夏のチョウ

今日はこの時季にしては湿度の少ない風が吹き、涼しい一日となりました。
「涼しい」とは言うものの、30℃越え、真夏日です。
今を去ること30年、僕が子供のころは真夏日になれば「暑い日」でした。
まさか、30度で「涼しい」なんて言葉を発する時代になるなんて・・・
「変わらない」と思っていたものがいつの間にか変わってしまっている。

祇園精舎の金の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の断りをあらはす。
平家物語の冒頭が頭をよぎります。
・・・暑さで疲れているようです・・・

とはいえ、ここのところムスメさんを起こさぬようにそーっと足音を盗んで家を出ればいけるようになった早朝散歩。
今日も今日とて出かけて見ます。

今日はチョウたちを見かけたのでそちらを。



地味な色だけれど、結構好きなチョウ。



（多分）ヤマトシジミ。
早朝散歩にもっていくコンデジでは広角側でしか寄れないから虫たちに逃げられてしまうこともしばしば。
今日はどういうわけかチョウたちの動きが鈍く、いつもよりも近寄ることが出来た。

こちらもよく見かける。



ベニシジミ。
早朝の横光が当たると本当に綺麗。



早朝散歩で一番見かけることが多いと思うけれど、撮影はなかなか・・

今朝はナミアゲハをよく見かけた。



全部で５頭のナミアゲハを見かけたけれど、そのうちの１頭。



向かって右側の後翅がぼろぼろ。



羽化してから長いのかな？
精一杯生きているんだね。
こういう姿を見ると来し方行く末を思って、なんだか考えさせられてしまう。

ところで、次のチョウ。


閉じている翅は地味なんだけれど、一瞬開いたら青っぽいとても綺麗な青色だった。



もうすぐ月遅れのお盆。
と言うことはペルセウス座流星群の活動が活発になるはずです。
今年はどのぐらい飛ぶのかなあ・・・