高根通信

八工3年G組同窓情報

村上の六斎市

2010-05-22 07:56:06 | Weblog
 スーパーマーケットで買い物して食材を買い込み、村上2晩目は廃校となった元中学校の宿「八幡」。自炊なので値段も格安。天然の温泉があってとても良いところ。厨房を使って食事をしているのは我々のグループのみ。広い宴会場は貸し切り状態。持ち込んだお酒を全て飲み干し、寝たのは良く覚えていない。
 食事の後村上の市街地に移動。本日は朝市の開かれる日なのでそこで解散。私は棒鱈という鱈の干したものをお土産にして村上を後にした。
 この後北陸道の糸魚川P.Aまで行きそこでまた車内宿泊。翌深夜2:00に糸魚川I.Cを降り、姫川沿いに南下。道路は松本方面から糸魚川に向かう大型トラックが何台もすれ違う。私の様に松本方面に向かう車は殆どいない。
 豊科I.Cで長野自動車道に乗り、梓川S.Aでしばし仮眠して家に帰る。
車中泊2日を含む4泊5日の旅行は無事に終わった。途中早朝一般道で大型トラックに後ろから煽られた。避ける場所もない一本道。相手も生活が掛かって急ぐ気持ちは分かるが、こちらも「精一杯走ってるんだあ」と思うと少し腹立たしい。
 次回は早めにやり過ごす方法を考えよう。

羽越科布と山熊田

2010-05-22 07:35:43 | Weblog
 日本国登山の後峠越えして山北町山熊田という22世帯の住む地区に行く。ここは平成3年まで冬は雪のため集落と外界とが孤立するという場所だったとの事。「生業の里」という家で地元の料理を食べながら説明を受ける。
 食事の後、ここと山形県の関川村とで現在も作られている「科布」というシナノ木の皮を剥いで多くの行程を経て糸を作り、その糸使って織る工芸品を見学させて貰う。
 写真は織りの行程だが実際は糸にするまでが実に大変。昔はこうした材料を使うしか無かったのだろう。山間の僅かな場所を耕し米を作っていたが、住民の食べる半分しか米が収穫できなかったそうだ。残りは下流の海で作る塩の燃料として山の木を切り出して川に流し、その代わりに米や塩などの生活物資を得るという事で生活していたとのこと。地名の由来の熊も重要な交易品で、熊の全てを利用して生計を立てていたとのこと。平成3年と言えば20年前。世の中バブル景気の真っ盛りの時代に想像を絶する生活をしていた人達がいたのだと思うと複雑な気持ちになる。
 

日本国という山

2010-05-22 06:48:52 | Weblog
 日本国という変わった名前の山がある。村上在住の友人が案内してくれて登る事になった。海釣り、渓流釣り、山菜採りの大好きなその人は鋲付のゴム長を履いてガシガシと登って行く。 標高300m台の山だが海の近くの山なので登り初めは急な登りが続く、ダイエットで体力が落ちた私は落ちていた木の枝を杖代わりにして付いて行くのがやっと。
 有名な山らしく(個人的には全く知らなかった)、結構な登山者が来ている。やがて尾根に出て登りも緩やかになり、新潟県から山形県となりやがて山頂。所要時間は約1時間。
 山頂の展望台からは以前行ったことのある粟島が見え、北側に見える雪山は月山か鳥海山
と思われるが案内板もなし、友人もどちらか判断がつかなかった。
 新緑が美しくこの時期の登山は気持ちがいい。

三面川と日本海

2010-05-22 01:43:20 | Weblog
 天気はイマイチ。臥牛山から眺める三面川と日本海。江戸時代に鮭の養殖を考えた侍が村上藩にいて現在の基礎を築いたという歴史のある街。清流の三面川が海に流れ込む風景を私が最初に見たときは感激した。しかも11月には橋の上から眺めていると産卵で遡上する鮭を眺めることが出来る。しかもそれが市街地の近く。
 海の無い山梨暮らしの私にとっては羨ましい話だ。遡上する鮭の殆どが簗場から先には上がることが出来ないが増水時には簗場を越えてゆく鮭もあるらしい。以前上流のダム下で2mの鮭が獲れたことがあったそうだ。2mの鮭は想像出来ない。
 そんなことを思いつつ景色を眺め、8:00到着の電車組を駅に迎えに行く。

村上城址

2010-05-22 01:12:57 | Weblog
 新潟県の一番北にある村上市に出かけた。午後2:00に山梨を出発し、高速道路を松本-長野-米山-長岡-新潟という順番で乗り継ぎ、新潟の少し北にある豊栄(とよさか)P.Aまで約6時間。
 軽トラ一人旅なのでのんびり(と言うか早く走れない)。駐車場の隅に車を停め、荷台の中にカセットコンロの2バーナーをセットして冷凍餃子でスープ水餃子を作り、焼酎を飲みながら夕食。
 以前は車の外でコンロを使っていたので人目が気になったが、最近になって車の中でコンロが使えることが分かり周囲に気兼ねなく何時でも何処でもコンロが使えて便利。
 何をやっているのか気になるらしく、犬を連れたどこかのお父さんが車の周りをやたらウロウロと歩き回る。内心「うるせえなあ」とは思うが少し後ろめたいので無視。CDの音楽をイヤホーンで聴きながら焼酎がやたら進む。5合瓶(900ml)のボトルが半分ほど無くなり寝袋に入ると後は覚えていない。
 翌朝明るくなってから起き出し、餃子の残りなど食べて目的の村上市に向かう。高速道路は昨年の11月と比べると更に開通区間が伸びて「胎内I.C」が「岩船I.C」になっていた。
 午前6:30村上到着。山梨から約390km。ガソリンも少なくなったので給油。友人を訪ねるには余りにも早すぎるので村上城址のある臥牛山に早朝ハイキング。