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悠遊自適

団塊世代でいち早く世捨て人に・・・!
ゆったり遊び、何事にも心煩うことなく過ごす術の開発と
記録を綴る。

久しぶりに伏見稲荷~泉涌寺うろうろ

2007年01月29日 19時22分24秒 | 京都散策
     
        ”稲荷神社の総本山に久しぶりに行ってみた
          まだ1月 年が明けたばかりなので初詣気分
           おもかる石で 願い事がかなうかどうか試したが・・・”

快晴の1日、絵の題材撮影にと出掛けてきた。
伏見稲荷~~東福寺~~御寺(泉涌寺)にかけて・・・
久しぶりに以前辿った道をトコトコと、汗かきながら歩いてきた。

稲荷さんでは、なんと消防訓練にぶち当たったが、そっとやり過ごして奥の宮へ抜け
”千本鳥居”をくぐって、”おもかる石”に向かう。
さすがにまだ1月、ちょろちょろ参拝の方々が来ていた。

(千本鳥居は、まるで胎道のよう・・・)              (おもかる石・・・試したが)
   

ご隠居、過去に来た時は、おもかる石の場所を見過ごし、今回初めて試してみた。
願い事を念じて、灯篭の頭の石を持ち上げた時、思ったより軽く感じると願いが
叶うと言う。

人生を永く生きてくると、この石くらいだとこれくらいの重さと想像がつく。
で、そんな重さだった!なんのこっちゃ・・・

もう少し鳥居をくぐって進むと池があると、案内地図に描いてあったので足の
調子は悪いが行ってみようとぼちぼち登ってみた。
池があれば、この広い広大な林の境内だと、いろいろな野鳥や水鳥が居るかもと
期待していったが、マガモが泳いでいただけ・・・

途中で、おぉ~カラスだ、ヤタガラスか?そんなわけないやろぉ~と自ら突っ込み
を入れながら歩く。
そうです、今日は大きな木々が多いお寺や神社の散策ということで、いろんな
野鳥に出会えるかもと、超望遠レンズも重いけど持っていった。が、写せず!

気がつきました!野鳥の撮影は難しい!カワセミは止まっている時はジッとしてる。
だが、野鳥はせわしない! レンズを変えてる間にいなくなる
本来の目的が違うので、同じ場所で長時間待てないから、結局ダメだった!

東福寺は紅葉!今の季節は見所が少なく訪れる人が少ない。
写真も、枯れ枝が邪魔をしてなかなかいい絵が撮れない・・・描く場合は外すが
特別拝観もやってたが、横目で見てパス! 通天橋へは黙って入ったが、無料やったんやろか?

出口の拝観料徴収場所に人がいたが・・・そこを通らないで入って出た
まぁー紅葉もない季節やし!タダでいいよねぇー

(東福寺の巨大三門から本堂を・・・)              (静かな御寺)
   

最後は御寺(泉涌寺)まで歩いて行く。
以前に行った道を思い出しながら・・・このお寺は皇室と関係が深く、京都人は
泉涌寺と言うより、御寺と親しんでいるらしい。

地味な寺ですが、静かでいいところです。
中に入ると500円かかるので、柵の外からパチリと写させて頂いた。
すぐ近くに、今熊野神社や大石内蔵助ゆかりの場所がある。

しかし、我が足は段々に悪くなっていってる感じが・・・今日も稲荷神社の奥宮の
階段を上りきった時、転んだ!ふぅ~・・・足のひざに力が入らない時がある。
気をつけねば・・・

写真を今整理してるが、絵心を刺激してくれそうにないなぁー・・・

京の紅葉

2006年11月22日 20時54分26秒 | 京都散策
    
        ”今の京都は紅葉真っ盛り
          昨年同様この時季 東山をブラリ!
           萌える紅葉 南禅寺、永観堂、法然院、真如堂”

補聴器修理に出掛けたついでに、昨年同様東山の紅葉狩りをとウロウロ散策!
まずは南禅寺へ向かって地下鉄東西線蹴上駅で下車。
トロトロ下る人並みに驚く!たしか今日は水曜日?びっくり!こんなに平日に・・・!

