上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

利根川 紫と黄金色

2012-10-31 20:03:05 | 利根川の自然
家路を急ぐ18時ころのことです。
東の空に月が昇ってきました。
立待月の月齢17。
東天に姿を現した月は少々欠けてはいるものの、新品の10円硬貨のように赤銅色をしていました。
運転中につき写真が撮れないのが残念でした。

さて、利根川ベリの続き。
昨日の紫の菊(ノコンギク?シオン?)の群生を過ぎて歩くと、こんな光景が。



昨日の菊の上にかすみ網が不法投棄されている。
誰がこんなことを。
そもそもかすみ網は使用禁止だろ?



・・・かすみ網ではなかった。

この黄金色物体は網ではなくて植物の蔓。
これ、何の蔓だろう?
こんなに派手な色の蔓ははじめてみたような・・・
もちろん、今まで見過ごしてきたのかもしれないけれど・・・
よく見たら、あちこちにこんな光景が見られた。


これなんて・・・



菊花が完全に絡め捕られている。
この蔓、本体を知りたいなあ・・・

樹上を見上げると、



百舌鳥が天辺で高鳴きをしていた。


明日も寒くなりそうです・・・

利根川 紫と朱

2012-10-30 20:26:53 | 利根川の自然
今日は昨日ほどは強い風に悩まされることのない一日でした。
まあ、朝の冷え込みはこの開き一番だったようですが・・・

日曜日、利根川べりを歩いていた時のこと。
堤防の一角に紫色の花が群れて咲いていた。



これ、何の花だろうね。



シオンの仲間かな?
春のシオン(ハルジオン)と花が似ているし。



ノコンギク?
どちらにしても、菊の仲間だよね。



薄紫の花弁に、黄色い芯。

綺麗な花だなあ・・・

もう少し歩いていくと足元に・・・



小さな朱色の実がいくつも・・・

これは早春に可憐な白い花をつけていたノイバラの実。

葉が落ちたノイバラのあかい実を見ると、川原の秋を実感します。

そういえば、もうすぐ1歳のムスメさん。
彼女が生まれたころ利根川ベリにはクコの実が赤く輝いていました
記念にクコの実の撮影に行ってきたいところです。

深まる秋

2012-10-29 20:33:57 | 武州の道
昨日の雨から一転して、朝から青空が広がりました。
前橋の通勤路で車を走らせていると、前方から一羽のハヤブサが飛んできました。
どうも電柱の天辺に止まったようなのですが、残念ながら通過した後でした。
残念。
もうすぐ11月、今日の月齢は15の綺麗な満月が輝いています。

当然のことだけれど、秋が深まってきた。



綺麗な草紅葉?
こちらは大和芋の畑。
対岸の旧尾島町が大和芋の産地で有名だけれど、深谷市にも畑はある。
考えてみれば土壌の質は両岸で変わらないのだから当たり前。
旧尾島町にもネギ畑はあるけれど、深谷ネギの方が有名なのと一緒。

それにしても綺麗に色づいてきた。
もうすぐ収穫かな?

畑から田んぼに目を移すと・・・



薄暮の田んぼに煙と炎。
脱穀した後の藁を燃やしているところ。
最近はあまり見られない光景だけれど、僕が子供のころにはよく見た光景。
風が強い日には出来ないね。

秋が深まっていくと、これから虫たちも減っていくだろうね。







そういえば・・・
旧尾島町では上毛カルタの「ね」を読み替えているって聞いたことがあるけれど本当でしょうか?

元札は「ネギとこんにゃく下仁田名産」ですが・・・
「ネギと大和芋は尾島の名産」
これ本当でしょうかね?

それからもひとつ。
この「ね」の絵札に書かれたネギ。
形がトノサマネギ(下仁田ネギ)ではなく、深谷ネギなのは公然の秘密・・・

ノスリ・・・かな?

2012-10-28 19:32:35 | 雑影
群馬県民の日の本日。
昨日の予報よりも早い振り出しの雨が一日中しとしとと降り続け、寒い一日となりました。

雨が降り出す前に、と昨日いけなかった利根川ベリへといってきた。
降ってはいないものの、雲が厚くて光が足りない・・・

いつものように歩みを進めていくと、突然樹上から大きな影が飛び立った。
トビよりも一回りかふた回り大きく見えた。

カメラを向けるも見る見る間に遠くなり・・・



かろうじて中央左上に写る程度。

それにしてもさっきの影は何だったのだろう?
明らかにトビよりも大きかったけれど・・・

トビより明らかに大きい猛禽の類ってクマタカとか、イヌワシとか。
まさかそんなのがこの辺にいるとは思えない・・・


とまったのはこの木。


300m暗い離れているか?
何とか50mくらいに止まってもらえないかなあ?

トリミングしてもこんな感じ。



うーん、枝も邪魔だし、分かり難いけれどクマタカじゃないよね?
このずんぐりした体型はもしかして・・・ノスリさん?
それにしては大きかったような・・・

ちょっと遠くなるけれど、角度を変えて、と。



今度はわかりやすそう。
切り出して、っと。



向こうを向いているけれど、目の辺りの模様はノスリっぽいような・・・
もうちょっと明るいときに、近い場所に来てくれないかなあ・・・
でも、多分ノスリっぽい。

因みに昨年のこの場所の初ノスリは・・・
11月26日でした。

一ヶ月近くはやいですね。
今年は秋の訪れは遅かったけれど、冬の訪れは早いのかなあ?

むかーしの話。
10月28日群馬県民の日に、上州武尊山に登ったことがあります。
吹雪かれて死にそうな目にあったのは内緒の話。

十三夜

2012-10-27 20:10:21 | 雑記
今日は久々の休日出勤だったので、利根川ベリへの散歩はできませんでした。
自宅の近辺をいつもより長めに歩いたのですが、ますます日の出は遅くなってきました。



いつもはこの鉄塔のある辺りまでは来ないので、鉄塔と赤い空とが新鮮です。



自宅に戻って出勤準備をする。
いつも(六時前)だとまだムスメさんは眠っている。
今日は出勤時間に余裕があるので、7時半ころ家を出る。

ムスメさんがおきてきくる。
ドアを開けて出かけようとすると、ふえーんと泣き出す。
出勤したくなくなってしまう。
もうすぐ1歳のムスメさん。
いつまでそんな感じでいるのだろうか。

仕事を終えて、帰り道は島村渡船のある境島村へ。
お目当てはこちら。



今日は十三夜。
雲がちだけれど何とかつきは見えそうなのでお供えを。
ただし、今回もススキではなく葦で代用。
十五夜は台風で見られなかったけれど、十三夜の方が秋が深まっていて月が綺麗に見える。

家に帰って月見団子を備える。


ムスメさんには珍しいものなので、手を出すこと、手を出すこと・・・

空に浮かんだ十三夜の月。



十五夜よりもだいぶ月の出は早い。
画面左下が欠けている不完全な月は確かに日本人の好みに合うかもしれない。

秋の実りを感謝するお月見。
これからも豊穣を寿ぐことが出来ますように。