韓国と中国に対する日本政府の対応は、今の世界情勢から考えて、実に不可解なものである。
慰安婦問題が虚偽であったことが公になったにも係らず、10億円の賠償金を韓国に払おうとする日本政府..。これまで散々痛い思いをさせられて来たにも係らず、やはりあれは事実でしたと世に公表するような行為を、国民の税金を使って何故しようとするのか?中国の脅威に対し、韓国を中国から離しておこうという意図があったにせよ、この行為を苦々しく思っている日本人は少なくないだろう。
当の韓国については、西原理恵子氏が週刊新潮の漫画で、『韓国はブスのリスカで、日本はそれをいちいち相手にしている情けない男』と、実に的確な見解を語っておられたので、アタシはとしてはもはやそれ以上考えるつもりも、言うつもりもない。
中国に関しては、何を考えているのか?などという段階ではなく、問われるべきは日本政府の対応である。裏で中国マネーに操られているのか?戦争をはじめる計画を悟られないようにしているのか?それとも単なるバカなのか?
いずれにせよ、日本政府の外交能力ははっきり言って韓国以下。ロビー活動どころの話しではなく、世界に対する意志表示さえまともに出来ていない。それに加え、多くの日本人に共通する悪いクセについて、ここで一言触れておきたい。
その悪いクセとは、「あの人(国)は、いったい何を考えているのか?彼らの意図はどこにあるの?」と、何をされてもずっとそれを言い続けるだけで、何の行動にも移さない点である。
古い話しで若い方々はご存じないかも知れないが、今から33年前、 大韓航空機がソ連(ロシア)の戦闘機に撃墜され、乗員・乗客269人が全員死亡したという事件があった。
こともあろうに、客を乗せた旅客機が何故、ソ連の領空を飛んだのか?当時メディアの仕事をしていたアタシは、日本航空で働いていた友人に、この事件について色々としつこく聴き回ったことを今でもよく覚えている。
この事件の真相は今でも不明である。しかし、それがどんな理由であろうと、どういう目的があろうと、たとえそれがミスであっても、この結果が変わることはないし、何を主張した所で、韓国はソ連にも国連にも、何一つ抗議することは出来ない。“領空侵犯をした” それがこの事件の全てだからである。
領空侵犯をすれば、撃ち落とされる。無断で国境を越えれば、銃で撃たれる。戦場でTシャツ一枚でウロウロしていれば殺される。それぐらいの世界常識を、日本政府が分っていないはずはないのだが・・。
繰り返すが、明白な軍事行動をしかけている中国に対し、日本はあれこれと詮索している段階ではない。日本はただ、相手の実質的な行為に対して、国際法にのっとった的確な対応をして行くしかないのである。
「牧師のくせに過激なことを言うな!日本は戦争を放棄したのだ!」と言う人がいるかも知れない。しかし、周辺の3ヶ国から、核ミサイルの標的にされているような国は、おそらく世界でも日本だけだろう。
日本は戦争を放棄した・・それは結構なことだ。しかし、残念ながら、世界は日本に対する戦争を放棄していない。そういった現実をよく理解しつつ、真に戦争を抑止するためにはどうしたら良いかということを実行して行かなければ、日本は必ずチベットやウイグルの二の舞になる。
領土を侵略されたまま、国民が拉致されたまま、領海にミサイルを撃たれたまま、軍艦や強奪船に自由に出入りされたまま、それで苦しんでいる多くの国民を無視して、いったいそれのどこが平和国家なのか??
神の愛がイエス・キリストの十字架によって具体的に表されたように、愛とは実際の行動である。
「オレはこんなに家族のことを愛してるんだ〜!!」と、いくら叫んでも、家にはお金を入れない、妻や子供とも会話がないとするならば、その夫が言ってることは嘘である。
「自分を愛するように隣人を愛しなさい・・あ、その話しは何度も聞きました。それぐらい知っていますよ〜」。と言っても、その人がこの言葉を日常生活に何かしらの形で行動に移していなければ、その人はこの言葉を知らないのと同じなのだ。
もういい加減、頭の信仰は卒業しよう。机の上だけの学びから脱却しよう。聖書の御言葉は、日常生活に応用出来てナンボの世界!
国際関係においても、家族関係においても、伝道においても、 あなたが何を考え、何を意図としていようとも、あなたの行動が、今のあなたの全てなのである。
御言葉を行なう人になりなさい。自分を欺いて、聞くだけで終わる者になってはいけません(ヤコブ1:22)
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