こうした問題にあまり首を突っ込みたくないと言いながら、こうやって性懲りもなく突っ込んでいるのは、
こうした問題に対して、よく吟味もしないで、無責任なことを言っているクリスチャンが大勢いるからだ。
たとえば、教会の敷地に慰安婦像を建てているオーストラリアの牧師さん。
そりゃ、日韓合意が成され、日本が韓国に10億円払えば「日本が認めて謝罪した」と思われて当然なのだが..。
「竹島の主権をしっかり発信するように云々・・」これは昨日行なわれた式典での担当政務官のスピーチ。
今まで、328隻の漁船が拿捕され、3929人の船員が抑留され、44人が亡くなっていると言うのに、
式典には5年連続で担当トップは出席せず、「主権を発信し続ける..」??
主権は「発信」するものではなく、「行使」するものである。
こんな曖昧な対応では、「竹島は本当に日本領土?」と突っ込まれても仕方がない。つまり、原因は当の日本人がつくっているのだ。
そう言えば昨日も、何とも困った相談をされた。
その人は、慰安婦問題に対して、韓国人の友達にわざわざ電話して謝ったと言うのである。
確かにアタシは常々、「謝ったもん勝ち!」を提唱している。
但し、それは人間関係、特に夫婦間に関してのことであり、それを国際問題に持って来られては困る。
国家間の戦争や、領土問題において「謝罪」が適応されることはないからだ。
「慰安婦」は実在した。それは事実。問題は、「従軍慰安婦」が存在していたのか?という事である。
解釈や考え方、捉え方は人それぞれ。だが、事実は一つしかない。
そこの所をしっかりと認証した上で言動してもらわないと、問題は収まるどころか、逆に拡散してしまうのである