日々の覚書

MFCオーナーのブログ

B級バンザイ!?

2008年01月12日 23時37分04秒 | 時事・社会ネタ

人によって考え方は様々だろうが、僕は新聞だと朝刊より夕刊の方が好きである。朝刊は分厚いし重いしかさばるし、広告が多くて意外と読むこと少ないし、出勤前の忙しい時間帯に読んでられないし、ニュース記事の大半は、前夜のテレビのニュースで知ってるネタだし、休日以外は朝刊を読む事はない。が、夕刊は、ほぼ毎日読む。朝刊に比べると、(新聞にもよるが)夕刊は朝刊の半分以下の厚さだし、チラシが入ってる事も少ないから、ポストから抜き取ったら、ボロボロと間からチラシがこぼれる、なんて事もない。夜帰ってきて、ちょこっと読むには丁度いい。昼間はテレビ見たりしないので、ニュース記事も新鮮に感じる。結構、娯楽・教養関係の記事が多いのもいい。また、気のせいか、夕刊の記事って、なんとなくB級な感じがして、そこがまたいいのだ(笑) 新聞取る時、朝刊と夕刊と、どちらか選択出来るなら、絶対に夕刊のみの契約にする。もちろん、その場合、夕刊料金の方が安いんだよね?(笑)

そんな夕刊で見つけた、今日のB級記事はというと...

なまはげ暴走
有名な秋田のなまはげが、旅館で女湯に乱入し、女性の体を触ったりしたらしい。被害に遭った人には大変申し訳ないが、読んで笑ってしまった。いや、いきなり、なまはげに入ってこられたら、たまげるだろうな。かなり怖いかもしれない。ただ、その光景を想像すると、なんだか笑えてしまうのだ。いや、ほんと申し訳ない。なまはげの威を借りて女性に触るとは、とんでもないヤツである。出来心にもほどがある。とはいえ、でも笑える。これこそB級ニュースの神髄と呼ぶべき?

本当に申し訳ありません。けど、笑いをこらえる事が出来ませんでした。これで、当ブログの女性読者の6割を失ったな。炎上するかも。

もひとつ、夕刊で見かけた記事

あゆ、突発性難聴は職業病
皆さんご存知、J-POPの女王・浜崎あゆみが、突然左耳が聞こえなくなったと告白したが、これは歌手の職業病だ、という記事である。自然治癒する場合もあるが、有効な治療法は見つかっていないらしい。確かに、普段から大音量の中で仕事している歌手(またはミュージシャン)にとっては、深刻な話だろう。ただ、この記事の中に、大変気になる記述がある。それは、

「左耳が悪くなるのは、最も音が大きいベースやドラムが左後ろにいるため。知り合いのミュージシャンでも左耳に問題がある人が大半」

自身も突発性難聴だという、有名歌手のバックコーラスをしているという女性の発言だ。理解出来なくもないが、気になる点がある。

その1
ベースやドラムが最も音が大きい、というのはおかしくないか。生音なら確かにドラムの音はデカいけど、アンプを通して出る音は、ギターだってピアノだってデカいと思うけど。あと、マイクで拾った管楽器の音とか。

その2
ステージ上では、常に歌手の左後ろにドラムとベースがいる、というのも解せない。ステージの配置なんて様々であって、立ち位置によっては、右後ろになる事もあるだろう。ドラムセットの後ろに、バックコーラス用のひな壇が設置されてるケースもある。

なんで、こういう事を気にしてるかというと、この記事を読むと知らない人は、難聴はドラムやベースのせいだ、と信じ込んでしまうのではないか、と心配だからである。前述したように、ドラムは生音だから、場合によってはアンプを通したギターやベースに負けるのだ。僕なんて、かなり昔だけど、スタジオで練習してる時、ギターアンプがまっすぐにドラムの方を向いてて、しかもそいつ大きい音を出すものだから、真っ正面からギターの音を浴びて、気持ち悪くなってしまったことすらある。音がデカいのは、決してドラムだけではない。

この発言の主の女性、まさかドラマーやベーシストに恨みがあるのではなかろうね。結婚を約束してたドラマーに棄てられた、とか。それは勘繰りすぎとしても、誤解を生む発言は控えて貰いたい、とドラマーとしては思うのである(笑)

という訳で、ニュースはB級が面白い訳だが(爆)、僕はB級って結構好きだ。決して、A級に対してB級、と一段劣るものとして見ているのではない。ロックだって、なぜかB級のバンドたちが好きである。僕がB級バンドとして思い浮かべるのは、グランド・ファンク、バッド・カンパニー、キッス、スイート、AC/DC、ジェイムス・ギャング、といった所で、異論はあろうが、ローリング・ストーンズだって偉大なる超大物B級バンドと言えなくもない。音楽性はいたってシンプル、歌詞も分かりやすく、アルバムジャケットもダサかったりする。間違っても、コンセプト・アルバムだの、ルーツ探訪だの、とほざいたりする事はない。ノンポリを以って良しとする。決してテクニック重視ではなく、素人でもすぐコピー出来たりするのだが、そのリフは凡人に生み出せるものではない。そんな愛すべきB級バンドたち。僕は、B級バンドが大好きである。文句あるか。

てな訳で、もう明日(13日)に迫ってきたけど、そういったB級バンドたちの曲を、楽しくセッションしようという企画が、お馴染み京都北山のBBAで行われるのである。題して、“汗臭い男のロック攻撃!”、なんのこっちゃという感じだが(爆) おヒマな方で尚かつご近所の方がいらしたら、是非覗いてみて欲しいと思う。シンプルでカッコいいロック満載である。あー、楽しみだ(笑)

コメント (13)
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