上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

オオヨシキリ

2012-04-30 19:14:13 | 雑影
大型連休3日目。
今日で連休の前半が終了し、明日明後日と出勤になります。
もっと長い連休の方もいるかもしれませんが、私の休みはカレンダーどおりです。
このご時世、仕事があることに感謝しないと。
ただ後半は天気が崩れるようで、心配しています。
実家の畑仕事の手伝いに行かなくてはならないので・・・

今日は一日曇っていたものの、気温は高め。
この三日間、普段遊べないムスメさんと散歩に出かけたり、家で遊んだり。
もうすぐ6ヶ月になるムスメさん。そろそろ片手で抱っこは長時間は無理。
そして、最近は横抱っこよりも縦位置での抱っこがお気に入りの様子。
こちらを見て、「抱っこしてくんなきゃ泣いちゃうからね」と言わんばかりに泣き始める。
おかげで僕の左腕はさすがに筋肉痛・・・

そんなわけで僕の息抜きの時間は早朝、ムスメさんがおきだす前の利根川での散歩と撮影。
休みの日は毎日のように出かけるけれど、いつも何か発見がある。

キジの「けー、けー」という鳴き声やウグイスや小鳥たちの鳴き声がひっきりなしに聞こえる河川敷。
冬場に楽しませてくれたノスリさんはもう姿を見せなくなったけれど、今まで姿を見せなかった小鳥も。



昨年の葦に止まるこの小鳥。



非常に大きく口をあけてしきりにさえずる。
今日は光が足りなくて、クリアな写真にならない・・・
自宅に戻って図鑑を見ると、どうやら「オオヨシキリ」らしい。
夏鳥とのことで、季節の進みを実感させられる。

カッコウが鳴き始めるのもそろそろかなあ・・。

別の場所でも・・・



嘴を上下にめいっぱい開き、大きな声で唄っている。

方向を変えて・・・



異性へのアピールか、縄張りの主張なのだろう。

どちらにしても、春は恋の季節らしい・・・
いい相手が見つかるといいね。

利根川左岸(と右岸)の花々

2012-04-29 18:30:33 | 上州の道
今日も暑いくらいの一日になりました。
午後は雲が多くなったものの、気温は高め。
ただ、朝はまだまだ半袖Tシャツに半パンではちょっと肌寒いです・・・。

大型連休の二日目。
昨日は朝から利根川ベリ(右岸)を歩いたので、今日は久々に橋を渡って左岸へ。
平べったく言うと、この辺りでは左岸が上州、右岸が武州になる。
左岸からだと、川面が逆光になるので写真が撮りにくい。
それで、昨秋以来行っていなかった・・・

昨日は気温が上がって夜は冷えたから、朝は川霧が深かった。



この辺りでは左岸のほうがちょうど蛇行の内側になるので川原が広く、その分葦原も広い。
県は違っても、対岸だから植生はあまり変わらない。
「ケーケー」というキジの声や小鳥たちのさえずりは右岸よりも多いくらいだ。
しかし・・・
その分、姿を捉えるのは難しいわけで。
昨年砂利の採石が終わったようで、そこにあったはずの野池もない。

川原にはナノハナの黄色と、



花大根の紫が目立つ。
大根の花に似ているから花大根とか、諸葛孔明が植えて回ったから諸葛菜とか、いろいろ名前がある。
大根の花って、もっと白っぽかったように記憶しているけれど・・・

鳥も虫もなかなか発見できないので、いつもの右岸に戻る。



大きなタンポポの株。まさに花盛り。

この辺りは堤防の川よりに畑があって



ジャガイモの芽がもうこんなに大きくなっていた。
やっぱり上州北部よりも随分早い。

その横を見ると、いつの間にかシロツメクサが花を咲かせていた。


僕は子供のころ、この草を白い爪の草、「白爪草」だと思っていた。
花は白いし、この小さな花弁の一つひとつがネコの爪のように見えないこともない・・・様な気がしていた。
実は江戸時代、出島から入ってくる輸入品(オランダから?)の箱に詰められていた、いわばエアパッキンのような存在だったと知ったのは中学生のころだったか?