南禅寺山門前の見事な紅葉は例年通り・・・まずは「絶景かな!」の山門から!
次に水路閣前の真っ赤な紅葉がインパクトがあって素敵です。
いずれにしても境内すべての黄葉、紅葉見事な見頃を迎えておりました。

人並みの多い中、絵を描いてる人が2人とどこかの絵画教室風生徒が数名いた。
思わず後ろから覗いてお手間み拝見・・・う~む!やるなぁー・・・
まぁーこんな人込みで描いてるだけにごりっぱ!でした。

次は「モミジの永観堂」に・・・人並みを避けて別ルートを進む。
やはりここも大型バスが押し寄せ、大勢の人々が来ている。

(南禅寺山門の紅葉・・・)                      (紅葉の永観堂参道)
   

ここも今が盛りの状態でした。
中に入るとふところが寒くなるんで、無料域のみウロウロして満喫する。
早々に引き上げ、哲学の道に向かう。

哲学の道は桜並木がきれいな所なので、紅葉としてはもう少し早めに訪れる方が
いいと思います。
今はかなり葉も散って寒々しいですが、ところどころきれいな紅葉が見られました。
その中で、グラデーションがきれいな木をパチリ! きれいでしょう?

(数少ない紅葉の中で、グラデーションがきれいだった木!)  (ちょっと逸れて、法然院へ・・・もう少し日にちがいるか?)
   

哲学の道に来ると必ず寄る、お気に入りの「法然院」さんへ回る。
途中、安楽寺も見てくるが、いずれももう少し時間がかかりそうでした。

段々足腰に負担がくるも、最後の狙いどころ「真如堂」へテクテク向かう。
結構多くの人が、哲学の道から流れて来ていた。
本堂東側にたどり着くと、こちらの紅葉はまだまだこれからって感じ!

表に回ると、うわっ!大勢の人・・・! 撮影ポイントの三重塔周りは多くの
カメラマンが、ひっきりなしにウロウロする人込みを避けてパチリ パチリ!
本当に撮影しづらい・・・  でも、こちらは見頃でした。

まぁーかなりの枚数写しまくったけど、それぞれの代表ポイントを掲載します。
総論で言うと、南禅寺、永観堂はこの土日が見頃で、法然院、安楽寺はこれから
もう少し時間が必要で、真如堂は表見ごろ、裏もう少しって所でした。

ところで明日ってお休み日でしたんやねぇー・・・でも、雨って!残念!
まぁー今週末が京都市内の紅葉が見頃って事でしょうねぇー・・・
ぜひ!週末は京都の紅葉を愛でにおいでやすぅ~!

てな状況の紅葉便りでしたぁ~ ほな!さいなら! 

お出掛け・・・

2006年09月21日 23時49分36秒 | 京都散策
昨日は結局、長男孫の喜ぶであろう機関車を展示している”嵯峨嵐山”へ行き、トロッコ電車に乗ってきた。
土日ではこのトロッコ電車に乗るのは大事ですが、今日は平日・・・でも、結構の乗客でした。

ばぁーちゃんの体力を考えると、電車に乗ってばっかしのこのコースが一番と10時頃出発。
地下鉄東西線二条駅まで一気に・・・で、JRに乗り換え”嵯峨嵐山”下車。
駅前に展示している”D51機関車”に長男孫も興奮! でも、すぐに平常心に!

記念写真を撮る時に、長女が長男孫に”機関車はどんな顔?”と質問したら、いいですねぇー
子供の感性は! 頬を手の平で押さえて機関車のなんていうのか平べったい囲いのような物を表現!
正面の丸い感じは、口を丸めて・・・まるで、ムンクの”叫び”のよう!・・・UP写真

トロッコ電車の込み具合を見ると、すぐに出発する電車の切符にまだ空きがある。
すぐに往復を買って乗り込む。
紅葉には早いですが、秋の行楽にはと期待して出発!

車掌さんの気さくな笑いを狙った案内も気分良く、のんびりと進むが、音響はしっかりと
響いてきて、良い雰囲気です。
20分ほどで終点トロッコ亀岡駅に着き、すぐに折り返しで帰ってくる。

乗客の中には、嵐山への帰りは”保津川下り”での人も多く居るようでした。
でも、例の落石事故の所為でこの川下りも1部分、下船してハイキングそして再度乗船
といった、状態での下りだそうです。
まぁー雰囲気が変わっていいかも!

こちらのトロッコ社内の孫達の様子を・・・

(にぃちゃんきもちいいねっ!)                  (わーい!川がながれてるよぉ~!)


