パオと高床

あこがれの移動と定住

平岡篤頼に感謝

2005-05-19 14:02:39 | 雑感
今朝、新聞を開いたら平岡篤頼の訃報が載っていた。76歳だったんだ。
次々と訳されるフランス現代文学は、
内容技法のわかりづらさがありながら、新鮮で刺激的でとても楽しいものだった。
まるでお互いが分担しているかのようにして、数人の仏文学者によって
次々に紹介されるヌーヴォ-ロマン、アンチロマンは、挑戦的で頭をきりきりさせてくれた。
あの方法や思考の展開は今も影響力を持ち続けていると思う。
ロブグリエの『新しい小説のために』は、面白かった。
コメント
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