×白爪草→○白詰草と言うのは意外で面白かった。
ただ、だれからの知識だったかが思い出せない・・・・



・・・ほら、ネコの爪がびっしり生えている・・・・ようには見えないかなあ・・・

利根川・春の虫

2012-04-28 19:12:36 | ムシムシ大行進
大型連休初日は綺麗に晴れ上がり、久々の青空に恵まれました。
青空と言っても今までのように濃い色ではなく白みの強い色で、季節の進みを感じさせられました。
ムスメさんを抱っこして歩くと、あちこちに「駅からハイキング」の矢印がたくさん出ていました。
それで、深谷オープンガーデンが開催されているのを思い出しました。
『オープンガーデン』は花フェスタと同日に行われているもので、平べったく言うと一般のガーデニングの好きな方の庭を開放して自由に見てもらえる、と言うものだった気がします。
どおりで、地図を片手にマップを持った人を見かけるはずですね。

そんなイベントに背を向けて、早朝利根川ベリに向かう。
庭の花も綺麗だと思うけれど、自然に咲いている花のほうが好み、かな。

利根川は・・・



ここのところの雨と雪解け水の影響で随分と増水中。
いつもより1Mくらいは水位がたかいかな?

今日は暑いくらいだったので、虫たちが活発な動きを見せる。



モンシロチョウやモンキチョウはひらひらと落ち着かなくて、収まってくれない。
この蝶だけは撮らせてくれましたが、蝶の種類は難解で・・・
ヒョウモンの仲間だとは思うのだけど・・・

すぐ隣の葉には・・・



テントウムシ。
どちらもおくの細い葉の水滴が綺麗です。

アザミの蕾にガガンボの仲間が止まっている。



これもガガンボって種類までは・・・・
それより、アザミってもう蕾をつけるんだ・・

ほかにもたくさんの虫たちがいたけれど、撮影許可を出してくれるのは少なくて。

多分さっきのと同じ蝶がナノハナの蜜を吸っていた。




連休中、天気がもつといいなあ・・・

59週間

2012-04-27 20:58:49 | その他
東北地方太平洋沖地震から59週間。

今週はすっきりとしない天候が続いた。まるで菜種梅雨のようだ。
一雨ごとにケヤキの葉が繁り、サクラの葉は大きくなっていく。
生命力の横溢する、これからのひと月くらいが一年で最も過ごしやすい時期だろうか。



ツグミさんに会うことも減ってきた。
そろそろ北へと帰るころだろうか?



明日の予想最高気温が27度・・・・

春の水槽大掃除

2012-04-26 20:37:49 | 上武水族館
降るのか降らないのかはっきりしない一日でした。
小雨がふる時間帯もありましたが、時折吹き付ける強い東風の方が気になりました。

冬の間はあまりつくことの無かった茶色のコケが水槽を覆いつくしていた。


ご覧の通り。
中身がまったく見えないので、観賞用水槽の意味がない・・・
ので、水槽の掃除を敢行。
アクリルだわしでガラスをごしごし。
水を交換すると・・・



ようやく中が見えるようになった。

流木にはようやくミズゴケが活着。


もう少し成長してくれるといいなあ。

その向こうには、



魚がかくれんぼ中。

別の流木には



ヌカエビ(ヌマエビ北部―中部群)が。


このエビは昔採ってきたエビの子孫。
ゾエアの状態から水槽の中だけで大きくなったエビが5~6匹ほど生息している。
魚もメダカのような稚魚のような状態からここまで大きくなった。

この魚が泳ぐ姿を、5ヶ月のムスメさんが不思議そうに眺めている。
きらきらしていて不規則に動くから、興味を引くのだろうなあ。