(これが保津川よっ!)                      (やっぱ!お菓子のほうがいいなぁー・・・)


それなりの天気に恵まれ、ばぁーちゃんの思いで作りになったような1日でしたが
楽しく過ごせました。
でも、長男孫は電車が大好きで、それも走ってるのを見るのが好きなようで、乗るのを
嫌がって泣き崩れよった! おおじょぉしまっせ~!

遊郭(花街)で遊ぶ・・・壬生狼

2006年09月20日 07時07分35秒 | 京都散策
ハローワークで失業認定を受け、11時前に開放されたのでブラブラと歩いて
西方面に・・・久しぶりに「島原遊郭」にと進む。

堀川通り、大宮通り等の大通りは避け、路地裏を楽しみながら大方の見当をつけ
キョロキョロしつつ歩いて、”島原商店街”と看板に記載された通りに出た。

何年か前に来た折の覚えがある通りで、花街への入り口”大門”目指して向きを変える。
連休明けの曇り勝ちな日和に、散策者と思しき人々はゴク少数です。

島原の正式名称は”西新屋敷”で、島原と言われるのはこの地への移転騒動を
同時期に起きた”島原の乱”になぞらえたものだそうです。(案内板)

今、この地に当時の賑わいを思い起こす様子は殆んどありませんが、建造物が
ちょこっとだけ往時を偲ばせてくれます。
”置屋”「輪違屋=わちがいや」と”揚屋”「角屋=すみや」が、近代的な町に
ぽつんと残され保護されている。

(置屋 輪違屋)                           (揚屋 角屋)


揚屋とは、置屋が抱える女性を呼び寄せ宴席を設ける場所だそうです。
まぁー今で言う料亭のようなもんか?
で、置屋から揚屋までの移動が”大夫道中”として、読み物や映画等で語られてます。

角屋の裏に、歴史がずっと遡る史跡碑があった。
”東鴻臚館跡碑” 平安の昔、海外の使節を接待した場所がここにあったそうです。
対象国は”渤海国”に限られてたそうですが、”渤海国”って知ってる?

丁度平安の頃、現在の中国東北地方とロシア沿海地方、朝鮮半島北部にまたがる地域を領土とした国家らしい。 
まぁーいいか、そんな遠い昔のことは・・・

大門が花街の東入り口で、西には西門が・・・ここは碑が建ってるだけでした。
他には”花街”につきものの、歌舞練場もあったそうですが、これも今は碑があるだけで
地元の福祉関連の施設になってました。
まぁー全体にはあまり見るべき物はなかったなぁー・・・

(東鴻臚館跡碑)                          (西門跡碑)


この町からあの新撰組屯所の在った壬生が近く、新撰組も良く利用していたらしい。
で、その逆ルートで新撰組屯所へ向けて出発!

足の調子が悪い状態で、30分程度歩きましたか・・・比較的近いです。
昔は田んぼ等の田舎風景でしょうが、今は間を五条通がどかっ!と分断している。

屯所として有名なのは”八木邸”ですが、隣に当初屯所としていた”前川邸”がある。
が、ここは公開してなく、新撰組グッズを販売するだけらしい。

となると、八木邸へと行って見る。
中に入ると高いので写真撮影のみ、中では解説のボランティアがあり、
新撰組初代芹沢局長襲撃の際に生じた、刀傷などがそのまま残ってあった。(以前、入った)

すぐ南には”壬生寺”があり、新撰組はこの境内で軍事訓練をしていたそうで
中に入ると新撰組壬生塚があったんで100円払って入場する。
規模は小さいが、近藤勇の胸像はしっかり印象付けられた。

それから”あぁー新撰組”の歌碑があり、100円入れると三橋美智也の歌が
聞こえると言うので、やってみた。
懐かしい高音を堪能して壬生寺を後にして、新撰組の墓がある”光縁寺”に向かい
写真のみ写して、”あぁー新撰組”を鼻歌しながら、午後からの絵画教室へ向かった。

(新撰組屯所跡と八木邸)                     (壬生寺)


(新撰組壬生塚)                          (新撰組の墓がある光縁寺山門)


絵画教室の帰り、恒例の”鯛”の刺身用の短冊を買って帰り、長男孫にパクパク食われて
チョッピリ不満のじぃーちゃんでした。
で、今、20日早朝・・・”タイ”でクーデター勃発との事。ふ~ん!
やっぱり、軍部も不満やったんかなぁー・・・

