現在の場所に移住して約19年。移住する前に4カ月仮住まいした場所が同じ北杜市の明野町(当時は北巨摩郡明野村)。石和(甲府の少し東側)に用事があり、出かけたついでに立ち寄ってみた。
当時住んでいた家は無人のままひっそりと残っていた(懐かしいなあ)。近くに梅の木遺跡というのが発掘されたのが数年前。訪ねてみた。
展示施設は無人ながら、立派な土器が展示されていた。
当時の住居跡をこんなだったのであろうと、北米インディアン住居を参考に復元したものもあった。
現在住んでいる場所の近くにある「金生遺跡」住居は茅葺なので一寸雰囲気は異なるが、当時の記録は無いので本当の所は分からない。中に入ってみるとなかなか快適。
注:写真にはないが、中に入って住めるような状態の復元住居もある。
当時の人が眺めた西の山々はこちら。
南アルプスの山と斑山(右側に見える小高い山)。現在住んでいる所からは東側になる。
明野町は茅が岳の南斜面にあり、日照時間が日本一長い場所。茅が岳は標高があまりないため、八ヶ岳の様に雲が発生しないので降雨量が少ない。そのため場所的には良いのだが水が少なく、耕作に苦労したと聞いていた。
今回梅の木遺跡に行って感じたのは近くに小さな沢があり、なるほどこれなら住居には適した場所だと感じた。