、フンゴクッテネエナア」。

大分方言豆知識

2012-06-27 20:40:45 | 雑記
出張二日目。
本人は西の空の下をうろついている、はずです。

たまーに上州お国言葉のカテゴリで群馬方言をご紹介していますが、大分方言にはまったく持って疎い私です。

で、大分方言豆知識は、こちら。


これ、知人から戴いたお土産です。
中身は・・・



豆を使ったお菓子。
豆知識の豆が本物の豆とかけてあるわけだ。

こんな感じ。

お味はあの二枚入ったピーナツのおせんべいそっくりだった。

包装紙には大分方言がプリントしてある。
見難いけれど中央下部に「はげらしい」とある。

「禿らしい?」・・ですと?
大分には住みたくないなあ・・・
悔しいなあ・・・(本当に悔しいの意味だそうですが・・・(

ババンゴ・タマッコ

2012-06-26 19:11:09 | 上州お国言葉
本日より出張に出かけておりますので、予約投稿で。

「ババンゴ」はウル○ラシリーズに出てくる怪獣の名前、ではなく・・




アメンボ、でもなく。
その奥に写っているオタマジャクシのこと。

ただし、上州のどこでも通じるものではない。
東毛の一部(板倉町か邑楽町辺りだったか)で使われている。

標準の「オタマジャクシ」をどう転訛させても「ババンゴ」にはならない。
語源については皆目見当がつかない・・・

無理やり推測すれば・・・
「ババンゴ」の「ん」は多分連体修飾格の「の」のO母音が抜けたものと考えられる(誰の家を誰んちというようなもの)。
すると、「ご」は小さなものをあらわす接尾語の「こ」が濁音化したものか?あるいは「子」が濁ったものか?

接尾語ならば「ばば」に意味があるし、「子」ならば「ババの子」となるが・・・結局よくわからない・・・・

タイトルのもうひとつ、「たまっこ」もオタマジャクシのこと。
これは僕が利根郡昭和村で採取したもの。
冬至すでに70歳を越えたお父さんから聞いたものだ。

こちらの説明は簡単で、「たま」は」「玉」、「こ」は接尾語の「こ」である。
ただし、これはヒキガエルなどの大きなオタマジャクシに使うとのことだった(ヒキガエルのことはオカマガエルというとのことだった)。

もう20年も前の話。
こんな言葉を知っている古老も少なくなりました・・・