清水寺参拝

2006年09月08日 19時26分57秒 | 京都散策
昨夜のこと。”明日、清水さんに行ってこよっかな!”っと、ふっと思いつき呟く。 ふ~ん、と、カミさん・・・

で、今朝、”私も行こうかな?”っと、珍しく提案があり、運動を兼ねて10時過ぎ出発。
運動もいいけど、選んだ日がきつかった! まるで真夏のような日差しの中をトボトボと
じーちゃんとばぁーちゃんがひぃーひぃー言いながら歩く。
 
昼近いために、歩道に日陰が少ない!
何とかヨロヨロと、ねねの道、一年坂、二年坂、産寧坂とこなしてやっと清水さんの
参道に辿りつく。
途中、絵になりそうな箇所、八坂の塔、石塀小路、ねねの道の数ショットを写しながら・・・

”何年振りになるかなぁー? 清水さんへ入るのは・・・”カミさんと参拝したのは
名古屋からご隠居だけ先に単身赴任で来てた時に、1歳を迎えたばかりの長女を
連れて来てかららしい・・・ひぇ~!じゃぁー30年振りかぁ~と驚く。
と言っても、中には入らないけれど山門前までは数回来てます・・・

あの時、外人さんから長女を抱かせて欲しいと申し出があり、抱いて貰ったっけ!

拝観受付手前の休憩所で少々息を継ぎながら、我が夫婦、共に同じ中学で2年差と
いうこともあり、修学旅行でここに来たっけ?なんて遠い昔話をする。
しかし、もう認知症か?2人ともハッキリしない!

平日でも、真夏の暑さでも、さすがに清水寺! 京都を代表する観光スポットであり
海外のお客さんも多く参拝に来ている。
まぁー・・・とは言っても、無論、休日の混雑には及ぶことはない。

で、ご隠居何回も参拝に来ていますが、ここの”音羽の滝”の水を1度も飲んだ事が無く
今日は舞台から眺めたら、人が少ない! よ~し、初めて飲めそうだとほくそえむ。

イロイロな角度から、イロイロなショットをパチリ!ぱちり!と写し、念願の
”音羽の滝”に差し掛かり、カミさんが石段に腰掛て見守る中、並んで飲んで来ました。

飲むための”ひしゃく”は、回し飲みなので、紫外線消毒するようになっておった。う~む!
結構冷たくはありましたが、梅花藻を見に行った時の”地蔵川”の水温程ではなかった。

あまりの暑さで、カミさんの顔が赤くなっており調子も悪そうなんで、休むことにし
丁度差し掛かった”舌切り茶屋”で、かき氷を頂き涼を取る。
一息ついて、あまり無理をしないでゆっくり帰途につき、帰宅後、揃って昼寝。

あっ!そうそう・・・昨夜の結論ですが、手間ひま掛けた割りに、う~む!と唸る
感じでした。
やはり、人それぞれ味覚、感覚みな違うもんねぇ~! いえいえ決してまずいとか
ではなくて、そんなにビックリするほどの味には・・・的な事でした。 はい!

今日は清水寺を中心の写真集です。途中のショットは過去(7月8日)の記事で
掲載した物と重複しますので・・・省略。

(清水の舞台から子安の塔を望む)               (子安の塔から望む清水寺舞台)
       

(清水寺三重塔を望む)                      (初挑戦した音羽の滝の水飲み)


(舌切り茶屋で食べたミルク金時)              (二年坂で出会った、変身舞妓の後姿・・・絵に入れよっと!)


といった、よぼよぼ ヨチヨチ、思いで作りの小旅行でした。

健康指導を受ける・・・う~む!

2006年08月31日 18時55分43秒 | 京都散策
今日は1ヶ月前に採血した検査結果が出る日ということで、2時から予約をしており、
少し早めに出掛け、祇園界隈をウロついて来た。

出来れば夜の方が楽しいと思いますが、健全な生活を送ってるご隠居には当分夜の
遊びはない。
で、暑い昼日中にめったに歩くことのない、全国的に有名な”花街”と謂われる
祇園界隈の昼の顔をウオッチしてきました。

まずは京阪三条駅から四条通りに向けてブラブラ歩いて、祇園新橋から巽橋へ抜ける。
ここの石畳と、白川の流れは昼間でも結構良い雰囲気でした。
辰巳神社の前で1人の中年さんが絵を描いておられました。
ご隠居、後ろからそっと近づき覗き見する・・・う~む!まぁーまぁーの腕前とお見受け・・・

