還暦祝い

土曜日は、夫の誕生日でした。

６０歳　還暦です。

私も人生の折り返し点はとっくに過ぎてるけど、なんだか６０歳っていうと、え～って気がします。

６０を過ぎてる先輩方から「え～っ、って何よ。何がえ～なのよ」って言われそうですが。

３０代から４０代、４０代から５０代になる時も、あ～あ、とうとうこんな年になったかって思いましたが、５０代から６０になる時が一番抵抗感が強い気がします。

還暦って言葉がまた、「あなた、もう年寄りよ」的な感じだし。

現代の人は昔よりずっと若いんだから、還暦を１０年先に延ばしてくれないかねぇ。

まあ、私は還暦までもうちょっとあるので、まだ還暦線（私が勝手に命名）より手前の若い方側ですけど。

 

さて、誕生日が丁度土曜日だったので、いつも通りセカンドハウスに行って、夜、館山でお祝いの食事をしました。

館山や鴨川はリゾート地なので、ホテルがたくさんあります。

その中で、こじんまりとしてるけど、食事が美味しいと評判の『森羅』というホテルのディナーを予約しました。

レストランは、宿泊とは別の入口で、ちょっと隠れ家的。

通されたのはカウンター席でした。

レストランというより、バーの雰囲気で、最初は「え？カウンター？」と思いましたが、目の前の海が一望できて、夫はこの方が良いって言ってくれたので一安心。

夕日がとってもきれい。

…ん？それって、よく考えたら私の顔見るよりイイって事？　そりゃそうか。

他に、若いカップルが２組。それだけで、満席です。

 

先ずは、前菜です。

ひとつひとつのお料理の名前は、覚えてません。

前菜の次に出てきたのも、前菜のように、一口サイズ。

和食とも洋食とも言えない、ちょうど中間の創作料理で、フォークとナイフじゃなくてお箸でいただくので、気楽な感じです。

アワビと伊勢エビのコースがあって、アワビで予約してあったのに、間違えて伊勢エビが出ました。

まあ、どっちも好きだからいいんだけど。

途中、夫が中座した時、お店の人にこっそり「アワビのコースでお願いしたんですけど」って言ったら、スミマセンと言って、帰りにバーニャカウダソースをひと瓶くれました。　

ラッキー！許す。

牛肉のステーキも一口サイズ。四角いアツアツの陶板の器です。

これも変わった器でしょ。周りに穴があいてるホーローのお皿。

上から見たらこんな感じ。

スパゲティを箸で食べるのは初めてだったけど、これはフォークの方が食べやすいですねぇ。

ちょっとずつだったけど、お腹はパンパンでもう食べられない～。

最後の別腹デザートです。

夫用は、プレートにメッセージ入り。

ゆっくりと２時間位の食事だったので、目の前の海もすっかり暮れてしまいました。

シュシュはその間ずっと車でお留守番。ごめんねぇ。でもとってもおりこうさんで待ってました。

 

Ｋ君おめでとう。これからも元気で長生きしてね。