日々の覚書

MFCオーナーのブログ

かば

2008年01月03日 00時26分30秒 | 音楽ネタ

正月早々、朗報と言っていいのかどうか。

迷惑メール、法改正で規制強化へ

この程度で本当に迷惑メールが減るのか?ってのが正直な所だ。多分、減らないだろう。

さて、話変わってカバーである。この場合のカバーとは、ある人が発表した楽曲を、他の人が取り上げて歌ったり演奏したりすることである。同じ行為でも、プロだとカバーと呼び、アマチュアだとコピーと言う、という説もある(笑)

カバーも好き好きだろう。なんだかんだ言ったって、オリジナルが一番良いに決まっている、という意見の人も多いと思う。僕自身は、カバーって取り上げた人の嗜好・実力・センスなどがよく分かるので、結構聴くのは好きだ。もちろん、出来の良い物も悪い物もあるのだが。

僕が考える優れたカバーというのは、原曲の良さを再認識出来て、尚且つカバーした人の特性がよく出ているもの、に尽きる。そういう点では、カーペンターズなんて見事だったよね。ほとんどオリジナルみたいに聞こえるし。

よく「愛情が感じられない」という意見を聞く。だから、良くないカバーだという訳だ。しかし、愛情とはどこで計るのだ。原曲と、あまりにもイメージが違ってしまうのはダメなのか。

かつて、ビーチ・ボーイズ好きで知られる某有名音楽評論家のKH氏は、テレビの「タモリ倶楽部」の、“意外な日本人歌手による洋楽カバーを鑑賞する”企画に出演し、某アイドル歌手によるビートルズ・カバーを「愛情がない」の一言で切り捨てた。他の曲についても、まともに聴こうともせず、「愛情がない」の一点張り。要するに、彼の場合は洋楽を日本語(替え歌と言っていいかも^^;)で歌う、という事自体が我慢ならないのだろう。あと、「アイドルごときがビートルズをカバーするなんて許せん」という偏見。確かに、思わず笑ってしまうものもあったけど、どれもオリジナルに聞こえてしまうくらい、個性的なカバーぶりであった。ここまで突き抜けていると、却って爽快だ。

ま、前述のKH氏のように、独断と偏見に凝り固まっていなくても、オリジネイター至上主義という人は多い。世間で最もファンが多いと思われるビートルズの場合は、カバー数があまりにも多いせいか、ファンは別に気にしてない感じがするが、クイーンあたりだとカバーに拒否反応を示す人は結構いる。スペイン語圏のミュージシャンが集まって作られたクイーンのカバーアルバム(もちろん大半がスペイン語で歌われている)を、悪ふざけだと言った人もいた。僕は、実はこのアルバム非常に気に入っていたのだが(笑)

何故、こんな話をしているかというと、優れたカバーはオリジナルを、もしかしたら超えてしまう場合もあるんですよ、てな意味も込めて、お気に入りのカバーを集めてCDを作ってみたのである(笑)。ま、以前にも書いたけど、自分で編集したCDって、実に素晴らしく思えるものなのだが(爆)、今回も非常に素晴らしい内容となった(爆爆)。演者の有名無名問わず、名カバーが18曲。元のオリジナルについては、出来るだけ有名曲にしたので、名カバーぶりがよく分かると思う。そのCDを、MFCトップページのキリ番をGETした方に、記念品として差し上げよう、という訳だ。迷惑かもしれないが(爆)

という次第ですので、是非皆さん、キリ番狙って下さい。トップページはこちらです。見事にキリ番GETした方は、ゲストブックに書き込みして頂くか、MFCオーナーまでメール下さい。前後賞の人も申し出て下さいね。

しかし、我がFOREFINGERも、フォリナーの曲を多くレパートリーにしてる訳なんだけど、やっぱり愛情が感じられない、なんて思う人もいるのだろうか。う~む、難しい所だ。なんたって我々、実力やセンスはともかく、フォリナー愛だけは人一倍と思ってるからね(爆)

あ、ついでに言うと、僕はFOREFINGERは、フォリナーのカバーバンドでもトリビュートバンドでもなく、単にコピバンだと思っている。以前は、コピバンと呼ぶことにも抵抗あったけど、最近はなくなった(笑)

所で、プロによるカバーなんだけど、著作権使用料さえ払えば、問題なくカバーを発表できる、と思ってたけど、実は使用許可が下りないと発表できないらしい。使用料払うから、と言っても却下されるケースもある、という事だ。という事は、世間に出回っているカバーたちは、どんなひどい物であれ、オリジネイターの許可が下りているという事だ。「愛情がない」とか何とか言っても、作った人が認めてるんだから、いいんじゃないの(笑)

コメント (17)
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