巽橋を渡り祇園の飲み屋さんがいっぱいのエリアに入って行く。
日頃通らない路地を進んで行くと、おぉ~!黒っぽい重厚さのある建物がケバイ感じの
飲み屋ビルに挟まれながら、”ドン”っといった感じで現れた。

(祇園のお茶屋さんが並んでいる一角)


4軒ばかしのお茶屋さんがひと塊になってて、玄関に控え目に”お茶屋”の証が
表札のように掲げてあります。
お抱えの舞妓さんや芸妓さんの名札も、同様に掲げてありますが写さないできた。

(お茶屋さんの証が・・・)


祇園から南へ進むと、同じく宮川町のお茶屋街が静かに佇んでいました。
やはりこういった場所は夜の帳が降りる頃に訪問すべきで、昼間はゴミやら仕込やら
ちょっと引くなぁー・・・

(宮川町のお茶屋さん街)


五条通りとの中間辺りで鴨川を渡り木屋町へ抜け、進路を北に四条を目指す。
この辺りの旅館に新婚旅行で泊まったっけ!と、キョロキョロ探すも確信地なし。

で、諦め進んで四条通りに辿りつき、先斗町の昼間の雰囲気もパチリ!・・・UPで

そろそろ時間が来たんで検診センターへ向かい結果面談。
コレステロールと中性脂肪が増加!
薬で落とすことが出来るとの事ですが、もう一度食事コントロールで落とす努力を
するという事で合意。

こうなりゃー青虫の如くに野菜を食べまくりじゃー!っと、意気込むが・・・どうなるか!

てなことを考えながら川沿いへ・・・今日も元気に遊んでました!
              
(今日のカワセミ)


さぁー晩酌じゃー 肉じゃー ・・・こらぁーだめじゃ~なぁー

源氏物語を歩く・・・宇治十帖

2006年08月30日 18時46分29秒 | 京都散策
爽やかな曇り空(んっ!)、久しぶりに宇治を散策しようと思い立った。
宇治って、皆さんは修学旅行(小、中、高)辺りで来たっきりの方が多いと思います。
最近は、”平等院”って言っても”それがどやさっ!”ってなもんで、学校の旅行にも
コースに入ってないんやろなぁー・・・で、ご隠居ツアーで楽しんで! ねっ ねっ・・・

お出掛けの頃はあまり暑くもなく、”こりゃーいいわ”と地下鉄東西線の端っこ駅の
六地蔵へ向かう。

4駅目で10分程度、京阪電車宇治線に乗り換え、終点宇治駅に着いたのが10時過ぎ。
駅を出るとすぐに、ど~んと宇治橋が見える。
宇治川の流れの勢いは、何時来ても滔々と流れ気持ちが良い。多分?平安の昔も
こんなんやったんやろなぁー・・・こんな川に・・・あとで!

この橋は、1300年以上も昔(646年)にはもう架けられていたとも伝わる
我が国最古の橋と謂われているとのことで、永い歴史の中でいろいろ架け直されて
現在の橋は、長さ155.4m、幅25m、平成8年に架けられたものとか・・・

橋の中ほどに張り出している三の間と呼ばれる場所は、あの豊臣秀吉が茶の湯用に
川水を汲むためにつけたものとかで、今も毎年10月に行われる宇治茶祭りの水が
ここで汲まれるそうです。(解説版による) へぇー

橋の袂にある”通園”という茶店、今のご主人が23代目とか・・・ふるぅー
歴史上有名人とされる方々が立ち寄ったとっ!で、ご隠居横目で見ながら橋を渡る。
でも・・・あとで・・・

(どしっと、宇治橋!)                       (三の間から上流を・・・)


橋を渡ってすぐにあの10円玉の図柄”平等院”への参道があり、茶所宇治らしく
お茶屋さんが軒を並べて、客を待っている。
その参道を200メートル程度進み、突き当たりに平等院がある。

平日でもボチボチ参拝者があり、ご隠居も久しぶりに中に入った(600円!)
でも、これは庭と資料館への入場料で、肝心の鳳凰堂(阿弥陀仏安置場所)に入るには
別途300円!  昔(数年前)は確か鳳凰堂も込みの値段だったがなぁー・・・
門を入ってすぐ左に”扇の芝”といわれる場所がある。
これは、1180年、源頼政が高倉宮以仁王を奉じて平家打倒を画策し宇治川の合戦で
平知盛に破れ自刃した場所とか・・・(解説による) ふ~ん!

