上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

森に還る。

2012-08-09 20:30:57 | 雑記
今年は夏休みがちょっとだけ長めに取れました。
それでお盆の前にお墓の掃除と野暮用で実家へ行ってきました。
まあ、畑仕事もやらされたんですが。

庭の草むしりもやってきました。
実家は農家なので、庭が広いです。

実家に行ったときには時間があれば除草もしているのですが、なかなか手が回りきらず。
父が好きだった庭木も伸び放題。
ここは覚悟を決めて、庭木もばっさりと。
「おいおい、今は枝きりする時期じゃねぇぞ・・」
父の声が聞こえそうですが勘弁してもらいましょう。
こちとら勤め人なので・・・

で、草むしり。
種がどこから飛んできたのかススキが繁り(多分、近所の月見の飾りかな?)、セイタカアワダチソウも方々に。
植木鉢に植えられた笹竹は底の穴から根を伸ばし、このままほうっておけば笹薮になること間違いなし。
隣の竹薮からも植物の侵略がはなはだしい。

庭をほうっておくと一年草→多年草→潅木→樹木と植生が移り変わり、二次林になってしまう。
実際に鳥の糞から生えたと思われる、以前は無かった木を5本ほど伐採した。
庭の片隅には、ケヤキの幼木が何本も・・・

で、思ったのが山村の過疎化。
5~6年ほうっておけば、きっと当たりは鬱蒼とした茂みになる(実際に実家の庭はそれに近い)。
そうなれば野生動物が進出してきて農作物に被害が出るようになる。
もともとは人間が開墾した土地。
森に還るときが来ているのかもしれない・・・

田舎に育った人間の鑑賞ばかりではなんなので・・・



こんな蔓も実家に蔓延っていた(ただし、画像は別の場所)。

いつもの散歩道には



真っ白な体に真っ赤な縁取りの綺麗な蛾。



アメリカシロヒトリだか、シロヒトリだか・・・
幼虫は厄介だけど、成虫は綺麗。


足先は白黒のダンダラなんだね。

ダンダラといえば・・・
しばらく前に撮ったこの写真。



持ち主は誰でしょうね?