悠遊自適

団塊世代でいち早く世捨て人に・・・!
ゆったり遊び、何事にも心煩うことなく過ごす術の開発と
記録を綴る。

てんびんの里(滋賀県五個荘)散策!

2006年05月21日 19時58分40秒 | 滋賀散策
むっちゃ良い天気に誘われ久しぶりに滋賀県へ足を延ばした。
土曜朝、NHKの番組で放映されていた近江商人の故郷の1つ
五個荘に心誘われたんで・・・ちょっと距離がある関係で早くに出発!

東海道線”近江八幡駅”から近江鉄道に乗り換え、中央部にある町”八日市”に
出た。
途中、東海道線車窓から”近江米”の田植えが終わった田園をパチリ!

 (結構ちゃんと写ってた・・・琵琶湖が殆どの面積を、と思うけど結構広い)


近江鉄道”八日市駅”の乗り換え時間待ちで、駅舎をぶらっとしながら”大凧”に
気付く・・・ここは江戸時代の中頃から節句に凧揚げするようになったとか
それも普通ではなくて、たたみ100畳(縦13m、横12m、重さ700kg)
の凧を揚げるってさ()、もっと凄いのは明治の頃、240畳の凧を
揚げたとさ! 

 (八日市の駅舎に飾ってある”大凧”)


 (近江鉄道・・・2両編成で1両が結構長いですよ!・・・無論ワンマン)


結構時間が掛かってやっと”五個荘駅に”、あれっ!降り立ったのは小生だけ
駅舎には、じぃーちゃんとばぁーちゃんが仲良く座ってて、小生、パンフレットを
眺めているとばぁーちゃんがしゃしゃり出てきて、レンタサイクルがどうの、道順がこうのと、
世話を焼いてくれ教わった方向にボチボチ歩き始めた。

 (五個荘駅舎・・・最近建てたのか新しくりっぱ!)


最初に向かったのは、近江商人として成功したあの有名なスキー毛糸の創業者
藤井邸。
中の見学はお金が要るのでヤメタ! 

 (スキー毛糸で有名な藤井邸・・・写真だけでゴメンね!)


次に本日散策のメインイベントで、掘割に鯉を飼ってる金堂町界隈に向かう。
小学校のグランドでは少年野球の試合をしていた。
そこで見つけた懐かしい標語、「非行のはじまり、たばこから」・・・う~む!

 (非行防止の標語看板・・・


おらぁー随分永いこと非行に走ってたんやなぁーと、反省しきり! 

結構遠く、長いこと歩いているとリュックを背負った団体の人々が・・・
なんなんかなぁー・・・わっかりました!本日ウォークラリーが開催されてたようです。

近江商人博物館に入ったら、ご当地ゆかりの日本画家の絵画も見れた!
博物館でいろいろ見学しながら休憩して目的地に向かう。

この地から外に出て大成功した人々の話は良く分かったけど、じゃぁー今、この地
にいる人々はどうよ! んっ! バカみたいってか! いえいえ、この地に残った
方々もそれなりに成功したらしく、立派なお屋敷が多かったです! はい!

やっと金堂町の中にたどり着きました!
団体さんがいないと、残りはごく少人数の散策者がちょろちょろいてるだけの
静かな町がかえって良い雰囲気でした。 

掘割で鯉に餌をやってる姉妹を パチリ!・・・UP写真

ここからは静かに写真で雰囲気を味わってねっ

 (寺前鯉通り・・・弘誓寺と浄栄寺の掘割辺りと泳ぐ鯉)


鯉も生意気に、人様が近寄ると餌にありつけると寄ってくる・・・やんない

 (近江商人屋敷、2軒の外村邸界隈・・・無論この掘割も鯉がいてる)


 (あきんど通り・・・商人邸が何軒か建ち並んでいる)


どうです?まぁまぁ良い雰囲気でしょう?小生は満足できました。
近江商人発祥の地としては、他に近江八幡と日野が有名であり、時代としては
1番遅い場所だそうですと、ここが・・・その分苦労も多かったそうです。

会社時代、「てんびんの唄(?)」という映画を見たことがあります。
なみだなみだ 涙なくして見れないということでしたが、すっかり忘れたわ!

まぁー西武王国のスキャンダルでちょっと引きますが、りっぱに初期の家訓を
守ってる御家も多いので、温かく見守りましょうね! ねっ!

今回、久しぶりに近江鉄道に乗って、昔会社の課の連中と八日市で迎えて貰い
山奥にハイキングに行った記憶が戻って、懐かしくホロッとしました。

あ~あっ!結構疲れた! やっぱ歩くのも、こう暑くなるとしんどくなるわなぁー

さぁー遅くなったんで急いで晩酌! 晩酌!