(お茶屋さんが並ぶ、平等院参道)               (扇の芝) 


更に庭に進んで行くと大きな藤棚があり、時季には見事な花見が出来ます。
それを過ぎると、おぉ~!横からではあるが、あの平等院が目の前にドンと見える。
この建物と庭の広さがマッチせず、おまけに木々が邪魔で馬鹿チョンカメラでは
全容が写しこめない・・・ で、若干欠けたものですがUPで!

(大きな藤棚・・・)                          (横からの平等院と前池)


この後、資料館を見てから平等院を後にして、今日の宇治散策メインテーマである源氏物語の
世界に向かう・・・宇治川の中洲”塔の島”に渡り、更に向かい側に橋を伝って渡る。
塔の島への橋下には、夜の出番を待つ鵜飼船が係留されていた。

鵜飼は名古屋勤務時代、長良川鵜飼は見ましたが、ここ京都では嵐山保津川も宇治も見たことがありません。
でも、鵜飼よりは鮎料理の方がご隠居大好きです!特にアユ雑炊なんか、若かったけど8杯も食ったどっ!

(宇治川中洲の塔の島に渡る橋と十三重の塔)          (係留中の鵜飼船)


さて、川の反対側に着いた所の橋下に源氏物語モニュメントがある。
そしてそこから宇治神社、世界遺産 宇治上神社へと足を延ばし、源氏物語ゆかりのさわらびの道を
辿っていく。

(源氏物語モニュメント)                      (早蕨の古蹟の碑)


世界遺産 宇治上神社は興味ない人にとっては、”なぁ~んだぁーこんなもんっ”て、つまんないやろねぇー! 
でも、凄いんですよ!この建てもん!
なんせ、この本殿、平安後期のもので神社本殿では日本最古の物ってさっ!
また、拝殿も鎌倉時代初期のもので最古の物だそうです。(解説版)
そういやぁー屋根の苔のつき具合が半端じゃーねーぞ!関係ねぇーか・・・

(宇治上神社鳥居から拝殿、本殿を望む)            (国宝 世界遺産 宇治上神社本殿)


世界遺産第2弾を堪能して、”さわらびの道”を通って源氏ミュージアムへと進む。
ここは前にも来ましたが、久しぶりに館で上映している宇治十帖20分物が丁度始まる時に入館した。
”浮舟”の物語・・・今で言うと三角関係かな? 昔も今と変わらぬ急流であったろう
宇治川に身を投げた”浮舟”・・・そして助かり身を隠す生活。

本当に紫式部の時代の感性から今もちっとも変わらない恋愛物語!凄いですねぇー
環境は凄い差があるけど、男と女の心情は平安時代も平成の時代も変わってないんやなぁー

で、ミュージアムでは瀬戸内寂聴さんのコーナーが開設されており、彼女が源氏物語を
現代語訳して、若い子達に世界に誇る文学”源氏物語”を是非読んで欲しいとの熱意が
伝わった

ご隠居、源氏物語はある女性のお嬢さんに誘発され、その女性と少しかじっただけですが
日本人として内容を理解しておきたいと思ってます。 

(平日でもあり散策する人も少ないさわらびの道)          (源氏ミュージアムへの入り口)


3度目になりますか?・・・端折りました! でも、初めての方はゆっくりしてね!
ですから中の様子は省きます・・・・

(光源氏六条院模型・・・春夏秋冬の屋敷とそれに住まわす女!男の夢!) (瀬戸内寂聴さんの現代語訳原稿=4000枚)


今日は源氏物語もかくやと言うぐらい大作になって、写真もいっぱい使って申し訳ありませんが、
やはり落ちこぼれも出ましたので、ここで使わせてぇー・・・

さわらびの道の途中にある、与謝野晶子の歌碑です。
歌は現代文と当時の文体での歌碑が併せて表示されていますので、気にしないで訪ねて下さい。

(与謝野晶子の歌碑・・・源氏物語に関する)            (帰りの京阪宇治駅で見た、故郷牛窓の文言・・・どうだ!)


ほんまに疲れた散策でしたが、帰り道で昼食をと茶ソバののぼりがあった店に入る。
えっ! 宇治橋の袂にある茶店の支店、親戚店、そうなんです!同じ看板を掲げた
お店に入ってまった!(名古屋弁)。

京阪宇治駅に帰ってホームの椅子に座ろうと目もうつろに広告版を見たら、
ぬぁんと!ご隠居とカミさんの故郷、”牛窓”の文字がぁ~・・!
”日本のエーゲ海 牛窓!”と、う~む! 辛いもんもあるなぁー・・・           

大文字送り火・・・初めて見ました!

2006年08月16日 23時20分26秒 | 京都散策
今日は16日、京都の町は「五山の送り火」で、迎えた祖霊をお送りする日。
京都に縁が出来、住みついて30有余年。
今晩初めて、本物の大文字送り火を夫婦で見に行ってきました。


昼間の行動については何時もと同じで、カワセミ君との遊びや画家への挑戦2で
東寺 南大門と五重塔を描きあげました。
その辺のネタは明日に譲って、感動の大文字と妙法の法の送り火を見に行った話しを・・・

モロモロの事を終えて、五山の送り火を見に行こうと7時前に出発。
何時もと同じく、急に思い立っての行動にも関わらず、カミさんも行きたいとの
申し出で、2人揃って初めての見学に出掛けた。

この辺りがご隠居1番好きです・・・思いつくままに時間を使う事が出来る。
事前の計画やと、追われるという感じがしてイヤっ!

東山連山の1つ如意ヶ嶽に展開する大文字、北に位置する妙法の法・・・この二つが見れるポイント
出町柳界隈に向かって、地下鉄東西線を三条京阪で降り、京阪電車に乗り換えて
出町柳駅下車。

着いたのが7時30分頃、改札から一杯の人で地上に出るとヒトヒトでビックリ!
まさかこんなにもと・・・
ベストポジションを目指して進むも、なかなか人込みですんなりとは行かない。

春の「花灯路」の時と同様、はぐれないように手をつないだり、ご隠居のカバンを
しっかり握るようにしてもらい、観覧ポイントでウロウロ時間待ちする。
段々人込みも増え、時間をチェック・・チェック・・・

8時キッカリに点火! 「おぉ~」とどよめきが聞こえる。
徐々にかと思っていたが、点火して数分で「大」の字がハッキリしてくる。
すべてが完成するまでに、想像してたほど時間は掛からなかった。

フラッシュがバシャ! バシャ! 考えてみたら意味ないやんけぇ~!と突っ込みたくなる。
ご隠居もパチリ! パチリ!ここぞとばかり写しまくり・・・
肉眼で見るよりファインダーばっかり!

(大文字点火)                           (大文字1)


(大文字2)                            (大文字3


混雑加減にうんざりして、早めに帰ろうと引き返すもなかなか進めない。
人いきれに酔いそう・・・駅が近づいた橋の上で、北を望むと「妙法の法」が
クッキリと北山方面に浮んでる。

カメラを構えるもなかなか止まれず、パチリ!・・・パチリ!

(妙法の法が手ブレで幻想的・・・)                (少しまし・・・)


しっかし、凄いもんですねぇー! 老若男女や外国人など・・・こんなにも盛り上がるなんて・・・
でも、今度はもっとゆったり見れるように場所を考えよっと! 反省しながら帰途に・・・

カミさんもかなり体力が落ちてるなぁー・・・ご隠居も! 結構疲れた見学ツアーでした。

お・や・す・み・・・

行って来ました・・・納涼古本祭り

2006年08月12日 18時38分59秒 | 京都散策
昨日から16日まで、下賀茂神社で「納涼古本祭り」が開催されてる、というので
暑い日差しをものともせず・・・いや、流れる汗を快感として行って来ました。
今回で19回目とか・・・京都のお店を中心に約40店舗ほどが出店していた。

(下賀茂神社の古本祭り案内板)                (糺の森=ただすのもり)と会場)


ご隠居、過去には5、6年前に1度来たことがあり、その後、不覚にも開催時期を
知らずに今回2度目。
初めての時は文庫本を6、7冊買って、心豊かに帰った記憶があります。

でも、その後にブックオフを知り、今日などは買いたい文庫本になかなか出会えない。
まぁーそれはそれとして、会場の下賀茂神社と併せて楽しんできました。

会場に立てかけてあるトイレの案内板も、遊び心で・・・「雪隠」「厠」「WC」
「トイレ」「便所」等とそれぞれ変えて作ってあった。
また、古本ばかりでもなく、お店によっては骨董品も出してあった。

(トイレ案内板の1つ・・・雪隠)                  (骨董品を並べているお店も・・・)


しかし、暑いさなかにもめげず大勢の老若男女が、汗ダクダクでウロウロしてた。
ご隠居もポタリポタリと落ちる汗をぬぐいもせず頑張って2冊ほど買ってきた。

お店の1番奥からすぐに神社の大鳥居に達するので、そのまま拝観すべく御手洗で
清めて鳥居をくぐった。

(御手洗・・・いろいろ由緒が書いてあったゾ!)         (境内にある御手洗池)


御手洗は御祭神の神話伝承にちなんだ舟形磐座石で、御神水をそそぐ樋は、糺の森の
主と呼ばれていた樹齢600年のケヤキだそうです。
また、覆屋(おおいや)は崇神天皇7年(BC90年頃)、糺の森神地に瑞籬(みずがき)の
造替を賜った記録を基に再現した透塀(すきべい)だそうです。
(由緒書きより)

御手洗池の由来を読んでて知ったこと・・・土用になると清水が湧き出るんだって

その水泡をかたどったのが「みたらし団子」の発祥だってさっ! 
まぁーそうしときましょう・・・夢があっていいですもんね!

さぁー帰ろうと鳥居を出てすぐ左に入る。
奈良の小川が流れ、糺の森の真骨頂・・・こんな都会の真ん中で3、4千年前の山背原野の植生が残ってる中を歩く。

(糺の森と小川・・・)                        (その2)


あっという間に汗も引き、心豊かになる。

帰り道、地下鉄を途中下車して地上に出たら、夕立がポツリポツリと始まり掛けており
なんの なんのと傘を取り出し川沿いに進む。

何時ものポイントに着く頃にはかなりの雨脚に・・・こりゃー無理かなぁーとあまり
期待しないでいたのに、”居た!” さぁー写そうと思ってた時に突風! あっ!
まるで飛ばされるように飛び立った 

あきらめての帰り道、ご隠居の折りたたみ傘がぁーぁぁ  ”イナバウアーの連続!”
ガクっ!

カワセミ撮ったどぉ~久しぶりやなぁー!

2006年08月05日 18時39分55秒 | 京都散策
朝、少し早めに家を出て、JR山科駅の北側山麓にある「毘沙門堂」に向かった。
早いって言っても8時半なんで、もう日差しはしっかり睨みをきかしていた。
何となく今日はカワセミと遭遇するかも・・・と、期待しながら川沿いに向かうと
居たっ! すぐに  から降りてカメラを構える。

取り敢えず逃げられないようにと、少々遠くから、まず1枚 カシャ! ふぅ~!
久しぶりやなぁーと、感激しながら少し大胆に近寄る。
うっ!おぉ~!もう一羽居るやんかぁー・・・何時もの親子や!

息を潜めてシャッターチャンスを計っていたその時、カモが近くにバシャッと来やがった。
驚いたカワセミの一方が飛び立つと、後を追うようにもう一方も逃げた!
くぅ~!カモの馬鹿やろうメ  飛び立った後を目で追いながら、小さいけど
一枚は写せたもんなぁーと諦めて、目的地に向かった。

毘沙門堂はセミ時雨です。
ご隠居、足の状態に合わせてヨチヨチ山門へ登って行く。
左右の仁王さんに睨まれながら、ごめんやっしゃーと山門をくぐって本堂と向き合う。

山門に腰掛けて涼を取りながら持参の水をゴクリ!汗を拭き、しばし休憩。
ちょろちょろ参拝者が居るだけの静かな空間、あっという間に汗も引いた!至福です。

(山科毘沙門跡寺院山門への登り・・・)              (本堂)


ここもイロイロ見所があるんですが、今日は境内を散策のみで帰りました。

さぁー・・・と、意気込んで川沿いを帰りながら目を凝らしてカワセミ君を探す。
居た! 今度は少し上流の石の上で親子カワセミです・・・UPで

こちらの姿がはっきり見えている筈やのに、ジッとしていてくれ10数枚を写せた。
しばし遊んでくれて、下流の堰に移動。
こちらも追っかけて移動、ここでも一杯撮影できた 

本当に久しぶりに堪能させてもらった日でした。

おすそ分けのカワセミショット!

(親子で遊ぶ・・・2羽わかるぅ?中央やや左の石の上にもいるよ)        (多分、子供のカワセミ)


(多分、親カワセミ・・・羽が美しくない)             (親子2ショット)